2023年6月3日に、
『J1リーグ第16節 柏レイソルvs北海道コンサドーレ札幌』が開催されました。
早いもので、2023年シーズンの前半戦も残り2試合。
- 第16節:vs北海道コンサドーレ札幌(この試合)
- 第17節:vs横浜Fマリノス(6/10 @日産スタジアム)
ここまでわずか2勝で、順位は15位。(勝ち点12)
最下位との勝ち点差はたったの”2”。
J1残留争いの渦中にいます。
前節の川崎戦はまさに「完敗」といえる内容でしたが、井原新監督は”攻撃のカードを切りまくる大胆な戦術”を展開。
(第15節の川崎戦についてはこちら。)
さらに、ジエゴ選手も復帰間近とも噂されています。
加入したばかりのブエノ選手の負傷離脱は痛いですが、巻き返しへの期待は持てる戦力です!
今日の対戦相手、北海道コンサドーレ札幌は攻撃陣が絶賛爆発中。
・得点数:リーグ1位タイ
・失点数:リーグワースト3位
良くも悪くも、”ネットがよく揺れているチーム”です。
ミシャサッカー(ミハイロビッチ監督の戦術)が浸透し、魅力あふれるサッカーを展開しているのは事実。
浅野選手、小柏選手、金子選手といった”ノリノリな選手たち”を、いかに抑えるかがとても重要です。
試合前の両チームの順位
柏 | 札幌 | |
---|---|---|
順位 | 15位 | 8位 |
勝ち点 | 12(勝ち点) | 22(勝ち点) |
得点 | 9得点 | 32得点 |
失点 | 19失点 | 27失点 |
当日の様子
前日の大雨
6/2~6/3にかけて、全国的に大荒れの天気。
柏市も”大雨警報”が出るほどの豪雨で、その影響で試合当日も電車のダイヤが大幅に乱れていました。
日立台入口付近の貯水地には、「大量の水」が。
試合前日〜当日午前にかけての”降雨量”を改めて感じました。
「ヴィッセル神戸vs川崎フロンターレ」は、雨の影響で中止になりました。
レイソルのソックスの色が白
当クラブの都合により、柏レイソル様のソックスの色を変更をして頂きました。
— 北海道コンサドーレ札幌公式 (@consaofficial) June 3, 2023
柏レイソル関係者の皆様、申し訳ございません。
競技成立の為、ご対応頂きありがとうございました。 https://t.co/U4nuaGYptw
ホームでは、『黄(ウェア)・黒(パンツ)・黒(ソックス)』のユニフォームで試合に臨むレイソル。
この試合ではトラブルもあり、レイソルはソックスの色を変更。
『黄(ウェア)・黒(パンツ)・白(ソックス)』の配色でプレーしました。
個人的には、「この配色も、意外と悪くはない!」という印象を持ちましたが、そんな感想はキックオフの笛と同時に吹き飛びました。
高嶺・菅野の古巣対戦
「柏vs札幌」は、高嶺選手(柏)と菅野選手(札幌)にとっての古巣対戦です。
今オフ最大の衝撃ともいえる高嶺選手の移籍。
札幌アカデミー育ちということもあり、札幌サポーターからは大ブーイング。
試合中も、”高嶺選手がボールを持つたびにブーイング”が鳴り響きました。
とはいえ、試合後に札幌側へと向かった高嶺選手に対しては、盛大な拍手が送られていました。
その後の元チームメイトとのやりとりも含め、「愛されているなぁ〜」と感じる一幕でした。
そして、柏で何度もタイトルを獲得したGK・菅野選手。
現在は39歳にして・J1チームでレギュラーに返り咲いています。
リード時の”ゆっくりプレー”は、相手になると非常に憎たらしいです!(褒め言葉)
スターティングメンバー
柏レイソル
ベンチ入りメンバー
北海道コンサドーレ札幌
- GK 菅野孝憲
- DF 田中駿汰
- DF 菅大輝
- DF 岡村大八
- MF 中村桐耶
- MF ルーカス・フェルナンデス
- MF 金子拓郎
- MF 駒井善成
- MF 浅野雄也
- MF 荒野拓馬
- FW 小柏剛
ベンチ入りメンバー
- GK ク・ソンユン
- DF 福森晃斗
- MF 深井一希
- MF 宮澤裕樹
- MF スパチョーク
- FW キム・ゴンヒ
- FW トゥチッチ
試合結果
『4-5』
”15試合で9点”しかとっていなかったレイソルが、”1試合で4点”もとりました。
両チーム合わせて”9回”もネットが揺れる乱打戦。
前半は、攻撃に枚数をかける札幌の選手を捕まえられず。
両サイドでフリーになる選手を生かすサイドチェンジで崩され、何度もピンチが。
後半、フォーメーションを変えて対応した井原監督の采配は見事でした。
流れは大きく変わり、後半開始早々に同点弾。
この試合で生まれた”1つ1つの得点”を見ても、どれも素晴らしいゴールばかりでした。
- 1点目:サチローのFWばりの反転ボレー
- 2点目:小屋松の60m独走からのループ
- 3点目:ショートカウンターでの細谷
- 4点目:武藤のファー詰め(久々のセットプレーでのゴール)
スタンドで観ていて、本当に楽しい試合でした。
試合観終わった時、”レイソルサポーター以外”は「大満足」と言える試合だと思います。
まとめ
楽しい試合だったけど、勝ち点は0。
帰り道は足取りが重く、私も歩くペースが遅かった気がします。
SNSでも話題になっていたのが、「シュートに対して身体を投げ出す選手が少ない」と。
思い返せば、大谷秀和コーチや栗澤僚一コーチ、増嶋竜也さん、中谷進之介選手などの多くのOBが、”全身でシュートブロック”にいく姿を観てきました。
今日の1失点目と4失点目はミドルシュート。
人数は足りているのに、シュートが選手たちの間をすり抜けていっています。
身体を投げ出すことでシュートブロックができる反面、コースが変わったりするリスクもあります。
それでも、ディフェンスには気迫も大切なのかなと・・・。
試合終了から続くモヤモヤ感は、乱打戦で負けたことだけでなく、”気迫”もあったのかもしれません。(90分間戦っていることは重々承知しています。)
そして、とうとう最下位と勝ち点が並んでしまいました・・・。
「良くなっている」とはいえ、勝ち点を積み上げられないままハーフシーズン終盤を迎えました。
順位 | チーム名 | 勝ち点 | 得失点 |
---|---|---|---|
14位 | 京都サンガF.C. | 13 | -8 |
15位 | ガンバ大阪 | 13 | -14 |
16位 | 湘南ベルマーレ | 12 | -4 |
17位 | 柏レイソル | 12 | -11 |
18位 | 横浜FC | 12 | -22 |
次節はアウェイで、2位の横浜F.マリノスとの対戦。
私も切り替え、チケット購入!(6/4時点では、まだまだチケット余ってました。)
シーズン前半戦を勝って締めくくれるように、アウェイに乗り込みます!(6/7の天皇杯は、間に合いそうなら行く!)
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