「なんでもできて、どこでもできる」
熊澤選手は、すべてのプレーをそつなくこなします。
- パス良し
- シュート良し
- ドリブル良し
- フリーキック良し
- ディフェンス良し
それに加え、MFであればどこのポジションでもプレーでき、時にはFWとしてプレーすることも。
漫画アオアシの言葉を借りるなら、「攻守コンプリート」という言葉が似合う選手です。
今回は、熊澤和希のプレースタイルと経歴についてご紹介します。
熊澤和希について
- 名前:熊澤和希(くまさわ かずき)
- 生年月日:2001年1月13日
- 出身地:神奈川県小田原市
- 所属クラブ:