『最強のメンタルとフィジカル』
高校世代で敵なしの活躍をする選手は、”超高校級”と評されます。
超高校級選手であっても、Jリーグでは想像以上の技術、スピード感に戸惑うことばかり。
特にフィジカルの強さに圧倒され、プロの世界では活躍できない選手も大勢います。
そんな中、高卒1年目の開幕戦でスタメン出場した松木玖生選手。
しかも、フィジカルで悩むどころか、Jリーグでも高水準のフィジカルの強さを披露。
ルーキーイヤーから圧巻のパフォーマンスを見せ、日本代表入りも時間の問題です。
今回は、松木玖生のプレースタイルと経歴をご紹介します。
松木玖生について
- 名前:松木玖生(まつき くりゅう)
- 生年月日:2003年4月30日
- 出身地:北海道室蘭市
- 所属クラブ:FC東京
- 背番号:7番
- ポジション:MF
- 身長:180cm
- 体重:76kg
高卒1年目の開幕戦でスタメン出場
Embed from Getty Images2022年にプロ入りした松木選手。
高校No.1プレーヤーの出場に注目が集まる中、松木選手はスタメン出場。
相手は前年度王者の川崎フロンターレ。
その川崎を相手に、誰もが驚くほどのハイパフォーマンスを披露。
松木玖生が”FC東京の核”になることを確信させました。
青森山田の10番
Embed from Getty Images中学・高校で”青森山田の10番”を背負い、全国大会での優勝は4回。
高校2年生で10番をつけるのは柴崎岳選手以来。
高校年代でとれる全てのタイトルを獲得し、高校サッカー界のKINGに君臨しました。
ちなみに、”青森山田の10番”は6人連続でJリーグ入りを果たしました。
本田望結の先輩
青森山田高校はサッカー以外のスポーツも強豪で、フィギュアスケート部も有名です。
そんな理由も、「女優とフィギュアスケーター」を両立している本田望結さんも青森山田高校の卒業生です。
松木選手の1学年後輩で、Instagramには松木選手との写真もアップしています。
お姉さんの本田真凜さんも青森山田高校のOGです。
松木玖生の着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー:ナイキ
松木選手は、ナイキの”ファントム”を着用しています。
ファントムシリーズは、ボールタッチに定評があるシューズ。
シューズの表面に加工を施し、”パス・トラップ・シュート”の精度を高める人工皮革のスパイクです。
※フットサル用や、お子様向けのシリーズもあります。
松木玖生のプレースタイル
Embed from Getty Images18歳にしてFC東京でスタメンの座を掴み、Jリーグ31試合に出場。
ボランチなど、MFの中央寄りでのプレーを得意としています。
日本代表入りも期待される松木選手の大きな強みは、以下の3つです。
- フィジカルの強さ
- 切り替えの速さ
- 左足でのキック精度
高校時代からベンチプレス95キロをあげるパワーはプロでも通用。
そのフィジカルを活かした球際の強さは、Jリーグ随一です。
攻守の切り替えの速さも魅力のひとつです。
奪った瞬間には攻撃に転じ、カウンターの起点として誰よりも早くゴールへと突き進みます。
そして、利き足である左足でのキックも一級品。
正確なラストパス、強烈なシュートを繰り出し、MFながらも得点に絡みます。
そして、誰よりも強い向上心を持った選手です。
松木玖生の経歴
- 室蘭大沢FC(北海道)
- 青森山田中学校サッカー部
- 青森山田高校サッカー部
- FC東京
小学生時代
小学生時代は、室蘭大沢FCでプレーしています。
20人ほどの小規模なチームで、1年生から6年生が一緒に練習する環境。
年上とのプレーで実力を高め、北海道選抜にも選出されています。
3歳年上の兄の影響でサッカーを始めています。
中学生時代
中学生時代は、青森山田中学サッカー部でプレーしています。
- 1年生:Aチーム入り
- 2年生:全国大会優勝
- 3年生:青森山田の10番、世代別日本代表に選出
中学3年生で高校のプレミアリーグにも出場。
交代後には、中3にして高3の先輩に指示を出す大物っぷりを見せています。
松木選手については、鈴木啓太さんと黒田監督(現・町田ゼルビア監督)の対談にて語られています。
高校生時代
Embed from Getty Images高校生時代は、青森山田高校サッカー部でプレーしています。
1年生からAチーム入りし、全国大会に出場。
冬の選手権では3大会連続で決勝に進出。
・1年:準優勝
・2年:準優勝
・3年:優勝
高校3年時には、選手権、インターハイ、プレミアリーグの3冠を達成。
ユースよりも強い”最強青森山田”のエースとして、「高校サッカー界のKING」と呼ばれるようになります。
FC東京
Embed from Getty Images2022年にFC東京に入団します。
1年目から開幕スタメンを勝ち取り、Jリーグ31試合に出場。
”パリ世代の日本代表”としてもプレーしており、今後より一層の注目を集めることは間違いありません。
松木選手のプレーするJリーグは DAZN で視聴できます。
詳しくは、【DAZNについて】をご覧ください。

まとめ
「高校サッカー界のKING」
そう呼ばれたのは、全てのタイトルを勝ち取った実力に加え、”声で周りを動かすことができる”からです。
自らがチームの歯車として動くだけでなく、適切なコーチングでチームを統率。
松木玖生がいることで、チームの力が1段も2段も高まります。
そのメンタルの強さには、長友佑都選手も太鼓判。
いつの日か、「日本のKING」と呼ばれる日がくるかもしれません。
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