2023年6月7日に、
『第103回天皇杯2回戦・柏レイソルvs山梨学院大学PEGASUS』が開催されました。
なかなか白星を掴めず、苦しいシーズンとなっている柏レイソル。
井原新監督を迎え、「これからだ!」という想いはありつつも、今シーズンも折り返し間近。
勝ち点は12で、16位湘南・18位横浜FCと並んでリーグ最少。
嫌な流れを断ち切るためにも、”天皇杯での快勝”が必要です。
ちなみに、J1・J2クラブは全チームが2回戦からの登場。
2021年には、J1の4クラブがアマチュアチームに敗れ、2回戦で姿を消した過去も。(参照:Jリーグ公式HP)
- 横浜F.マリノス
- FC東京
- サンフレッチェ広島
- 横浜FC
天皇杯に出場するアマチュア選手は皆、”プロと紙一重”でレベルが高いチームばかり。
だからこそ、快勝して勢いをつけたいところ。
この試合を含めて、6回勝てば”天皇杯制覇”。
優勝すれば、2018年以来のACLへの出場の道がひらけます。
柏から世界へ!!
試合についての前情報
柏レイソルは2012年に天皇杯優勝
Embed from Getty Images柏レイソルは、2012年に天皇杯で優勝しています。(前身の日立製作所時代を含めると3度目の優勝)
2回戦では、千葉県代表として出場した”柏レイソルU-18との兄弟対決”も実現。
優勝に、兄弟対決と、2012年の天皇杯はレイソルサポーターにとっては最高の思い出です。
優勝によって出場権を獲得した”ACL2013”では、ベスト4に進出。
この年は、レイソル以外の3クラブがGL(グループリーグ)で敗退。
そんな背景もあり、敗退していたベガルタサポーターからは、Jリーグでの対戦時にレイソルへのエールが送られました。
山梨学院大学サッカー部について
今回対戦する”山梨学院大学PEGASUS”は、同校サッカー部のセカンドチームです。
「攻めて勝つ!」というスローガンを掲げる攻撃的なチーム。(参照:山梨学院大学サッカー部公式HP)
天皇杯出場は、今回で6回目。
プロを相手にも、果敢に攻めてくるでしょう。
※山梨学院大学サッカー部については、こちらに詳しくまとめています。
スターティングメンバー
柏レイソル
ベンチ入りメンバー
山梨学院大学PEGASUS
- GK 増岡悠太(成立学園高校出身)
- DF 堀内大和(帝京第三高校出身)
- DF 神林翼(尚志高校出身)
- DF 加藤佑太郎(東海大学附属高輪台高校出身)
- MF 藤田夏寿丸(青森山田高校出身)
- MF 岡澤韻生(成立学園高校出身)
- MF 深道也麻人(北海道コンサドーレ札幌U-18出身)
- MF 宮川開成(飯塚高校出身)
- MF 河合銀汰(静清高校出身)
- FW 風穴真苑(八戸学院野辺地西高校出身)
- FW 播上颯太(三浦学苑高校出身)
ベンチ入りメンバー
- GK 小林志名(西武台高校出身)
- DF 瀬齊駿登(尚志高校出身)
- DF 小野暉(青森山田高校出身)
- DF 小澤舜也(湘南学院高校出身)
- MF 岩岡遼太(山梨学院高校出身)
- FW 樋口陸(三菱養和SCユース出身)
- FW 松原綾成(東山高校出身)
試合結果
『7-1』
大学生が相手とはいえ、「難しい」と言われる大会初戦で快勝。
普段は出場機会をつかめていない選手たちが持ち味を見せ、結果的には7得点。
中でも、中村慶太選手は1人別次元のプレーをしているように見えました。
”足元の技術”はレイソルサポーターなら誰もが知るところですが、この日は”司令塔”としてゲームをコントロール。
昨年はサイドでの起用が多かった中村選手。
本人が「ボランチで勝負したい」とコメントするのも納得のパフォーマンスでした。
対戦相手の山梨学院大学PEGASUSにとって、柏レイソルは”普段の試合とは比べ物にならないほどの強大な相手”。
ひとつひとつのプレーの精度や、球際の強さが全く違ったはず。
大量失点を許したこともあり、身体的にも精神的にもかなり苦しかったのではないでしょうか。
それでも1点をもぎ取り、「もう1点」という姿勢を最後まで見せていました。
まとめ
「井原体制初勝利!」
早い時間に得点が入り、久しぶりに安心して試合を観ることができました。
修正すべき点もあるとは思いますが、”大差での勝利”はチームに明るい雰囲気をもたらすはずです。
個人的には、日立台デビューとなった熊澤和希選手のプレーに惹かれました。
約20分間の出場でしたが、基礎技術の高さを披露。
”丁寧で正確なワンタッチプレー”を軸に、隙を見て自らも前線に。
J1相手にどれだけのプレーができるのかはまだ未知数ですが、純粋に”もっとプレーが観たい”と思いました。
無事に2回戦を突破したレイソル。
3回戦の vs徳島ヴォルティス(J2)は、7月12日に行われます。
※レイソルからレンタル移籍中の森海渡選手は契約上出場できません。
『天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会』3回戦の試合日程が発表されました。
— 柏レイソルOFFICIAL☀ (@REYSOL_Official) June 8, 2023
🏆天皇杯3回戦
🆚徳島ヴォルティス
📅7月12日(水)
⏰19:00キックオフ
🏟鳴門大塚#柏レイソル #reysol
https://t.co/S5wxTkomDY pic.twitter.com/mDbABfYqIL
『天皇杯制覇まで、あと5勝!』
その前に、週末6/10にはJリーグ・横浜Fマリノス戦が控えています。
残留争いから抜け出すためにも、上位陣を混沌化させるためにも”勝ち点3”を!!
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