「ついに覚醒したストライカー」
2022年のJ2リーグで大暴れ。
- J2リーグMVP
- J2リーグベストイレブン
- J2リーグ得点王
個人3冠に輝き、横浜FCのJ1昇格に大いに貢献。
日本代表入りは目の前に迫っています。
ですが、この活躍は遅すぎるくらいです。
高校時代から脚光を浴び、「東京五輪のエース=小川航基」とさえ言われていました。
プロ入り後はなかなか調子が上がらず、東京五輪メンバーからも落選。
大怪我にも見舞われ、本調子のプレーとは程遠い状態が続いていました。
プロ入り7年目にして、ようやく真の実力を発揮。
2023年でプロ8年目とはいえ、まだ25歳。
ここからが”小川航基劇場”の始まりです。
今回は、小川航基のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
小川航基ってどんな選手?
- 名前:小川航基(おがわ こうき)
- 生年月日:1997年8月8日
- 出身地:神奈川県横浜市
- 所属クラブ:NECナイメヘン(オランダ)
- ポジション:FW
- 背番号:18番
- 身長:186cm
- 体重:80kg
- 利き足:右
2022年J2リーグMVP&得点王
2022年J2リーグにて、小川選手は個人3冠を成し遂げました。
- J2リーグMVP
- J2リーグベストイレブン
- J2リーグ得点王
41試合で26ゴール。
月間MVPは3回という、文句なしの活躍。
2023年は、「J1でどれだけの結果を残せるのか」に要注目です。
東京五輪世代のエース
Embed from Getty Images小川選手は18歳から世代別日本代表のエースに君臨。
2019年にはA代表デビュー戦でハットトリックを達成し、期待度No.1のストライカーでした。
しかし、鳴かず飛ばずの日々が続き、ついには東京五輪出場も逃します。
その一因となったのは、2017年U-20W杯での大怪我。
- 左膝前十字靭帯断裂
- 半月板損傷
「これから」という時期の大怪我で、トップフォームからは遠ざかりました。
長いスランプを抜け出し、心身ともに逞しくなったストライカー。
今シーズンも得点量産の準備は万端です。
趣味は魚釣り
小川選手は小さい頃から魚釣りが大好き。
オフの日には、早起きにして魚釣りに向うことも。
「魚を釣る」だけでなく、「魚を捌く」こともできるのが小川選手の強み。
サッカーだけでなく、包丁捌きも抜群です。
小川航基の着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー:ナイキ
小川選手は、ナイキの”ティエンポ”を着用しています。
ティエンポシリーズは、革の柔らかさとクッション性が特徴のスパイク。
ナイキの中で唯一の天然皮革のシリーズで、幅も広めなスパイクです。
小川航基のプレースタイル
Embed from Getty Images「本格派ストライカー」
小川選手は”THE ストライカー”。
- 抜群の得点感覚
- ポストプレーの上手さ
- 裏抜けの上手さ
ストライカーに必要な能力すべてが高く、「右足・左足・頭」のどこからでも高い精度のシュートを放ちます。
そんな小川選手が最も輝くのはペナルティエリア内。
「巧さ・強さ」を高次元で兼ね備え、”ゴール”という結果でチームを救います。
小川航基の経歴
- 横浜港北SC(横浜市立南山田小学校)
- 大豆戸FC(横浜市立中川中学校)
- 桐光学園高校サッカー部(神奈川県)
- ジュビロ磐田
- 水戸ホーリーホック(レンタル)
- ジュビロ磐田
- 横浜FC
小学生時代
小学生時代は、横浜港北SCでプレーしています。
3歳年上の兄の影響で、幼稚園年中の頃にサッカーを始めます。
横浜FCのスクールに通っていたこともあり、ジュニアユースのセレクションを受けるも落選。
さらに、東急レイエス(街クラブ)のセレクションにも落選しています。
小学生時代の小川選手のポジションはDF(ディフェンダー)。
当時は太っており、ロングキックが得意な選手でした。
中学生時代
中学生時代は、大豆戸FCでプレーしています。
5人以上のプロ選手を輩出したチームで、小川選手がつけた背番号は10番。
Jクラブ・強豪校からもオファーがくるような存在になります。
鈴木唯人選手も、小学生時代に大豆戸FCでプレーしています。
【鈴木唯人について】
高校生時代
Embed from Getty Images高校生時代は、桐光学園高校サッカー部でプレーしています。
1年生からトップチームでプレーするも、2年生時には度重なる怪我に泣かされます。
3年時には、キャプテンとしてインターハイ・選手権共に全国へ。
高校No.1ストライカーとして大きな注目を集めました。
U-18日本代表にも招集されています。
ジュビロ磐田
Embed from Getty Images2016年にジュビロ磐田に入団します。
2017年ルヴァンカップではハットトリックを記録するなど、大きなインパクトを残します。
とはいえ、U-20W杯での大怪我の影響もあり、4年間の在籍でレギュラー獲得には至らず。
2019年7月に期限付き移籍を決断します。
磐田時代の成績
・2016:0試合0ゴール
・2017:5試合0ゴール
・2018:13試合1ゴール
・2019:5試合0ゴール(途中退団)
水戸ホーリーホック
Embed from Getty Images2019年7月に水戸ホーリーホックにレンタル移籍します。
途中加入ながらも、J2リーグ17試合7ゴール。
12月のE-1選手権では日本代表に選出され、代表デビュー戦でハットトリックを達成します。
水戸時代の成績
・2019:17試合7ゴール(J2[途中加入])
ジュビロ磐田(復帰)
2020年にジュビロ磐田に復帰します。
復帰後につけた背番号は、元日本代表の中山雅史さんがつけていた『9』。
2020年はJ2リーグ32試合9ゴールを記録するも、翌年はルキアン選手(現・アビスパ福岡)の控えに。
シーズン終了後に、移籍を決意します。
磐田時代(復帰後)の成績
・2020:32試合9ゴール(J2)
・2021:24試合1ゴール(J2)
横浜FC
2022年に横浜FCに移籍します。
- J2リーグMVP
- J2リーグベストイレブン
- J2リーグ得点王
期待され続けたストライカーがついに覚醒。
J2No.1プレーヤーは、J1でも指折りのストライカーとして、チームを救う得点を決めました。
横浜FCでの成績
・2022:41試合26ゴール(J2)
・2023:15試合6ゴール(J1[途中退団])
NECナイメヘン(オランダ)
2023年7月にNECナイメヘンに移籍します。
買取オプション付きの期限付き移籍。
J2→J1と続き、オランダでも「ゴール」という結果にこだわります。
まとめ
世界トップで活躍する日本人選手は非常に多く、日本代表は確実に強豪国へと近づいています。
その日本代表の中で、世界よりも劣っているポジションのひとつがCF(センターフォワード)。
上手くて俊敏な選手は多いものの、”強くて点がとれる選手”は少ないのが現実。
186cmの身長で、抜群の得点感覚を持つFW。
彼の成長は、日本サッカーの進化に直結するかもしれません。
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