2023年夏。
今年は、17人の日本人選手たちが”海外挑戦”を決断しました。
- 日本代表に入るため
- レベルの高い環境でプレーするため
より大きな成長を求め、異国の地へとプレーの場を移します。
ヨーロッパでの活躍次第では、「日本サッカーの顔」になる選手も現れるかもしれません。
今回は、2023年夏に海外移籍する17人の日本人選手たちをご紹介します。
※新たに海外移籍が決定した選手がいる場合、随時更新します。
※「海外移籍=ヨーロッパ主要リーグ」という括りで書いています。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
リオネル メッシの新天地、”インテル・マイアミ”についての記事も書いています。
ドイツ
佐藤恵允(ブレーメン)
- 所属クラブ
ブレーメン(ドイツ1部) - 前所属クラブ
明治大学サッカー部 - 主な経歴
U-22日本代表(2023年)
パリ五輪出場を狙う、U-22日本代表ドリブラー。
”Jリーグを経由せず”、海外でプロキャリアをスタートさせることになりました。
当面はブレーメンのセカンドチーム(ドイツ4部)でのプレーになりますが、活躍次第ではすぐにトップチーム(1部)昇格もあり得ます。
町野修斗(キール)
- 所属クラブ
キール(ドイツ2部) - 前所属クラブ
湘南ベルマーレ - 主な経歴
カタールW杯日本代表(2022年)
J1リーグ日本人得点王(2022年)
2022年カタールW杯日本代表。
『J3→J2→J1』と、すべてのカテゴリーを経験した男は、ドイツ2部から海外生活をスタートします。
目指すは、”2026年W杯出場”。
松田隼風(ハノーファー96)
※写真、右側が松田選手です。
- 所属クラブ
ハノーファー96(ドイツ2部) - 前所属クラブ
水戸ホーリーホック - 主な経歴
U-20W杯(2023年)
U-20W杯での活躍が認められた快速SB(サイドバック)。
当面はセカンドチームでのプレー予定ですが、目指すはトップチーム昇格。
オランダ
小川航基(NEC)
- 所属クラブ
NECナイメヘン(オランダ1部) - 前所属チーム
横浜FC - 主な経歴
E-1選手権日本代表・得点王(2019)
2022年J2リーグ個人タイトル3冠(MVP・得点王・ベスト11)
東京五輪世代を牽引してきたストライカー。
大怪我などの長いトンネルを抜け、2022年にJ2リーグで大爆発。
”大迫勇也”のように、「五輪落選」の悔しさを「日本代表定着」へと繋げます。
佐野航大(NEC)
- 所属クラブ
NECナイメヘン(オランダ1部) - 前所属チーム
ファジアーノ岡山 - 主な経歴
U-22日本代表(2023年)
”佐野兄弟”の弟。
U-22日本代表アタッカーは、J1を経由せずに海外挑戦。
小川航基選手とはチームメイトになります。
ベルギー
伊藤涼太郎(シント=トロイデン)
- 所属クラブ
シント=トロイデン(ベルギー1部) - 前所属チーム
アルビレックス新潟 - 主な経歴
J2リーグベスト11(2022)
2023年J1リーグ前半戦で、最も注目されたファンタジスタ。
「シュート・パス・ドリブル」すべてが一級品で、日本代表入りは間近。
日本の次は、ベルギーのサッカーファンを魅了します。
山本理仁(シント=トロイデン)
- 所属クラブ
シント=トロイデン(ベルギー1部) - 前所属チーム
ガンバ大阪 - 主な経歴
U-22日本代表(2022)
U-15から日の丸を背負う、”パリ五輪世代の中心選手”。
ガンバ大阪では思うような結果を残せなかったものの、U-22日本代表での活躍が高く評価され、欧州へ。
遠藤航、鎌田大地らのように、「ベルギー→5大リーグ」への飛躍を狙います。
藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)
- 所属クラブ
シント=トロイデン(ベルギー1部) - 前所属チーム
横浜F.マリノス - 主な経歴
日本代表(2022)
U-22日本代表(2022)
ナイジェリア×日本のハーフ。
