「港区生まれの点取り屋」
東京都港区生まれの超・都会っ子。
小学生から川崎のアカデミーで育ち、高校生でプロ契約。
期待され続けた才能は、3度のレンタル移籍をキッカケに開花。
数多くいる若手選手の中でも、ポテンシャルの高さはピカイチです。
今回は、宮代大聖のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
宮代大聖ってどんな選手?
- 名前:宮代大聖(みやしろ たいせい)
- 生年月日:2000年5月26日
- 出身地:東京都港区
- 所属チーム:ヴィッセル神戸
- ポジション:FW/MF
- 背番号:9番
- 身長:178cm
- 体重:73kg
- 利き足:右
日本代表歴
Embed from Getty Images- A代表:なし
- 世代別:U-15〜U-20
中学生の頃から、世代別代表の常連だった選手。
東京五輪世代の最年少にあたる年齢ということもあり、U-20以降は代表から遠ざかっています。
U-17W杯・U-20W杯に出場
Embed from Getty Images宮代選手は、2度の世代別W杯に出場しています。
・U-17W杯(2017年)
・U-20W杯(2019年)
2大会連続で2ゴールを決め、どちらの大会もベスト16に進出。
両大会で得点を決めた歴代3人目の日本人になりました。(中田英寿、高原直泰)
U-17・U-20W杯 両大会のチームメイト
・鈴木彩艶
・菅原由勢
・小林友希
・中村敬斗
・斉藤光毅
ゴールパフォーマンスは領域展開
Embed from Getty Images2024年のゴールパフォーマンスは”領域展開”。
「大人気アニメ・呪術廻戦」でおなじみのポーズ。
ネットを揺らす数に比例して、披露する術式の数も増えてくるかもしれません。
宮代大聖の着用スパイク
着用メーカー:MIZUNO(ミズノ)
宮代選手が着用するのはミズノのスパイク。
”モレリアNEO”シリーズを着用しています。
とても軽く、素足感覚を追求した天然皮革のスパイクです。
宮代大聖のプレースタイル
Embed from Getty Images「センス溢れるストライカー」
本職はCF(センターフォワード)ですが、中盤(MF)でも輝ける選手。
- 逆足(左足)でのシュート
- パワー
- 技術
利き足(右足)はもちろんのこと、左足でもパンチのあるシュート・ループを決めれる繊細さ。
あらゆる能力が高く、1つ1つのプレーに”サッカーセンス”を感じさせます。
宮代大聖の経歴
- カナールキッカーズ
- 渋谷東部JFC
- 川崎フロンターレU-12
- 川崎フロンターレU-15
- 川崎フロンターレU-18
- 川崎フロンターレ
- レノファ山口(レンタル)
- 徳島ヴォルティス(レンタル)
- サガン鳥栖(レンタル)
- ヴィッセル神戸
小学生時代
小学生時代は、3つのクラブでプレーしています。
- カナールキッカーズ
- 渋谷東部JFC
- 川崎フロンターレU-12
4歳の頃に、港区を拠点とするチームでサッカーをスタート。
小学3年生の頃に、”2/150人”という狭き門を突破し、川崎フロンターレのJr.チームに入団。(参照:川崎フロンターレ公式HP)
1学年後輩の久保建英選手とはチームメイトでした。
中学・高校生時代
Embed from Getty Images※Jリーグ選抜の写真。
中学・高校生時代は、川崎フロンターレの下部組織でプレーしています。
- 川崎フロンターレU-15
- 川崎フロンターレU-18
小学6年生の頃に”ボランチ→FW”へとポジションを変えており、FWとしての能力は着実に成長。
- U-15日本代表に選出
- 中学3年でU-18昇格
- 中学生でU-18の公式戦スタメン(プリンスリーグ)
中学3年生にしてU-18のスタメンに名を連ね、代表でも活躍。
