2023年2月12日に「第27回ちばぎんカップ 柏レイソルvsジェフユナイテッド市原・千葉」が三協フロンテア柏スタジアム(日立台)で開催されました。
新型コロナウイルス流行の影響もあり、日立台での開催は2019年以来4年ぶり。
シーズン開幕前の恒例行事に、8898人の観客が訪れました。
新加入メンバーのお披露目の場としても注目度が高く、ネットでは”世界三大カップ”と呼ばれることも。
これまでの戦績は”17勝9敗”でレイソルが勝ち越しています。
PSM(プレシーズンマッチ)とはいえ、”千葉ダービー”。
新シーズンを占う上でも、”千葉県No.1サッカーチーム”の意地を見せるためにも負けられない試合です。
試合当日の様子
声出し応援
今回のちばぎんカップで、多くのサポーターが待ち侘びた”声出し応援”が行われました。
2019年Jリーグ開幕戦以来、4年ぶりに日立台に大声援が帰ってきました。
今回新たに作られたチャント(応援歌)は7つ。
- チームのチャント3つ
- 三丸拡選手のチャント
- 戸嶋祥郎選手のチャント
- 小屋松知哉選手のチャント
- 川口尚紀選手のチャント
試合前には、久々の決起集会にて応援練習。
マスクをつけながらも、”選手たちが待ち侘びていた大声援”を届けました。
モノマネ芸人・似東純也さんも観戦に
2022年にはホーム・アウェイ問わず、観戦に訪れたモノマネ芸人の似東純也さん。
ちばぎんカップで、早速2023年初観戦。
レイくんに促され、2人でポーズを決める際には人だかりができていました。
このポーズはおそらく、古賀太陽選手のフリーポーズチャレンジかと思われます。
新加入の立田悠悟選手が宣言した、”古賀太陽をいじれる環境づくり”が早くも実現しつつあるのかもしれません。
ジェフには元レイソル戦士が5人
今年のジェフユナイテッド市原・千葉には、5人の元レイソル戦士が在籍しています。
- 小林慶行(監督)
- 永井俊太(コーチ)
- 鈴木大輔
- 呉屋大翔
- 小林祐介
選手紹介の際は、レイソルサポーターからも大きな拍手が。
試合後には、鈴木選手、呉屋選手、小林選手がレイソル側に挨拶に訪れました。
試合結果
2-3 ジェフユナイテッド市原・千葉の勝利。
得点者
・19分:小森飛絢(ジェフ)
・30分:呉屋大翔(ジェフ)
・31分:山田康太(レイソル)
・51分:細谷真大(レイソル)
・69分:呉屋大翔(ジェフ)
一時同点に追いつくも、古巣対戦となる呉屋選手に決勝点を許し、2-3での敗戦。
ジェフのシュート数は3本で、まさかの決定率100%。
2つのミスが失点に直結する、悔しい敗戦となりました。
とはいえ、新加入選手の躍動や、昨年以上に高まった「ボールをつなぐ意識」は私たちサポーターにも伝わりました。
MVP:呉屋大翔(ジェフユナイテッド市原・千葉)
ジェフユナイテッド市原・千葉の”呉屋大翔選手”がMVPに輝きました。
2得点の結果だけでなく、攻守に渡って泥臭さ全開のプレー。
試合中には、柏・ネルシーニョ監督と口論になるシーンも。
古巣相手に、大車輪の活躍を見せました。
MVPの呉屋選手には、賞金80万円が送られました。
千葉銀行の80周年にちなみ、例年の50万円よりも大幅up。
MIP:山田康太(柏レイソル)
MIPには、柏レイソルの山田康太選手が選ばれました。
新加入のテクニシャンが1得点1アシストと躍動。
高い技術でプリンスっぷりを発揮したかと思えば、守備では闘志をむき出しに。
柏のプリンスは賞金30万円と共に、柏サポーターの心を獲得しました。
まとめ
世界三大タイトルを逃しました。
しかし、このタイトルを逃した2011年に柏レイソルはJ1リーグ優勝。
今年は、良いシーズンになるかもしれません。
新加入選手5人がスタメンに名を連ね、昨季とは異なる”後ろからつなぐサッカー”を実践。
連携が深まれば、「相手DF陣を崩しまくるレイソル」が見れるかもしれません。
個人的には、仙頭啓矢選手の上手さに驚かされました。
- 個で打開するシーンあり
- 味方を生かすシーンあり
- 「ゴール入ったよね!?」というシュートあり
シュート後の線審へのアピールも含め、90分間に渡って印象的なプレーを披露しました。
Jリーグ開幕まであと1週間。
2月18日に「7月以来の日立台での勝利」を楽しみに、ワクワクしながら1週間を過ごしたいと思います。
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