「高いインテリジェンス」
山根陸選手は、プロアスリートとして特段体が大きい選手ではありません。
相手を圧倒するような身体能力があるわけでもない。
それでも”19歳でJ1王者の戦力”になれたのは、インテリジェンスの高さがあったから。
「自分が何をすべきか」を理解し、どんなチームにでも適応できる選手です。
今回は、山根陸のプレースタイルと経歴をご紹介します。
山根陸について
- 名前:山根陸(やまね りく)
- 生年月日:2003年8月17日
- 出身地:神奈川県川崎市
- 所属クラブ:横浜F.マリノス
- ポジション:MF/DF
- 背番号:28番
- 身長:173cm
- 体重:65kg
U-20日本代表
Embed from Getty Images15歳から世代別日本代表に選出。
若くから世界との戦いを経験し、力をつけてきました。
5/17からアルゼンチンで開催される、U-20W杯に出場します。
川崎出身・マリノス育ち
山根選手は”神奈川県川崎市”出身。
川崎といえば川崎フロンターレのホームタウンですが、山根選手がプレーしたのはお隣の”横浜F.マリノス”。
周りの友人はフロンターレのスクールに通う子が多い中、母の勧めもありマリノスへ。
マリノスで育ち、マリノスでプロ選手になりました。(参照:GOAL STUDIO)
山根陸の着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー:アディダス
山根選手は、アディダスの”コパ”を着用しています。
とても柔らかく、ボールタッチのしやすさが特徴の天然皮革のスパイクです。
※お子様向けや、フットサル用のシューズもあります。
山根陸のプレースタイル
Embed from Getty Images「総合値の高さ」
2022年J1王者の中で試合に絡んだ唯一の10代。
「武器がない」と本人が述べる反面、”すべての能力”が高く、弱点の少ない選手です。
本職はボランチながらも、左右のSB(サイドバック)としてもプレー可能。
”サッカーIQの高さ”を生かし、「いま何をすべきか」を瞬時に判断します。
山根陸の経歴
- 津田山FC(川崎市立上作延小学校)
- 横浜F.マリノスプライマリー
- 横浜F.マリノスJr.ユース(川崎市立西高津中学校)
- 横浜F.マリノス(神奈川県立高津高校)
- 横浜F.マリノス
小学生時代
小学生時代は、津田山FCでプレーしています。
「基礎技術習得」を掲げるチームで、元日本代表の森本貴幸さんなどJリーガーを複数名輩出しています。
クラブ活動と並行してマリノスのスクールにも通い、高学年からは横浜F.マリノスプライマリーに籍を移します。
中学・高校生時代
Embed from Getty Images小学校高学年からマリノスに入団し、高校卒業まで横浜F.マリノス下部組織でプレーしています。
2018年に開催されたメニコンカップ(Jクラブ東西対抗戦)では、大会MVPを獲得。
高校2年生から二種登録選手としてプレーし、トップチームのキャンプにも参加しています。
横浜F.マリノス
Embed from Getty Images2022年に横浜F.マリノスに昇格します。
厚い選手層を誇り、メンバーをローテーションしながら1年を戦ったマリノス。
そのメンバーにプロ1年目から割って入り、”レギュラークラス”の活躍でJ1優勝に貢献しました。
まとめ
J1王者の中で、10代から活躍する山根陸選手。
一見、特徴を捉えにくい感じるかもしれませんが、同じプロサッカー選手からの評価も高い”玄人好みの選手”です。
1つのトラップ、1つのターンの質が高く、インテリジェンスが高い。
憧れのモドリッチ(クロアチア代表)のように、中盤からのゲームメイクでチームを勝利へと導きます。
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