「ネルシーニョが惚れ込んだ逸材」
2022年Jリーグ開幕戦。
柏レイソルのメンバー表を見て、多くのサポーターが驚きました。
「MF 山田雄士」
プロ3年間で、Jリーグでの経験はたったの11分。(参照:柏フットボールジャーナル)
プロ4年目の開幕戦に突如スタメン出場した男は、元柏の指揮官・ネルシーニョ監督も惚れ込んだ逸材です。
今回は、山田雄士のプレースタイルと経歴をご紹介します。
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山田雄士ってどんな選手?
- 名前:山田雄士(やまだ ゆうと)
- 生年月日:2000年5月17日
- 出身地:千葉県八千代市
- 所属クラブ:柏レイソル
- ポジション:MF
- 背番号:6番
- 身長:169cm
- 体重:63kg
- 利き足:右
ネルシーニョが惚れ込んだ逸材
Embed from Getty Imagesプロ入り1~2年目で出番を得られていない選手は、レンタル移籍をするケースが大半。
試合に出場して経験を積み、一回り成長して復帰してもらうことが目的です。
しかし、プロ入から3年がたった山田選手が出場したのは、わずか2試合。(リーグ戦)
チームにとどまった理由は、「ネルシーニョ監督(元・柏レイソル監督)が山田選手の才能に惚れ込み、自ら指導したがったから」と言われています。
愛嬌のあるファイター
いつも笑顔で、かわいらしい見た目の山田選手。
しかし、ピッチに出ると豹変。
球際での強さには定評があり、体格の大きい相手にも競り勝つファイターです。
山田雄士の着用スパイク
メーカー:アシックス
山田選手は、アシックスの”DSライト”を着用しています。
DSライトシリーズは、アシックスの看板スパイク。
軽量で、尚且つクッション性に優れた天然皮革のスパイクです。
山田雄士のプレースタイル
「気が利く選手」
- 無尽蔵のスタミナ
- 球際での強さ
- 高い攻撃センス
山田選手のポジションは、MFのセンター寄り。
特徴を一言で表すならば、「気が利く選手」。
- ”いてほしい所”にポジショニング
- 良い動きをすれば、気づいてパスを出せる
高校生時代は柏ユースの10番を着用。
足元の技術やサッカーIQの高さはお墨付き。
169cmと比較的小柄な選手ですが、攻守に激しく闘い、走り回れる選手です。
山田雄士の経歴
- FC高津(八千代市立大和田小学校)
- 柏レイソルU-15(八千代市立大和田中学校)
- 柏レイソルU-18(日本体育大学柏高校)
- 柏レイソル
- 栃木SC
- 柏レイソル
小学生時代
小学生時代は、FC高津でプレーしています。
ボランティアの方々の協力で成り立つチームですが、卒団後は複数人の選手が強豪クラブチームに進むチーム。
山田選手加え、黒川圭介選手(現・ガンバ大阪)も輩出しています。
中学・高校生時代
中学・高校生時代は、柏レイソルアカデミーでプレーしています。
- 柏レイソルU-15
- 柏レイソルU-18
ユース時代に背負った背番号は”10番”。
山田選手が一躍有名になったのは、「2017年アルカス国際カップ」。(参照:Qoly)
バイエルンミュンヘン下部組織などを倒し、世界中に名前を轟かせました。
柏レイソルユース時代の同期
・森海渡
・小久保玲央ブライアン
・杉井楓 など
柏レイソル
Embed from Getty Images2019年に柏レイソルに昇格します。
プロ入りから3年間で出場したのは、公式戦6試合のみ。(Jリーグは2試合)
高い強度を要求するネルシーニョ監督に指導され、守備面が大幅に成長。
2022年Jリーグ開幕戦ではスタメンを勝ち取り、サポーターを驚かせました。
柏での成績
・2019:0試合0ゴール(J2)
・2020:1試合0ゴール(J1)
・2021:1試合0ゴール(J1)
・2022:9試合0ゴール(J1)
柏でのチームメイト
・中村航輔
・キムスンギュ
・古賀太陽
・小池龍太
・大谷秀和
・小泉慶
・江坂任
・瀬川祐輔
・細谷真大
・ヒシャルジソン
・マテウスサヴィオ
・クリスティアーノ
・オルンガ など
栃木SC(J2)
2023年に栃木SCにレンタル移籍します。
持ち味の守備はもちろん、攻撃面でも強みを発揮。
「山田が持つとワクワクする」と言われるほどの存在へと成長します。
栃木での成績
・2023:25試合2ゴール(J2)
栃木でのチームメイト
・高萩洋次郎
・西谷優希
・石田凌太郎
・大島康樹
・矢野貴章
・イスマイラ など
柏レイソル(復帰)
2023年8月に柏レイソルに復帰します。
1年間の移籍期間を、半年早めての復帰。
成長した姿を日立台で披露し、チームをJ1残留へと導きます。
柏での成績
・2023年:10試合2ゴール
柏レイソルの選手たちについてまとめています。
まとめ
前半からハイプレスを仕掛け、優位に試合を進める柏レイソル。
しかし、試合が進むにつれて足取りは重くなり、掴みかけていた勝ち点を逃す試合が続いています。
よく走り、戦える。
この窮地を救うのは、山田雄士かもしれません。
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