「パリ五輪 U-23日本代表候補」
2024年4月〜5月におこなわれた”U-23アジア杯2024”。
パリ五輪の予選も兼ねる大会で、日本代表は見事に優勝。
アジア王者として、パリ五輪に出場することが決定しました。
大きな成果を残しましたが、本当の戦いはここから。
本大会でのメダル獲得。
そしてその前に、”パリ五輪のメンバー入り”への最後の争いが始まります。
先のU-23アジア杯のメンバーは23名。
本大会のメンバーは18名。
「23名→18名」へと登録メンバーは減るため、必然的に5名の選手はメンバー外になります。
さらに、U-23アジア杯には出ていない猛者たちも大勢います。
- 招集できなかった海外組
- OA(オーバーエイジ)
「誰がメンバー入りするのか」という話題は、しきりに取り上げられるはずです。
今回は、パリ五輪 U-23日本代表候補をご紹介します。
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初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
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U-23アジア杯メンバー
Embed from Getty ImagesU-23アジア杯2024では、日本代表は3大会ぶりの優勝。
8大会連続の五輪。
そして、アジア王者としての本大会出場を勝ち取りました。
この大会で優勝を掴み取った23名は、もちろん本大会のメンバー候補です。
・GK:小久保玲央ブライアン
・GK:野澤大志ブランドン
・GK:山田大樹
・DF:半田陸
・DF:西尾隆矢
・DF:関根大輝
・DF:木村誠二
・DF:鈴木海音
・DF:内野貴史
・DF:高井幸大
・MF:川﨑颯太
・MF:山本理仁
・MF:藤田譲瑠チマ
・MF:佐藤恵允
・MF:山田楓喜
・MF:田中聡
・MF:松木玖生
・MF:平河悠
・FW:細谷真大
・FW:藤尾翔太
・FW:荒木遼太郎
・FW:内野航太郎
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また、今大会の大半の試合でスタメン出場した選手たちは、メンバー入りが濃厚と言われています。
藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)
Embed from Getty Images・U-23日本代表キャプテン
・ナイジェリアとのハーフ
・高1の時は、東京Vユースのビデオ係
繋ぎも潰しも優秀で、中盤を支配できる選手。
今回のU-23アジア杯では大会MVPに輝きました。
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松木玖生(FC東京)
Embed from Getty Images・青森山田高校で1年生からスタメン
・FC東京で1年目からスタメン
・現FC東京キャプテン(3人体制)
強靭なフィジカルとメンタリティが持ち味のMF。
まだ21歳の選手ですが、U-23日本代表において欠かせぬ戦力になっています。
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小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)
Embed from Getty Images・ナイジェリアとのハーフ
・柏ユース出身
・パリ五輪世代のムードメーカー
ベンフィカB(ポルトガル)でプレーする191cmの大型GK。
決勝戦でのPKストップなど、今大会はMVP級の活躍。
この大会で大きく評価を高めた選手の1人です。
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細谷真大(柏レイソル)
Embed from Getty Images・パリ五輪世代のエース
・A代表の一員
・2023年Jリーグ14ゴール
爆発的なスピードと力強さを武器とする点取り屋。
2024年はスランプに陥っていましたが、準々決勝・準決勝では貴重な決勝点をゲット。
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関根大輝(柏レイソル)
Embed from Getty Images・大学4年生
・予定を1年早めてプロ入り
・大会直前に金髪に
彗星の如く現れた187cmの大型サイドバック。
2024年にプロ入りし、柏・U-23日本代表でスタメンに定着。
今大会をキッカケに、最も知名度を高めた選手です。
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逆転を狙うJリーガー
U-23アジア杯2024でのメンバー入りは逃したものの、”逆転でのメンバー入り”を狙う選手も大勢います。
パリ五輪までの数ヶ月間のアピール次第では、サプライズ選出もあり得るかもしれません
逆転でのメンバー入りを狙うJリーガー
・DF:馬場晴也(コンサドーレ札幌)
・DF:田中隼人(V・ファーレン長崎)
・DF:土肥幹太(FC東京)
・DF:バングーナガンデ佳史扶(FC東京)
・DF:濃野公人(鹿島アントラーズ)
・DF:市原吏音(大宮アルディージャ)
・MF:松岡大起(アビスパ福岡)
・MF:宇野禅斗(町田ゼルビア)
・MF:俵積田晃太(FC東京)
・MF:本田風智(サガン鳥栖)
・FW:染野唯月(東京ヴェルディ)
・FW:植中朝日(横浜F.マリノス)
・FW:小見洋太(アルビレックス新潟)
・FW:坂本一彩(ガンバ大阪) など
※市原選手はロス五輪世代。
海外組
A代表との大きな違いは、代表活動に優先権がないこと。
それゆえ、クラブでの活動が優先され、U-23アジア杯への出場できなかった海外組の選手たちもいます。
もちろん、それは五輪本大会でも同様。
