- 高校2年生で鹿島内定
- 20歳でナビスコ杯MVP
- Jリーグベストイレブン
- 国内3大タイトル獲得
- ACL優勝
- レアル・マドリード相手に2ゴール
日本でやり残したことがない程の結果を残し、スペインへと渡った柴崎選手。
ビッグクラブでプレーすることを期待されていた男は、現在スペイン2部でプレーしています。
期待値が大きすぎたが故に、柴崎選手の現在地に不満をいだく人も。
W杯アジア最終予選では、たしかに致命的なミスもありました。
ただ、柴崎選手の持つ”目の良さ”とキック精度は日本代表の中でも抜きん出ています。
今回は、柴崎岳選手のプレースタイルと経歴についてご紹介します。
柴崎岳について
- 名前:柴崎岳(しばさき がく)
- 生年月日:1992年5月28日
- 出身地:青森県野辺地町
- 所属クラブ:CDレガネス(スペイン2部)
- ポジション:MF(ミッドフィルダー)
- 背番号:8番(日本代表では7番)
- 身長:175cm
- 体重:70kg
奥様は元ハロプロの真野恵里菜
柴崎選手は、2018年に元ハロプロの真野恵里菜さんと入籍しています。
真野さんは、「SPEC」や「逃げるは恥だが役に立つ」、「仮面ライダーシリーズ」といった超有名作品にも出演しています。
レアルマドリード、バルセロナ相手にゴール
柴崎選手はレアル、バルサというスペイン2大クラブを相手にゴールを決めています。
2016年のクラブW杯では、レアル・マドリードを追い詰める2ゴールを決め、「鹿島がレアルに勝つのでは!?」と思える状況を作り出しました。
2017年のスペインリーグでは、バルセロナ相手にスーパーゴールを叩き込んでいます。
どれも公式戦での出来事で、”本気の相手”に対して奪ったゴールです。
高校の先輩にビンタ
高校2年時、青森山田高校の先輩をビンタしたという伝説があります。
事件が起きたのは試合のハーフタイム。
前半のプレーに対して、「もっとやれるだろ!」と先輩にビンタをして喝を入れた柴崎選手。
先輩は柴崎選手の喝で”火がつきすぎて”、後半に退場しています。
柴崎岳のプレースタイル
Embed from Getty Images柴崎選手は、アマチュア時代から”天才”と呼ばれる選手でした。
チームの司令塔として君臨する柴崎選手の主な強みは以下の3つです。
- 視野の広さ
- キック精度
- 攻撃のリズムを作る
視野の広さ
柴崎選手は視野がとても広い選手です。
「フィールドの全選手の動きが見えているのでは?」と感じる程の視野の広さで、フィールドを広く使って攻撃の質を高めます。
漫画「アオアシ」に登場する”北野蓮”は、柴崎選手がモデルと言われています。
キック精度
柴崎選手はキック精度が高く、プレースキッカーも務めます。
正確なだけでなく、鋭いボールを蹴るため、相手選手はなかなかパスをカットすることができません。
特に”インサイドキックの正確さ・速さ”は世界でもトップクラスです。
攻撃のリズムを作る
柴崎選手は司令塔として、攻撃のリズムを作り出します。
長短のパスを織り混ぜ、攻撃のスイッチを入れる存在です。
パス一本で状況を打開し、チャンスを作り出します。
umbro(アンブロ)の契約選手
柴崎選手は、2017年よりアンブロのスパイクを着用しています。
かつて日本代表の司令塔を務めた遠藤保仁選手もアンブロのシューズを着用しており、まさしく”遠藤保仁の後継者”と言える存在です。
柴崎選手モデルのスパイクも発売されており、多くのサッカープレーヤーが着用しています。
柴崎岳の経歴
- 野辺地SSS(野辺地町立野辺地小学校)
- 青森山田中学校サッカー部
- 青森山田高校サッカー部
- 鹿島アントラーズ
- テネリフェ(スペイン2部)
- ヘタフェ(スペイン1部)
- デポルティーボ(スペイン2部)
- レガネス(スペイン2部)
小学生時代
小学生時代、野辺地SSSでプレーしています。
天才少年は2人の兄にサッカーを教わりながら成長し、小学6年生の時にはサッカー・フットサルの両方で県大会で優勝しています。
中学生時代
黒田剛監督のスカウトを受け、青森山田中学校に入学します。
同級生の櫛引政敏選手(現・ザスパクサツ群馬)らと共に全国大会で3位に。
中学生にして高校の練習に参加するなど、着実にステップアップを遂げます。
高校時代
高校時代、青森山田高校サッカー部でプレーしています。
1年生から10番を背負い、チームの司令塔に。
高校2年生時には選手権で準優勝し、鹿島アントラーズへの内定を勝ち取ります。
3年時の選手権では優勝を期待されたものの、3回戦で敗退しています。
鹿島アントラーズ
Embed from Getty Images2011年に鹿島アントラーズに加入します。
2年目から定位置を確保し、数々のタイトルを獲得。
- Jリーグ
- ナビスコ杯(現・ルヴァンカップ)
- 天皇杯
- ACL
2014年にはベストイレブンに選出。
本山雅志さん以来、日本人2人目の”鹿島の10番”を背負いました。
テネリフェ(スペイン2部)
Embed from Getty Images2016年冬にテネリフェに加入します。
クラブW杯での活躍もあり、スペイン1部への移籍が噂されていましたが、外国人枠の都合でチームは見つからず。
半年間の在籍でしたが、プレーオフでは毎試合得点に絡む活躍を見せました。
ヘタフェ(スペイン1部)
Embed from Getty Images2017年にヘタフェに加入します。
念願のスペイン1部リーグで、10番を背負って2年間プレー。
バルセロナ戦でのゴールなど記憶に残るプレーはあったものの、本領は発揮できませんでした。
デポルティーボ(スペイン2部)
Embed from Getty Images2019年夏にデポルティーボに加入します。
スペイン1部復帰を目指し、中盤のレギュラーとしてプレーした柴崎選手。
しかし、チームはまさかの3部に降格します。
レガネス(スペイン2部)
Embed from Getty Images2020年夏にレガネスに加入。
スランプともいえる時期も過ごしましたが、レガネスで復活。
強烈なミドルシュートを披露するなど、その活躍が日本でもスペインでも話題になることも。
日本代表
Embed from Getty Images15歳から世代別日本代表に選出されてきた柴崎選手。
A代表には、2014年のブラジルW杯後に初出場しています。
これまでに50試合以上に出場し、2018年ロシアW杯のベルギー戦ではアシストを記録。
2022年カタールW杯メンバーにも選出され、自身2度目のW杯に挑みます。
まとめ
天才司令塔と称された柴崎選手も、ベテランの域に突入しようとしています。
経験を重ね、”試合を読む力”は若手の頃よりも確実に上がっています。
W杯経験者という貴重なポジションで臨むカタールW杯。
ピッチ内・ピッチ外どちらにおいても日本代表にとって重要な存在であることは間違いありません。
”パス1本”で魅せることのできる男のサッカー人生は、今後も明るい未来が待っているはずです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


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