「超高精度な右足」
リオ五輪に出場し、A代表への招集歴もあるMF。
武器は、”超”がつくほど高精度な右足。
”原川力”がいれば、FK・CKからの得点が増えることは間違いなし!
もはや、「セットプレーで立っているだけ」でも威圧感はハンパじゃない。
今回は、原川力のプレースタイルと経歴をご紹介します。
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初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
原川力ってどんな選手?
- 名前:原川力(はらかわ りき)
- 生年月日:1993年8月18日
- 出身地:山口県山口市
- 所属チーム:柏レイソル
- ポジション:MF
- 背番号:未定
- 身長:175cm
- 体重:72kg
- 利き足:右
日本代表歴
Embed from Getty Images- A代表:0試合0ゴール(2021年に招集歴あり)
- 世代別:U-16~U-23(リオ五輪世代)
2016年リオ五輪に出場
Embed from Getty Images2016年リオ五輪では”背番号7番”を背負っていた選手。
アジア予選から中心選手として活躍し、本大会では第1節のナイジェリア戦にスタメン出場しています。
ちなみに、リオ五輪予選を共に戦った”久保裕也”は中学の同級生。
- 原川:クラブチーム
- 久保:部活
チームは違いますが、2人揃って京都U-18に入団しています。
田中陽子と幼馴染
”田中陽子(女子サッカー選手)”は、小学生時代にともにプレーした幼馴染。(参照:日刊スポーツ)
「両足でFKが蹴れる女子サッカー選手」として話題になった、元・なでしこJAPANの選手です。
2025年からは、2人がユース時代(小学生時代)にプレーしていたレノファ山口FC(レディース)でプレー。
柏戦での芸術的な2ゴール
Embed from Getty Images柏サポーターからすると、「やられた・・・」という記憶の強かった選手。
その印象が強く残っているのは、この2ゴールの影響でしょう。
- 2017年第1節:鳥栖vs柏(J1初ゴール)
- 2020年第16節:鳥栖vs柏
どちらのゴールも、”原川らしさ全開”の芸術的な右足。
2025年からは、苦手としていた選手が味方になります。
原川力の着用スパイク
メーカー:ナイキ
原川選手は、ナイキの”ファントム”を着用しています。
ファントムシリーズは、ボールタッチに定評があるシューズ。
シューズの表面に加工を施し、”パス・トラップ・シュート”の精度を高める人工皮革のスパイクです。
原川力のプレースタイル
Embed from Getty Images「キックの名手」
- パス精度の高さ
- キープ力
- セットプレーの質
原川といえば、”高精度な右足”。
展開力やキープ力にも秀でる選手ですが、やっぱり”キック”が最大の長所です。
特に、セットプレーは最大の見せ場。
超・精密な原川の右足から、数多くのチャンスが生まれます。
原川力の経歴
- レオーネ山口Jr.ユース(現・レノファ山口Jr.ユース)
- 京都サンガFC U-18
- 京都サンガFC
- 愛媛FC(レンタル)
- 川崎フロンターレ
- サガン鳥栖
- セレッソ大阪
- FC東京
- 柏レイソル
小学生・中学生時代
小学生・中学生時代は、レノファ山口の下部組織でプレーしています。
兄の影響で、幼稚園生の頃にサッカーをスタート。(参照:川崎フロンターレ公式HP)
”天才”と称されるほどのパスセンスを持っているものの、走りは苦手だったようです。
高校生時代
高校生時代は、京都サンガU-18でプレーしています。
同じく中学出身の”久保裕也”と共に京都に渡り、寮生活がスタート。
高校2年生にはスタメンに定着し、3年生からはトップチームにも帯同。(特別指定選手)
世代別代表でもプレーするなど、順調に”エリート街道”を歩んでいきます。
京都サンガFC
Embed from Getty Images2012年に京都サンガFCに入団します。
同期の久保裕也が京都の主力に登り詰める中、2年間での出番は10試合のみ。
愛媛へのレンタルを決断し、復帰後には”No.10”を任されています。
京都での成績
・2012年:3試合0ゴール(J2)
・2013年:7試合0ゴール(J2)
・2014年:レンタル
・2015年:29試合0ゴール(J2)
京都時代のチームメイト
・宮吉拓実
・久保裕也
・染谷悠太
・水谷雄一
・守田達弥
・山瀬功治
・大黒将志 など
愛媛FC
Embed from Getty Images2014年に愛媛FCにレンタル移籍します。
「原川力」の名前が有名になったのは、愛媛時代のこと。
クラブでは”10番”を背負い、リオ五輪世代の主力としてアジアでも戦っています。
愛媛での成績
・2014年:32試合1ゴール(J2)
愛媛時代のチームメイト
・児玉剛
・村上佑介
・リカルド ロボ など
川崎フロンターレ
Embed from Getty Images2016年に川崎フロンターレに移籍します。
五輪の直前に”J1初挑戦”。
無事にリオ五輪出場を果たしたものの、スタメンはわずか1試合というほろ苦い経験に。
川崎での成績
・2016年:4試合0ゴール(J1)
・2017年:レンタル
川崎時代のチームメイト
・中村憲剛
・大久保嘉人
・小林悠
・大島僚太
・谷口彰悟
・板倉滉
・田中碧 など
サガン鳥栖
Embed from Getty Images2017年にサガン鳥栖に移籍します。(レンタル→完全に移行)
移籍後初の試合で”直接FK”を沈め、流れに乗ってキャリアハイの7ゴール。
4シーズンに渡って鳥栖の中盤に君臨し、右足からの高精度なキックで数多くのチャンスを作り出しています。
鳥栖での成績
・2017年:33試合7ゴール(J1)
・2018年:29試合2ゴール(J1)
・2019年:31試合4ゴール(J1)
・2020年:28試合3ゴール(J1)
鳥栖時代のチームメイト
・豊田陽平
・鎌田大地
・三丸拡
・小野裕二
・権田修一
・樋口雄太 など
セレッソ大阪
Embed from Getty Images2021年にセレッソ大阪に移籍します。
A代表に初選出されるも、負傷の影響で辞退。(参照:日刊スポーツ)
翌年2022年にも長期離脱を強いられるなど、”怪我”に泣くことが多かった2年半。
C大阪での成績
・2021年:26試合2ゴール(J1)
・2022年:18試合0ゴール(J1)
・2022年:7試合0ゴール(J1→途中退団)
C大阪時代のチームメイト
・清武弘嗣
・大久保嘉人
・瀬古歩夢
・山中亮輔
・鈴木徳真
・毎熊晟矢
・香川真司 など
FC東京
Embed from Getty Images2023年7月にFC東京に移籍します。(レンタル→完全に移行)
移籍初年度こそ主力となりうる活躍を見せるも、2024年のスタメンは5試合のみ。
90分間をベンチで過ごす試合も増加し、またしても”苦しい経験”となっています。
FC東京での成績
・2023年:10試合1ゴール(J1[途中入団])
・2024年:25試合1ゴール(J1)
FC東京時代のチームメイト
・森重真人
・松木玖生
・渡邊凌磨
・仲川輝人
・小泉慶
・荒木遼太郎
・ディエゴ オリヴェイラ など
柏レイソル
2025年に柏レイソルに移籍します。
”全盛期のような存在感”を取り戻せれば、主力を張れる選手。
新監督のもと、”原川の右足”に大きな期待が寄せられています。
まとめ
”エリート街道”を歩んでいきたキックの名手も、ここ数年はやや不調。
怪我の影響もあってか、出場数も減少傾向です。
現在31歳。
”柏レイソル”という新天地で、もう一花咲かせてくれるかもしれません。
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