「左利きの大型DF」
2022年J1王者の横浜F.マリノスでは準レギュラー的な立ち位置。
スタメンに定着したのは2023年に入ってからにも関わらず、2023年3月に日本代表に初選出。
角田涼太郎という選手は、経験の浅さを補って余りあるほどのポテンシャルを秘めた選手です。
- 185cmの長身
- 対人能力の高さ
- 足元の技術
- 左利き
後ろからつなぐ現代サッカーにおいて、左CB(センターバック)に求められる特徴を完璧に備えています。
今回は、角田涼太郎のプレースタイルと経歴をご紹介します。
角田涼太郎について
- 名前:角田涼太郎(つのだ りょうたろう)
- 生年月日:1999年6月27日
- 出身地:埼玉県さいたま市
- 所属クラブ:横浜F.マリノス
- 背番号:33番
- ポジション:DF
- 身長:185cm
- 体重:78kg
高校サッカー選手権で2年連続決勝戦に
前橋育英高校でプレーしていた角田選手。
冬の高校サッカー選手権では、二年連続で決勝戦に出場しています。
- 2016年:準優勝
- 2017年:優勝
高校2年生から試合に出場し、3年時には前年度の悔しさを晴らしました。
妹の”角田 楓佳”は女子サッカー選手
角田選手の妹・角田楓佳 (つのだ ふうか)選手もサッカー選手です。
角田選手と同じく、「北浦和SSS→浦和ユース」という経歴を持ち、2023年に浦和レッズレディースに昇格しました。
史上初の”兄妹揃っての日本代表”にも期待大です。
角田涼太郎のプレースタイル
Embed from Getty Images「現代型CB(センターバック)」
現代サッカーでは、「DFも蹴らずにパスでつなぐ」ことが要求されます。
- 左足でのロングフィード
- 対人守備の強さ
- 空中戦の強さ
足元の技術に優れ、左足からのロングフィードが武器。
時には自ら持ち上がり、パスワークに加わります。
もちろん、本職の守備面にも自信あり。
対人守備はもちろん、空中戦でも存在感を発揮します。
1歳差で同じく185cmの左利きのCB。
小林友希選手とは、長きにわたってライバル関係になるかもしれません。
【小林友希について】
角田涼太郎の経歴
- 北浦和サッカースポーツ少年団(さいたま市立与野八幡小学校)
- 浦和レッズジュニアユース(さいたま市立与野西中学校)
- 前橋育英高校サッカー部(群馬県)
- 筑波大学蹴球部(茨城県)
- 横浜F.マリノス
小学生時代
小学生時代は、北浦和SSSでプレーしています。
数多くのJリーガーを輩出している少年団で育ち、卒業後は浦和ユースに入団します。
中学生時代
中学生時代は、浦和レッズジュニアユースでプレーしています。
橋岡大樹、荻原拓也らの同期で、3年間共にプレー。
しかし、ユースへの昇格を逃し、高校サッカーへと進みます。
高校生時代
Embed from Getty Images※白いユニフォームの選手が角田選手です。
高校生時代は、前橋育英高校サッカー部でプレーしています。
2年生からレギュラーを掴み、冬の選手権では2年連続決勝戦に進出。
3年生には日本一を成し遂げます。
J2チームからのオファーを受けるも、大学進学を選びました。
大学生時代
大学生時代は、筑波大学蹴球部でプレーしています。
1年生からトップチーム入りし、2学年先輩の三笘薫や高嶺朋樹らと共にプレー。
陸上部のスタッフから”走り方”を教わるなど、スポーツ時における効率的な身体の使い方を学び、サッカーに生かしました。(参照:Number Web)
順調に成長を遂げた角田選手は、大学3年時には特別指定選手として横浜F.マリノスでもプレー。
大学4年の6月には蹴球部を退部し、卒業を待たずにプロ入りを決意します。(2022年3月に卒業)
横浜F.マリノス
Embed from Getty Images2021年7月に横浜F.マリノスに入団します。
プロ入り2年目となる2022年に公式戦27試合に出場し、準レギュラーともいえる活躍。
J1王者で存在感を見せ、2023年は毎試合スタメンでの出場が続いています。
まとめ
現代のCBに求められる能力を高いレベルで兼ね備える角田選手。
”Jリーグ通”の間では有名な存在ですが、”サッカーファン”にはまだまだ無名の存在。
日本代表に選出された今、角田選手は”日本代表選手”として一気に名の知れた選手になろうとしています。
ヨーロッパでも十分に戦える力を秘めたCB。
今後、さらにBIGな存在になっていくはずです。
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