高校1,2年生の頃は”ビデオ係”を務めていたというエピソードも。
運動量豊富なボランチは、パリ五輪世代出場を狙っています。
鈴木彩艶(シント=トロイデン)
- 所属クラブ
シント=トロイデン(ベルギー1部) - 前所属チーム
浦和レッズ - 主な経歴
Jリーグ杯ニューヒーロー賞(2021)
日本代表(2022)
U-22日本代表(2022)
ガーナ×日本のハーフ。
マンチェスターユナイテッドからのオファーを断り、ベルギー移籍を決断。
日本史上最高のGKになる可能性を秘めた選手です。
安部柊斗(モレンベーク)
- 所属クラブ
モレンベーク(ベルギー1部) - 前所属チーム
FC東京 - 主な経歴
U-23日本代表候補(2020)
広いエリアをカバーするダイナモ。
移籍先のモレンベークは、2部からの昇格組。
持ち前の”球際の強さ”で、1部残留に向けて激しく戦います。
谷晃生(デンデル・ベルギー2部)
- 所属クラブ
FCVデンデルEH(ベルギー2部) - 前所属チーム
ガンバ大阪 - 主な経歴
東京五輪出場(2021)
日本代表
東京五輪日本代表の正GK。
GKはポジションが1枠に加え、言語の問題が最も現れるポジション。
自身のステップアップも視野に入れつつ、チームの1部昇格を目指します。
スイス
常本佳吾(セルヴェット)
- 所属クラブ
セルヴェット(スイス1部) - 前所属チーム
鹿島アントラーズ - 主な経歴
U-17日本代表(2015)
得意なプレーは、”1vs1の守備”。
「三笘薫を止めた男」として、一気に注目度を高めた選手です。
セルヴェットを率いるのは、2022年に鹿島で指揮を執ったレネ・ヴァイラー監督です。
クロアチア
金子拓郎(ディナモ ザグレブ)
- 所属クラブ
ディナモ ザグレブ(クロアチア1部) - 前所属チーム
北海道コンサドーレ札幌 - 主な経歴
ユニバーシアード日本代表(2019)
J1 No.1ドリブラーは、クロアチア王者に移籍します。
予選の結果、”CL(チャンピオンズリーグ)への出場”は叶わず。
来季のCL出場に向けて、クロアチアでの連覇がノルマになります。
デンマーク
鈴木唯人(ブロンビー)
- 所属クラブ
ブロンビー(デンマーク1部) - 前所属チーム
清水エスパルス - 主な経歴
U-22日本代表(2022)
半年間フランスでプレーし、清水復帰。
復帰期間はわずか1ヶ月間で、再びヨーロッパへと旅立ちます。
ブロンビーは、毎年上位に進出している”デンマークの強豪チーム”です。
スコットランド
田川享介(ハート・オブ・ミドロシアンFC)
- 所属クラブ
ハート オブ ミドロシンアンFC(スコットランド1部) - 前所属チーム
FC東京 - 主な経歴
日本代表(2019)
東京五輪日本代表候補
2022-23シーズンは、サンタクララ(ポルトガル)で27試合に出場。
FC東京への復帰後、即座にヨーロッパへの移籍が決まりました。
2019年E-1選手権では、A代表として得点も記録。
ポルトガル
行友翔哉(FCファマリカン)
- 所属クラブ
FCファマリカン(ポルトガル1部) - 前所属チーム
愛媛FC(J3) - 主な経歴
U-19日本代表
ユース在籍時にプロデビュー。
2023年にトップチームに昇格し、”半年で海外移籍”。
「J3→ポルトガル1部」という、夢のようなステップアップです。
永田滉太朗(オリヴェイレンセ)
- 所属クラブ
オリヴェイレンセ(ポルトガル2部) - 前所属チーム
横浜FC - 主な経歴
U-17日本代表
横浜FCに昇格し、そのまま海外にレンタル移籍。
158cmの小柄なアタッカーで、16歳で天皇杯プロデビュー。
オリヴェイレンセでは、56歳のキングカズとチームメイトになります。
まとめ
日本サッカーは飛躍的な進歩を遂げています。
それに伴い、”海外組”の人数も劇的に増加。
いまでは、日本代表入りには、「海外で一定以上の活躍」が必要と言っても過言ではありません。
2023年夏に海外挑戦をする”17人の選手たち”も、狙うは「日本代表入り」。
ヨーロッパで活躍し、世界的なプレーヤーへ。
彼らの今後に、注目していきましょう!
コメント