10月8日に、J1リーグ第32節柏レイソルvsセレッソ大阪が開催されました。
2022年シーズンも、この試合を含めて残りわずか3試合。(延期の影響でセレッソ大阪は4試合)
優勝争い、ACL出場権争い、残留争いのいずれも激しさを増しています。
今節の柏レイソルvsセレッソ大阪は、ACL出場権をかけた戦いです。
天皇杯の結果次第にはなりますが、Jリーグ4位までACLに出場できる可能性があります。
レイソルは7位、セレッソは4位と、両チームともシーズン4位は射程圏内。
レイソルは優勝を狙える位置につけていたものの、まさかの7試合勝ちなし。
8/6の第24節京都戦以降は勝ちから遠ざかっており、ホームでは8月、9月と勝ちがない状況です。
対するセレッソも直近5試合は1勝2敗2分といまいち波に乗り切れず。
ただ、ルヴァン杯では決勝戦に駒を進め、10/22にサンフレッチェ広島と戦います。
ACLへの出場権を得るためにも、今節を含めた残り3戦で”勝ち点9”をとりたいところです。
※この試合、初めてWINNERを購入しました。
期待も込みで「3-1で柏の勝利」で1口購入しました。
試合前
- ACL出場をかけた一戦
- 柏・武藤雄樹とセレッソ・山中亮輔が試合前に談笑
- ドウグラスがJリーグ通算250試合出場
ACL出場をかけた一戦
今節の柏レイソルvsセレッソ大阪は来シーズンのACL出場権をかけた一戦になります。
レイソルサポーターからも、気合の横断幕が掲示されました。
天皇杯の決勝にサンフレッチェ広島とヴァンフォーレ甲府が進出しました。
現在リーグ3位につける広島が天皇杯を制した場合、Jリーグ4位のチームもACLに出場できます。
広島が3位以下でシーズンを終えた場合は、リーグ3位のチームが出場権を獲得します。
現実的に4位以内でシーズンを終える可能性があるのは、以下の4チームです。
順位 | チーム名 | 勝ち点 |
---|---|---|
4位 | セレッソ大阪 | 49 |
5位 | 鹿島アントラーズ | 47 |
6位 | FC東京 | 46 |
7位 | 柏レイソル | 46 |
レイソルはセレッソ大阪、FC東京よりも1試合多く消化しており、今節の勝利は必須です。
ACLには4度出場しており、最高成績はベスト4。
75%の確率でグループリーグを突破している、アジアで強いレイソルを見たいサポーターは多いです。
ACLはDAZNにて放送されます。
詳しくは、【2022年にDAZNで見れるサッカーについて】へ。
武藤雄樹と山中亮輔が試合前に談笑
ウォーミングアップ後に、”がってん寿司”のポーズをしながら武藤選手に近づく選手が。
その正体は、セレッソ大阪の山中亮輔選手。
武藤選手と山中選手は浦和レッズで共にプレーしています。
なぜ”がってん寿司”のポーズをしていたのかというと、浦和時代に武藤選手が”がってん寿司”とスポンサー契約を結んでいたからです。
武藤選手のゴール後の”がってん寿司ポーズ”をサポーターも待っており、「武藤選手がゴールを決めるとお寿司を食べる」サポーターが大勢います。
ちなみに、山中選手は2016年まで柏レイソルに所属しています。
この日も多くの柏のスタッフと挨拶を交わしていました。
地元も柏市で、日本代表・中山雄太選手と同じく柏レイソルU-18に在籍しながら柏南高校に通っていました。
ドウグラスがJリーグ通算250試合出場
ドウグラス選手のJリーグ通算250試合出場のセレモニーが行われました。
ドウグラス選手は、これまで日本では6クラブでプレー。
- 徳島ヴォルティス
- 京都サンガFC
- サンフレッチェ広島
- 清水エスパルス
- ヴィッセル神戸
- 柏レイソル
Jリーグ通算得点は93ゴールで、”100ゴールまであと7得点”に迫っています。
スタメン・ベンチ入りメンバー
柏レイソル
ベンチ入りメンバー
- GK 守田達弥
- DF 田中隼人
- DF 土屋巧
- MF 戸嶋祥郎
- MF 加藤匠人
- FW 武藤雄樹
- FW 小屋松知哉
セレッソ大阪
ベンチ入りメンバー
- GK 清水圭介
- DF 西尾隆矢
- MF 石渡ネルソン
- MF 中原輝
- FW 加藤陸次樹
- FW パトリッキ
- FW 北野颯太
試合結果
「0-0のスコアレスドロー」
両チームともに枠内シュートは2本で、盛り上がりに欠ける試合となりました。
ただ、守備面では集中を切らすことなく、堅実に勝ちにつなげるための締まった試合になりました。
試合終了のホイッスルが鳴ると、ピッチに座り込む選手が多数。
90分間走り切り、足を攣っている選手もいました。
この写真からも伝わる通り、選手は全力で走り切っていました。
こういった試合は、サッカー通ならば楽しめる試合です。
ですが、この試合で初めてサッカーを観にきたという人や、今年からサッカーを見始めた人からすると、退屈に感じられてしまう試合だったかもしれません。
もちろん、1年間のシーズンで考えれば、こういった得点の動かない試合はどのチームでもあります。
ただ、1人のサッカーファンとして、もっと熱くなるシーンが欲しかったというのが本音です。
絶対に勝ちが欲しい試合だったからこそ、そう感じる人も多いのではないでしょうか。
まとめ
今日の引き分けで、3試合連続の引き分け、8試合未勝利となりました。
今シーズンの前半戦は首位争いをしていただけに、非常に寂しい気持ちになります。
その反面、前半戦の快進撃がなければ、多くのメディアが予想した通り”残留争い”の渦中にいたでしょう。
昨年のような降格がチラつく状況ではないことにありがたさを感じるものの、毎年のようにタイトルを獲得していた第一次ネルシーニョ政権のような強さを求めてしまいます。
Jリーグも残り2試合。
我々サポーターを楽しませてくれるサッカーが見れることを期待しましょう。
コメント