3月12日にJ1リーグ第4節柏レイソルvs名古屋グランパスが開催されました。
リーグ戦13試合勝利なしという苦しい状況。
毎試合のように「勝利のレッツゴー柏」、「勝利のロレンソ」を歌えていたのは素晴らしいことだったのだなと感じます。
「まずは1つ白星を」
そんな想いを胸に、我々柏サポーターはスタジアムへと足を運びました。
対戦相手の名古屋グランパスは、現在リーグ戦2勝1敗。
いずれの試合も「1-0」というスコア。
これまでの得点数は2点と、柏の3点よりも少ないです。
とはいえ、「2回の勝利」を味わっています。
相手は強敵ですが、どんなサッカーを見せてくれるのか。
当日の様子
入場者数9866人
この日の入場者数は9866人。
「2022年の平均入場者数は9264人」でJリーグ16位。
コロナ禍による座席の制限があったとはいえ、入場者数は決して多くはありません。
大勢のファンではなく、熱心なサポーターに支えられているクラブ。
とはいえ、”日曜日の15時開催”で1万人を切ってしまったことは寂しい数字です。
守田達弥がスタメンに抜擢
守田達弥選手が、柏レイソル入団後初のJリーグ出場を飾りました。
ルヴァンカップ鹿島戦にて安定したパフォーマンスを見せた守田選手。
ベンチからチームを鼓舞し続けたジャンボが、ついに出場機会を獲得しました。
今後のGKポジション争いにも注目です。
柏ユース対決
Embed from Getty Imagesこの試合では、”柏ユース出身の2人”が熱い戦いを見せました。
- 柏レイソル:細谷真大
- 名古屋グランパス:中谷進之介
同じ柏ユースで育った6歳差の2人が、何度も激しいバトルを展開。
日本代表暦のある選手同士の戦いは見応え抜群でした。
中谷選手は、小学生の頃から柏レイソルユースに在籍。
2018年までレイソルで活躍した選手です。
スターティングメンバー
柏レイソル
ベンチ入りメンバー
名古屋グランパス
- GK ランゲラック
- DF 野上結貴
- DF 中谷進之介
- DF 藤井陽也
- MF 米本拓司
- MF 和泉竜司
- MF 稲垣祥
- MF 森下龍矢
- FW マテウス カストロ
- FW 永井謙介
- FW ユンカー
ベンチ入りメンバー
- GK 武田洋平
- DF 丸山祐市
- MF 長澤和輝
- MF 重廣卓也
- MF 内田宅哉
- FW 酒井宣福
- FW レオナルド
試合結果
『0-3』
まさに”完敗”というべき試合でした。
レイソルにチャンスがなかったわけではありません。
むしろ、前節アウェイ福岡戦よりも良いサッカーをしていました。
それでも、”1つのプレー”で流れを引き寄せた名古屋を称賛したいです。
得点者
・前半41分 ユンカー(名古屋)
・後半7分 永井謙介(名古屋)
・後半25分 オウンゴール(名古屋)
柏レイソル
前半、レイソルは良いサッカーをしていたように思います。
後半、仙頭啓矢選手の投入でさらにチャンスが増え、シュート数は16本。
「内容は悪くないけど勝てない」
選手も苦しい。
サポーターも苦しい。
試合後のスタジアムには、そんな気持ちが充満していました。
最悪に近い雰囲気ですが、”首位との勝ち点差は7”。
まだ第4節だからこそ、ひとつの勝利で流れは変わるはずです。
名古屋グランパス
センターラインをしっかりと閉じており、名古屋の守備は強固でした。
それでも、今回は挙げたい選手はこの3人。
- ユンカー
- 永井謙介
- ランゲラック
1つの得点、1つのビッグセーブで流れを引き寄せました。
特に、ユンカー選手のゴールは敵ながらも圧巻でした。
まとめ
このブログは、サッカーの魅力を伝えるために始めました。
「初心者の方が楽しくサッカーを知って、もっと楽しくなる」。
「身近な人に伝えてきたことを、もっと多くの人に伝えたい」という想いで、ひっそりとブログを書いています。
主役は選手や、読んでくださる方々。
そんな想いから、自分の話は極力避けてきました。
ですが今回、少しだけ自分の話をさせてください。
私は、小学生から高校生までサッカーをしてきました。
大学ではサークルでサッカーをプレーし、現在はフットサルをしています。
その中で、プロサッカー選手になった人と試合をすることもありました。
いわゆる”サッカーエリート”と同じチームになったこともあります。
その方々に共通するのは、”次元が違う”ということ。
目の前で”信じられないようなプレー”を披露します。
「あ、こういう人がプロになるんだな」と。
中には有名になった選手もいれば、プロ入りして数年後に表舞台から姿を消した選手もいます。
”Jリーグ”とは、超すごいヤツの集まりです。
プロにかすりもしなかった私からすれば、もはや偉人。
だからこそ私は、サッカー選手を超リスペクトしています。
現在のレイソルの状況は、文句を言われても仕方ありません。
ゴール裏からのブーイングはごもっとも。
本気で応援しているからこそ、頭にもくる。
監督やチームに対して、思うことがあるのは当然です。
今回こんなことを書いているのは、あまりにもマナーの悪い人がいたからです。
試合中、ずっと大声でヤジ。
個人を否定するような発言のオンパレード。
帰り際、多くの人が一瞬立ち止まり、彼のことを見ていた光景が非常に残念です。
SNSであればミュート機能がありますが、現実世界にミュート機能はありません。
試合後に文句を言っていた人の大半は、”試合中は心から応援”した上で文句を言っています。
いろんな応援スタイルがあるのは当然。
正解なんてありません。
サッカーを楽しんでいればオッケー。
でも、周りを不快にするのはどうなのでしょうか。
選手へのリスペクトを欠くような人は、サポーターではありません。
試合後に、周りの方とこの気持ちを共有できたことで私の心は少し救われました。
選手たちにお願いです。
勝利という結果で黙らせてください。
DAZN観戦ですが、次節も応援します。
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