「とんでもない化け物」
これは、もちろん褒め言葉です。
元日本代表の内田篤人さんが「化け物」と評するほどのポテンシャルを持った選手で、高校卒業のタイミングでドイツへ。
・187cmの長身にアフロヘアー
・相手を吹き飛ばすほどのパワー
長い髪を揺らしながら突き進むプレーは、迫力満天です。
今回は、チェイス・アンリのプレースタイルと経歴についてご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
チェイス・アンリってどんな選手?
- 名前:チェイス・アンリ
- 生年月日:2004年3月24日
- 出身地:神奈川県横須賀市
- 所属クラブ:シュツットガルトⅡ(ドイツ4部)
- 背番号:5番
- ポジション:DF
- 身長:187cm
- 体重:80kg
- 利き足:右
アメリカ人と日本人のハーフ
チェイス・アンリ選手は、アメリカ人の父と日本人の母を持つハーフです。
お父さんはアメリカの軍人で、アンリ選手も3~12歳まではアメリカ・テキサス州で過ごしています。
アメリカではサッカーやバスケなど、様々なスポーツに取り組んでいました。
中学1年生で日本に帰国した際、日本語はほとんど話せませんでした
サッカーを始めたのは中学1年生
プロサッカー選手の大半は、幼稚園や小学校低学年でサッカーを始めます。
それに対し、アンリ選手が本格的にサッカーを始めたのは中学1年生。
プロの中では、かなり遅いタイミングです。
持ち前の身体能力と学習能力を活かして急成長。
高校進学のタイミングでは複数の強豪校からオファーを受けています。
中学1年生の時は、「チームの足を引っ張るほど下手だった」と語っています。
高卒でドイツに
Embed from Getty Images尚志高校で全国大会に出場し、世代別日本代表には飛び級で参加。
高校No.1と称される逸材の進路に大きな注目が集まりました。
周囲からの予想通り、アンリ選手の元には国内外問わずオファーが殺到。
- シュツットガルト(ドイツ)
- ボルシアMG(ドイツ)
- アヤックス(オランダ)
- AZアルクマール(オランダ)
- Jリーグ複数クラブ など
数あるチーム中から、シュツットガルトを選択。
現在は、シュツットガルトのセカンドチームでプレーしています。
チェイス・アンリの着用スパイク
メーカー:プーマ
アンリ選手は、プーマのウルトラを着用しています。
ウルトラシリーズは、とても軽量でスピードプレーヤーに好まれる人工皮革のスパイクです。
チェイス・アンリのプレースタイル
「強くて速いフィジカルエリート」
サッカーを始めるのが遅かったこともあり、”上手さ”は今磨いている段階。
それを補って余りある身体能力があり、そのプレーは観客席からどよめきが起きる程の迫力です。
- 対人守備の強さ
- 空中戦での強さ
- ロングフィードの上手さ
対人守備には自信を持っており、持ち前のパワーとスピードを活かして相手選手をストップ。
空中戦では無類の強さを誇り、攻守に渡って存在感を放ちます。
また、力のこもったロングフィードも魅力のひとつで、キック一振りで局面を打開します。
そして、何よりの強みは”謙虚に学ぶ姿勢”です。
監督やチームメイトからよく学び、プロサッカー選手になった今でも成長が止まりません。
チェイス・アンリの経歴
- 横須賀市立長沢中学校サッカー部
- 尚志高校サッカー部(福島県)
- シュツットガルトⅡ
中学生時代
中学生時代は、長沢中学校サッカー部でプレーしています。
中学1年生の夏に転入し、サッカーを本格的にスタート。
周囲は小さい頃からサッカーを習っており、アンリ選手は足を引っ張りまくっていた過去があります。
中学2年時に、FWからDFにコンバート。
これが転機となり、複数の強豪校からオファーが舞い込みます。
サッカー部引退後は、湘南FCジュニアユースでプレーしています。
高校生時代
⭐️100回大会スター候補⭐️#尚志(福島) の
— 高校サッカー日テレ公式 (@ntv_hss) October 22, 2021
超高校級DF #チェイスアンリ(3年)
U23アジアカップ予選に挑む#U22日本代表 に飛び級で選出🇯🇵
日本の将来を担うDFとして
活躍が期待されます‼️
動画はコチラ👇https://t.co/zyjaoqEYvs#高校サッカー pic.twitter.com/NscXF2pRuM
高校時代は、尚志高校サッカー部でプレーしています。
入学してすぐにセカンドチームの公式戦に出場。
しかし、福島県の強豪である尚志高校には”サッカーに自信がある少年”が県内県外問わず集まります。
足元の技術に劣るアンリ選手の出場に、部内では賛否両論の意見も。(参照:日刊スポーツ)
そんな状況にも屈することなく、3年時には高校No.1DFに。
世代別日本代表のみでなく、トレーニングパートナーとしてA代表の練習に参加するほどの選手になります。
シュツットガルトⅡ(ドイツ)
2022年4月にシュツットガルトに加入します。
現在はセカンドチームでの活動で、ドイツ4部リーグでプレー。
現在も足元の技術を磨き続け、上手くて強い選手を目指しています。
まとめ
サッカーを始めるのが遅く、身体能力が抜群に高い。
競技は違いますが、人気アニメ「スラムダンク」の桜木花道を彷彿とさせます。
経験が浅いが故に、どこまで登っていくのか全くわからない。
チェイス・アンリ選手は、そんなワクワク感を秘めた選手です。
サッカーの本場ドイツでもがき、いつか憧れのファンダイク(リヴァプール)のような選手へと化けてくれるはずです。
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