「左サイドのスペシャリスト」
三丸拡選手は、”柏レイソルの不動の左WB(ウィングバック)”。
90分間ピッチを駆け回り、持ち前のパワーを武器に左サイドを制圧します。
プレーの質を上げるための”自己投資”を惜しまない性格で、OFFの時間もトレーニングやコンディション調整に余念はなし。
とりわけ、筋トレへの情熱は熱く、自らジムを経営するほど。
今回は、三丸拡のプレースタイルと経歴についてご紹介します。
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初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
三丸拡ってどんな選手?
- 名前:三丸拡(みつまる ひろむ)
- 生年月日:1993年7月6日
- 出身地:栃木県小山市
- 所属クラブ:柏レイソル
- 背番号:2番
- ポジション:DF/MF
- 身長:172cm
- 体重:69kg
- 利き足:左
小山市でジムを経営
三丸選手は、地元の小山市でトレーニングジムを運営中。
自らトレーニングや栄養学について学び、全米認定資格の「CSCS」を取得しています。
柏レイソル内でも筋肉キャラは定着し、”三丸塾”を開校。
チームメイトの筋力向上のために、塾長として指導にあたっています。
トレードマークは”ヘアバンド”
Embed from Getty Images三丸選手は、ヘアバンドをつけて試合に出場しています。
着用のきっかけは、頭部を怪我してしまったこと。
傷を隠すために着用していましたが、その間にチームは連勝街道に。
ヘアバンドが、いつしか三丸選手のトレードマークになりました。
2023年シーズンも、GK松本健太選手と共にヘアバンドをつけて出場した試合もありました。
今年も仲良くつけるか……
— 三丸拡/Hiromu Mitsumaru (@mitttsumaru) January 7, 2023
”元柏レイソルでヘアバンド”といえば、元ブラジル代表のフランサが有名です。
着用当初は、「三丸のフランサ化」が大きな話題になりました。
妹の三丸郁美
また、同日17:00から行われる筑波大学女子サッカー部vs神奈川大学女子サッカー部の試合には僕の妹が出場するかもしれません。
— 三丸拡/Hiromu Mitsumaru (@mitttsumaru) October 13, 2015
そちらも合わせて観に来てもらえると嬉しいです! pic.twitter.com/juwfRTL74T
三丸選手の妹・三丸郁美さんも大学までサッカーをしていました。
藤枝順心高校女子サッカー部、神奈川大学女子サッカー部に所属していた全国区の選手です。
三丸拡のチャント(応援歌)
三丸拡の着用スパイク
メーカー:MIZUNO(ミズノ)
三丸選手はミズノの”モレリアⅡ”を着用しています。
軽く・柔軟性・素足感覚をバランス良く備えた天然皮革のスパイクです。
三丸拡のプレースタイル
Embed from Getty Images左利きで、左サイドであればどこでもプレーできる三丸選手。
柏レイソルでは主に2つのポジションでプレーしています。
・左SB(サイドバック)
・左WB(ウィングバック)
”左サイドのスペシャリスト”として、左サイドを支配します。
- 強靭なパワー
- 長距離・短距離どちらも速い
- 左足のキック精度
三丸選手といえば、パワーが強みです。
トレーナー資格者として正しいトレーニングを積み、強靭な肉体を作り上げています。
「走る」ことも得意で、90分間走り切るスタミナと相手を置き去りにするスピードを両立。
そして、左足から放たれる精度の高いキックも魅力です。
セットプレーではキッカーを任され、正確なキックでチャンスを作り出します。
セットプレーとは
ボールを止めた状態から試合を再開すること。
(例)CK(コーナーキック)、FK(フリーキック)
三丸拡の経歴
- 大谷北FC(小山市立大谷北小学校)
- 小山市立第三中学校サッカー部
- 真岡高校サッカー部
- 筑波大学蹴球部
- サガン鳥栖
- 柏レイソル
小学生時代
小学生時代は、大谷北FCでプレーしています。
幼稚園の頃にサッカーをスタート。
幼い頃はFWとしてガンガン点をとるタイプの選手でした。
中学生時代
中学生時代は、小山市立第三中学校サッカー部でプレーしています。
栃木県内の強豪で、2017年には栃木県大会で準優勝。
公立中学ながらも、クラブチームにも負けず劣らずのチームです。
高校生時代
高校生時代は、真岡高校サッカー部でプレーしています。
東京大学合格者を輩出する年もある進学校で、サッカー部には100名以上が在籍。
三丸選手在籍時には、インターハイにも出場しています。
上野勇作さん(FC岐阜監督)も真岡高校のOBです。
大学生時代
【選手情報】
— 筑波大学蹴球部|頂 (@Tsukuba_shukyu) November 24, 2015
4年・三丸拡選手の来季サガン鳥栖加入内定が発表されました!
今後ともご声援よろしくお願いいたします!
※後ほど公式HPにコメントを掲載予定です。https://t.co/bSspCs6St1 pic.twitter.com/nbiw6bgc6n
大学生時代は、筑波大学蹴球部でプレーしています。
2年時には、天皇杯で柏レイソルとも対戦。
元々は「体育教師になる」という夢を持って入学しており、”保健体育の教員免許”も取得しています。
サガン鳥栖
Embed from Getty Images2016年にサガン鳥栖に加入します。
入団当初はカップ戦での出場がメインでしたが、3年目の後半に定位置を確保。
フェルナンド・トーレスやイバルボなど、世界での経験が豊富なメンバーと共にプレーしています。
鳥栖での成績
・2016年:3試合0ゴール
・2017年:6試合0ゴール
・2018年:9試合0ゴール
・2019年:26試合0ゴール
鳥栖でのチームメイト
・豊田陽平
・ミム ミヌ
・藤田優人
・鎌田大地
・小野裕二
・小川佳純
・水野晃樹
・高橋祐治
・金崎夢生
・原輝綺
・樋口雄太
・フェルナンド トーレス
・イバルボ など
2016年には、世代別日本代表としてもプレーしています。
柏レイソル
Embed from Getty Images2020年に柏レイソルに加入します。
コンスタントに出場を重ねるものの、相手チームに狙われることもしばしば。
そんな中、OFFの時間に元陸上選手の秋本真吾さんの指導を受け、誰の目から見ても明らかな程に走力がUP。
スプリント動作を改善するためにやって来たことが、結果的にドリブルに活きてくるのは自分でもびっくりでした。笑
— 三丸拡/Hiromu Mitsumaru (@mitttsumaru) April 2, 2022
ただ、よく考えると人の体を早く移動させるという点において、原理は一緒なので応用できるのは当然のことなのかもしれません🤔 https://t.co/gPSv02rRPK
”レイソルに不可欠な選手”へと変貌を遂げました。
柏での成績
・2020年:20試合0ゴール
・2021年:28試合1ゴール
・2022年:31試合1ゴール
・2023年:29試合0ゴール
まとめ
「トレーニングは裏切らない」
三丸選手は、その言葉を体現している選手です。
- 筋トレ
- スプリントトレーニング
- コンディション調整
- 栄養学の勉強 など
全てがプレーに生かされており、怪我も非常の少ない選手です。
2023年も、さらなる進化を私たちに見せてくれるはずです。
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