高校3年生には、川崎史上初の”高校生でのプロ契約”を締結しています。
川崎ユース時代のチームメイト
・三笘薫(3学年先輩)
・田中碧(2学年先輩)
・山田新(同期)
・横田大祐(同期)
・宮城天(1学年後輩)
・山内日向汰(1学年後輩) など
川崎フロンターレ
Embed from Getty Images2018年4月に川崎フロンターレに昇格します。
高校3年生でのプロ入りを果たすも、1年半で公式戦出場は0試合。
6年間の在籍で、3つのタイトルと3度のレンタル移籍を経験しています。
世代別の常連だったユース出身のストライカーが、川崎の主力になったのは2023年。
8位で終えた強豪の中で、チーム2位の8ゴールをマーク。
覚醒の兆しが見えたものの、翌年2024年にヴィッセル神戸への完全移籍を決断します。
川崎での成績
・2018年:0試合0ゴール(J1)
・2019年:0試合0ゴール(→山口へレンタル)
・2020年:16試合1ゴール(J1、Jリーグ・天皇杯優勝)
・2021年:徳島へレンタル
・2022年:鳥栖へレンタル
・2023年:30試合8ゴール(J1、天皇杯優勝)
川崎時代のチームメイト
・中村憲剛
・小林悠
・家長昭博
・谷口彰悟
・登里享平
・三笘薫
・田中碧
・大島僚太
・守田英正
・旗手怜央
・山根視来
・脇坂泰斗
・橘田健人
・レアンドロ ダミアン
・ジェジエウ
・マルシーニョ
・チョン ソンリョン など
レノファ山口
2019年7月にレノファ山口にレンタル移籍します。
移籍直後にCF(センターフォワード)のスタメンに定着。
17試合にスタメン出場し、2ゴールをマークしています。
19歳としては及第点に思えますが、”飛び級”でプレーしてきた男にとっては満足できる数字ではなかったはずです。
山口での成績
・2019年:19試合2ゴール(J2、途中加入)
山口時代のチームメイト
・坪井慶介
・前貴之
・菊池流帆
・高貴洋
・田中パウロ淳一
・山下敬大
・工藤壮人 など
徳島ヴォルティス
Embed from Getty Images2021年に徳島ヴォルティスにレンタル移籍します。
開幕からスタメンを飾り、FWだけでなく、トップ下やSH(サイドハーフ)などの複数ポジションで活躍。
得点数はチーム2位の7ゴール。(1位は垣田裕暉の8ゴール)
4チームが降格するシーズンだったことも影響し、チームは”勝ち点1差”でJ1残留を逃しています。
徳島での成績
・2021年:32試合7ゴール(J1)
徳島時代のチームメイト
・垣田裕暉
・ジエゴ
・岩尾憲
・藤田譲瑠チマ
・鈴木徳真
・渡井理己
・西谷和希 など
サガン鳥栖
2022年にサガン鳥栖にレンタル移籍します。
前年に徳島でコンビを組んだ垣田裕暉選手とは、揃ってレンタルでの鳥栖入団。
財政難で苦しむ状況で、ユース出身・レンタル組が活躍。
チームトップの8ゴールをマークし、自身にとってもキャリアハイの記録を残しています。(2023年終了時点)
鳥栖での成績
・2022年:22試合8ゴール(J1)
鳥栖時代のチームメイト
・垣田裕暉
・ジエゴ
・小野裕二
・本田風智
・飯野七聖
・西川潤
・岩崎悠人
・小泉慶
・エドゥアルド
・パク イルギュ など
ヴィッセル神戸
Embed from Getty Images2024年にヴィッセル神戸に完全移籍します。
神戸の前線は、日本代表クラスの攻撃陣が揃う激戦区。
宮代選手自身も語るように、大迫勇也選手から多くを学び、より怖い選手になるための挑戦です。
まとめ
学生の頃から国を代表して戦い、期待を背負ってきたストライカー。
小学生から過ごした川崎を離れ、覚悟の完全移籍。(参照:サッカーダイジェスト)
あえて厳しい環境に身を投じ、偉大な選手たちから学ぶという決断を下しました。
神戸で”絶対的な選手”なった時には、A代表入りは目の前まで迫っているかもしれません。