「左利きの大型CB」
日本サッカーに、”希少価値が高いCB”が増えています。
- 185cm超えの長身
- 足元の技術がある
- 左利き
その特徴を兼ね備える選手の1人が、町田浩樹選手です。
鹿島ユースで育ち、東京五輪に出場し、ヨーロッパへ渡った町田選手。
理想的とも言えるステップアップを見せた男が、2023年に日本代表初選出を果たしました。
今回は、町田浩樹のプレースタイルと経歴をご紹介します。

町田浩樹について
- 名前:町田浩樹(まちだ こうき)
- 生年月日:1997年8月25日
- 出身地:茨城県つくば市
- 所属クラブ:サン=ジロワーズ(ベルギー)
- 背番号:28番
- ポジション:DF
- 身長:190cm
- 体重:80kg
東京五輪日本代表
町田選手は、2021年東京五輪に出場しています。
バックアップメンバーからの繰り上げでのメンバー入りでしたが、五輪本戦2試合に出場。
世代別日本代表にはU-16から選出されてきた選手です。
2018年ACL優勝
2018年にACLで優勝。
町田選手は、アジアの頂点に立った経験があります。
とはいえ、町田選手がACLに出場するようになったのは翌年2019年から。
優勝したシーズンには出場機会がなかったものの、鹿島の持つ”勝者のメンタリティー”を全身で感じ、現在にも生かされているはずです。
町田浩樹の着用スパイク
メーカー:プーマ
三笘選手は、プーマのウルトラを着用しています。
ウルトラシリーズは、とても軽量でスピードプレーヤーに好まれる人工皮革のスパイクです。
※子供向けや、フットサル用のモデルも販売しています。
町田浩樹のプレースタイル
Embed from Getty Images「万能型CB」
- 空中戦での強さ
- 正確なフィード
- 左SBもできる
町田選手はDFに必要な能力を兼ね備えた万能型DF。
特に、190cmの長身を生かした空中戦は大きな武器で、Jリーグ屈指のエアバトラーとして有名な選手でした。
キック精度にも定評があり、後方からのキックでゲームの状況は一変。
左SB(サイドバック)でもプレー可能で、得点に直結するクロスを繰り出します。
町田浩樹の経歴
- 手代木サッカークラブ
- 鹿島アントラーズつくばジュニア
- 鹿島アントラーズつくばジュニアユース
- 鹿島アントラーズユース
- 鹿島アントラーズ
- サン=ジロワーズ(ベルギー)
小学生時代
小学生時代は、手代木サッカークラブでプレーしています。
筑波大学蹴球部の選手がコーチとして子供たちにサッカーを教えに来てくれるチームで、三笘薫選手、戸嶋祥郎選手らもコーチを務めていました。
町田選手は5歳の時にチームに加入し、小学4年生からは鹿島ユースに加入します。
中学・高校生時代
【ユース 高円宮杯CS優勝!】次はトップチームで活躍を! #antlers #kashima #premier18 左から、 町田浩樹選手、田中稔也選手、垣田裕暉選手、平戸太貴選手!ご声援、よろしくお願いします! pic.twitter.com/hIDKMKTMFy
— 鹿島アントラーズ (@atlrs_official) December 12, 2015
小学4年生からは、鹿島アントラーズ下部組織でプレーしています。
- 鹿島アントラーズつくばジュニア
- 鹿島アントラーズつくばジュニアユース
- 鹿島アントラーズユース
鹿島ユースの”黄金世代”の中心選手として活躍。
高校1年生から主力として活躍し、Jユースカップ、プレミアリーグで日本一を経験。
町田選手個人では世代別日本代表でもプレーし、高校3年時には2種登録選手としてトップチームにも帯同しています。
鹿島アントラーズ
Embed from Getty Images2016年に鹿島アントラーズに昇格します。
J1、天皇杯、ACLと複数タイトルを獲得するも、出場機会は限られていた町田選手。
プロ4年目となる2019年に主力選手に。
屈強な外国人選手にも当たり負けせず、「強さ・高さ」を武器にJリーグ屈指のCBへと成長します。
サン=ジロワーズ(ベルギー)
Embed from Getty Images2022年1月にサン=ジロワーズに加入します。
シーズン途中での加入ながらも11試合に出場。
2部から昇格したばかりのチームながらも、リーグ戦では1位の成績。
プレーオフでは2位で優勝を逃したものの、三笘薫選手との日本人コンビでベルギーに衝撃を与えました。
まとめ
『希少価値の高いCB』として、大きな期待を受ける町田選手。
この期待は、日本に限った話ではありません。
2023年1月に怪我から復帰した町田選手。
試合後には、現地サポーターから”MACHIDAコール”が。
日本代表選出によって、その成長スピードはさらに増していくはずです。
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