7/13に、E-1選手権の日本代表26名が発表され、そのうち10名が日本代表初選出となりました。
E-1選手権の日本代表は、Jリーグでプレーする選手のみで構成されています。
「自分の応援してるチームの選手は呼ばれるかな」とワクワクしたサポーターも多いのではないでしょうか。
そんな中、柏レイソルの細谷真大選手が日本代表に初選出。
(同じく柏レイソルの大南拓磨選手も初選出です。)
そして、2022年Jリーグベストヤングプレーヤー賞も受賞しました。
今回は、細谷真大選手のプレースタイルと経歴を解説していきます。
E-1選手権
東アジアNo.1を決める大会。
2022年大会には、日本、韓国、中国、香港の4カ国が出場する。
細谷真大について
Embed from Getty Images- ポジション:FW
- 生年月日:2001年9月7日
- 出身地:茨城県牛久市
- 身長:177cm
- 体重:69kg
細谷真大のプレースタイル
細谷選手のプレースタイルは、一言で表すと万能型FWです。
- 圧倒的なスピード
- 裏への抜け出しの巧さ
- 強靭なフィジカル
- 攻撃の起点になるポストプレー
- 前線からの積極的な守備
サッカー選手としては大柄ではありませんが、フィジカルが強く、相手選手に競り負けることはあまり見かけません。
スピードがあり、裏に抜けるタイミングも絶妙で、相手DFはファールで止めざるを得ません。
実際に、2022年シーズンは2試合において、細谷選手へのファールがきっかけで相手DFに退場処分が下されています。
また、前線からの守備にも積極的で、監督としては思わず起用したくなる選手であること間違いありません。
細谷選手は、FWに重要な気持ちの強さも兼ね備えています。
デビューから間もない頃、クリスティアーノ選手にパスを出さずにシュートを選択したシーンには驚かされました。
細谷真大の経歴
- 柏レイソルA.A.TOR’82
- 柏レイソルU-15
- 柏レイソルU-18
- 柏レイソル
柏レイソルA.A.TOR’82時代
細谷選手は、小学6年生まで柏レイソルA.A.TOR’82でプレーしています。
2011年まではイーグルスという名前で、柏市内では「柏レイソルJr.と同じくらい強い」とされるチームです。
OBには元日本代表の明神智和さん、阿部勇樹さんなど数多くのJリーガーを輩出しています。
現在柏レイソルの松本健太選手やコーチの栗澤僚一さんもイーグルスの出身です。
ちなみに、TOR’82のトップチームは社会人リーグの千葉県1部に属しています。
サッカー系YouTuberの「あせいさん」も在籍しています。
柏レイソルユース時代
細谷選手は中学生から、柏レイソルの下部組織に所属します。
ユース、ジュニアユースの頃は世代別代表とは縁がなかったようですが、それでも高校3年時には二種登録を果たし、プロのピッチにも立っています。
Embed from Getty Images上の画像は、まだ二種登録時の写真です。
現在と比べると、身体つきが細く見えますね。
ユース出身のFWがなかなか活躍できずにいたレイソル。
細谷選手が高校生の時点でJリーグ6試合に出場し、サポーターは大いなる期待を抱きました。
高校は、レイソルユースの提携校でもある日本体育大学柏高等学校に通っていました。
柏レイソル
2020年シーズンから、細谷選手は正式にプロサッカー選手となります。
2020年はレイソルはJ1復帰に伴い大型補強を行います。
その影響もあってか、リーグ戦は2試合の出場にとどまります。
翌シーズンの2021年は、エース・オルンガ選手の抜けた穴を埋められず、レイソルは残留争いに。
ただ、その中で細谷選手は22試合に出場し、3ゴールを記録。
初ゴールとなった横浜F・マリノス戦のゴールには、大物ストライカーの片鱗を感じました。
そして、2022年シーズンは大ブレイク。
各チームからも執拗なマークに合いながらも、ゴールを狙うエースへと成長しました。
Embed from Getty Images相手に掴まれても力で押し切る。
そんな力強く、速いドリブルで、多くのゴールを生み出しています。
まとめ
20歳という若さで日本代表に選出された細谷選手。
プロデビューからの成長度合いに、サポーターも驚かされるばかりです。
2022年シーズン序盤に大ブレイク。
2024年パリ五輪はもちろん、2026年W杯メンバー入りを狙える逸材です。
レイソルの若きエースが、”日本のエース”進化する日も遠くはないかもしれません。
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