ただ、本大会であればクラブからの許可が降りる可能性も十分にあります。
しかも、開催地はフランス・パリ。
ヨーロッパでプレーしている選手にとっては、距離的な意味でも、気候的な意味でもプレーしやすい環境かもしれません。
・GK:鈴木彩艶(シント=トロイデン[ベルギー])
・DF:チェイス アンリ(シュツットガルトⅡ[ドイツ4部])
・MF:久保建英(レアル ソシエダ[スペイン])
・MF:三戸舜介(スパルタ [オランダ])
・MF:佐野航大(NEC[オランダ])
・MF:中井卓大(マハダオンダ[スペイン3部])
・MF:福井太智(ポルティモネンセ[ポルトガル])
・FW:鈴木唯人(ブレンビー[デンマーク])
・FW:斉藤光毅(スパルタ [オランダ])
・FW:小田裕太郎(ハーツ[スコットランド])
・FW:福田師王(ボルシアMG[ドイツ])
・FW:熊田直紀(ヘンクⅡ[ベルギー2部]) など
久保建英(レアル ソシエダ)
Embed from Getty Images・2022年カタールW杯出場
・東京五輪出場(飛び級)
・スペインリーグの有名選手
スペインで活躍する、パリ五輪世代では別格級の選手。
市場価値の高さは日本人No.1で、ビッグクラブへの移籍の噂も絶えない選手。
大物すぎて、パリ五輪への出場は微妙なところ・・・。
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鈴木彩艶(シント=トロイデン)
Embed from Getty Images・A代表の守護神
・東京五輪メンバー入り(飛び級)
・ガーナとのハーフ
現在はベルギーで評価を高める、浦和出身のGK。
マンチェスターUから本気のオファーを受けたことがあり、ポテンシャルの高さは歴代No.1。
小久保玲央ブライアンとのレギュラー争いは、”川口・楢崎時代”を思い出します。
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鈴木唯人(ブレンビー)
Embed from Getty Images・20歳でA代表初招集
・高卒1年目で清水のレギュラー格
・デンマークで大爆発中
清水からヨーロッパに渡った万能型アタッカー。
フランス挑戦は不本意な結果に終わったものの、現在デンマークで絶好調。
シーズン二桁ゴールも目前です。
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斉藤光毅(スパルタ ロッテルダム)
Embed from Getty Images・16歳でプロデビュー
・KINGカズと35歳差2TOP(2018年)
・オランダで大活躍中
高校生で横浜FCのトップチーム入りし、10代で海外に渡ったアタッカー。
”個の力”で打開できる選手で、今季終了後のステップアップ移籍は濃厚とされています。
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佐野航大(NECナイメヘン)
Embed from Getty Images・佐野海舟(日本代表)の弟
・複数ポジションをこなせる
・
2023年夏にJ2・岡山からオランダへ移籍。
強豪・PSV戦では決勝ゴールを決めるなど、十分すぎるインパクトを残しています。
ユーティリティ性の高さが魅力で、少数精鋭の五輪ではとてもに輝ける選手です。
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OA(オーバーエイジ)
OA(オーバーエイジ)とは?
23歳以上の選手を3人までメンバー入りできる制度。
厳しい戦いを同世代の仲間と勝ち抜き、掴み取ったパリ五輪。
メンバーの間では、「この仲間と一緒に戦いたい」という想いが大きいはずです。
それでも、OAは使うでしょう。
それは、”OAの選手が入れば、チームは格段に強くなるから”。
今大会は、「DF・FWにOAの選手を入れるのでは?」という予想がされています。
以下に、OA予想がされる選手たちを記載します。
全員が、世界最高峰の舞台・W杯への出場歴あり。
その実力・経験は本物です。
・DF:冨安健洋(アーセナル[イングランド])
・DF:板倉滉(ボルシアMG[ドイツ])
・DF:町田浩樹(サン=ジロワーズ[ベルギー])
・DF:谷口彰悟(アル ラーヤン[カタール])
・MF:遠藤航(リヴァプール[イングランド])
・FW:上田綺世(フェイエノールト[オランダ])
・FW:大迫勇也(ヴィッセル神戸) など
”歴代の五輪・OAメンバーについて”、まとめた記事も書いています。
![](https://ono9n.com/wp-content/uploads/2024/04/cfc73d0da1218f562de4019022893a78-300x198.jpg)
パリ五輪での対戦相手
U-23アジア杯で優勝し、アジア王者としてパリ五輪に出場する日本代表。
五輪本大会では、”グループD”に入ることが決定。
以下の3カ国と対戦します。
・パラグアイ(南米)
・マリ(アフリカ)
・イスラエル(ヨーロッパ)
まとめ
激戦を勝ち抜いたU-23日本代表。
特に決勝戦は、後半終盤での決勝ゴールに加え、ロスタイムのPKストップ。
まさに、「劇的勝利」という言葉が相応しい一戦でした。
パリ五輪を掴み取ったのは紛れも無い事実ですが、それは”チームとしての話”。
個人で考えると、パリ五輪行きが確定している選手は0人です。
本大会のメンバーは、たったの18名。
パリ五輪出場をかけて、最後のメンバー争いが始まります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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サッカーをきっかけに、楽しい毎日を!!
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