【10分でわかる】フィールドの魔術師!伊藤涼太郎のプレースタイルと経歴

サッカー日本代表の試合の写真

「遠回りした天才」

2023年からJ1に復帰したアルビレックス新潟

6年ぶりのJ1とは思えない組織的なサッカーを披露し、開幕当初は上位に食い込む快進撃をみせました。

出る選手がみな躍動し、「こんな選手がJ2いたのか!」という感想を抱かせる選手が大勢。

その筆頭が、伊藤涼太郎選手です。

J1で通用するどころか、J1の前半戦MVP候補の活躍。

いまや”日本代表入り”への期待も高まっています。

「なんでこんなスゴい選手がJ2にいたの?」

いいえ、伊藤涼太郎選手は、高校生時代から”超注目株”

むしろ、長年に亘って思うような結果が出ず、遠回りして「いるべき場所」に戻ってきた選手です。

今回は、伊藤涼太郎のプレースタイルと経歴をご紹介します。

目次

伊藤涼太郎について

  • 名前:伊藤涼太郎(いとう りょうたろう)
  • 生年月日:1998年2月6日
  • 出身地:大阪府大阪市
  • 所属クラブ:アルビレックス新潟
  • 背番号:13番
  • ポジション:MF
  • 身長:175cm
  • 体重:67kg

2023年J1リーグ月間MVP

2022年J2リーグベストイレブンに輝いた伊藤選手。

J2で見せた勢いそのままにJ1でも躍動し、2・3月度J1リーグ月間MVPを受賞。

「第二次森保JAPANの初陣に招集されるのでは?」とも思えるパフォーマンスを見せました。

チームからは、2023年から”10番を着てほしい”という打診を受けました。

世代別日本代表

※画像1枚目、右上の9番の選手が伊藤選手です。

伊藤選手は、2013年にU-15日本代表に選出。

それ以降、U-19まで世代別日本代表としてプレーしていました。

大半の選手が”Jクラブユース”でプレーする中、数少ない”高体連(高校サッカー)からの招集でした。

主な同世代の選手
冨安健洋
伊藤洋輝
大迫敬介
小川航基 など

※青文字を押すと、その選手の”生い立ち”を確認できます。

趣味はゴルフ

Embed from Getty Images

2023年の目標は「ゴルフのスコアで80を切ること」アルビレックス新潟公式HPより)

チームメイトからも一目をおかれる実力で、現在のベストスコアは「81」。

サッカー選手でありながらも、”ゴルフでもプロレベル”に近づいています。

そう、まるでベイルのように。

伊藤涼太郎の着用スパイク

メーカー:アシックス

伊藤選手は、アシックスの”DSライト”を着用しています。

DSライトシリーズは、アシックスの看板スパイク。

軽量で、尚且つクッション性に優れた天然皮革のスパイクです。

伊藤涼太郎のプレースタイル

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「フィールドの魔術師」

伊藤選手といえば、”テクニックの高さ”

チームメイトも驚く技術を備え、チームの得点に絡みます。

  • シュートの巧さ
  • 正確なパス
  • 変幻自在のドリブル

相手の逆をつき、想像力あふれるプレー。

そのプレーは、伊藤選手も憧れていた元世界No.1テクニシャン”ロナウジーニョ”を彷彿とさせます。

伊藤涼太郎の経歴

  • AVANTI KANSAI FC(大阪市立矢田東小学校)
  • セレッソ大阪U-15(大阪市立矢田中学校)
  • 作陽高校サッカー部(岡山県)
  • 浦和レッズ
  • 水戸ホーリーホック
  • 大分トリニータ
  • 浦和レッズ
  • 水戸ホーリーホック
  • アルビレックス新潟

小学生時代

小学生時代は、AVANTI KANSAI FCでプレーしていました。

大阪府内に17校を構えるサッカースクールで、J3のFC大阪の選手が育成に携わっているクラブです。

中学生時代

中学生時代は、セレッソ大阪U-15でプレーしていました。

レギュラー格として、公式戦にも出場。

しかし、本人が「足りないことが多すぎた」と語るように、ユースへの昇格基準は満たせず。

高校サッカーの道へと進みます。

高校生時代

高校生時代は、作陽高校サッカー部でプレーしていました。

2年生にして背番号10番を背負い、世代別日本代表としてもプレー。

選手権ではスーパーゴールを決めるなど、間違いなく高校サッカーのヒーローの1人です。

浦和レッズ

2016年に浦和レッズに入団します。

プロ1年目の開幕戦からベンチ入りを果たし、第9節にはJ1デビュー。

しかし、1年半の在籍で公式戦2試合のみの出場にとどまります。

当時のチームメイトの槙野智章さん那須大亮さん共に、「練習で伊藤はめちゃくちゃ上手かった」というコメントを残しています。

水戸ホーリーホック

2017年9月に水戸ホーリーホックに期限付き移籍します。

2シーズン目にレギュラーに定着し、J2リーグ34試合9得点

プロ3年目にして、J2トップクラスのアタッカーに進化します。

大分トリニータ

2019年1月に大分トリニータに期限付き移籍します。

大分は6年ぶりのJ1復帰。

残留への切り札として加入するも、出場はわずか4試合。

チームは9位と躍進する中、伊藤選手個人としては満足のいかないシーズンになりました。

浦和レッズ(復帰)

2020年1月に浦和レッズに復帰します。

1年半の在籍で、リーグ戦出場は6試合。

代表クラスの選手をズラリと揃える浦和の選手層は厚く、またしても出場機会を得られず。

再度、水戸へのレンタル移籍を決断します。

水戸ホーリーホック

2021年7月に水戸ホーリーホックに2度目の期限付き移籍。

即座に定位置を掴み、J2リーグ20試合4得点を記録します。

アルビレックス新潟

2022年1月に、アルビレックス新潟に完全移籍します。

開幕から定位置を確保し、予想を上回る大活躍。

本間至恩選手の海外移籍もあり、低迷も危惧された新潟。

そんな心配を消し去ったのが、伊藤涼太郎という男。

J2リーグベストイレブンに輝き、チームのJ2制覇に貢献しました。

2023年からは戦いの場をJ1へと移しますが、過去最高とも言えるパフォーマンスを見せています。

まとめ

アマチュア時代に”天才”と呼ばれ、順調にプロ入り。

プロの厳し過ぎる世界では生き残れず、人知れず姿を消す天才は数多くいます。

過去の決断次第では、伊藤涼太郎という選手も同じ道を辿っていたかもしれません。

しかし、自らを客観視した上での努力決断を重ね、日本のトップリーグへと返り咲きました。

天才・伊藤涼太郎が我々を熱狂させるのは、まだまだ始まったばかりです。

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この記事を書いた人

しんじ しんじ エンジョイ系フットサルチームの代表

寄り道をするようについついボールを蹴ってしまう。
ついついサッカーを観てしまう。

サッカー・フットサルを知らない人が最初の1歩目を踏み出せるように。
初心者から中級者へとステップアップできるように。

1990年生まれ

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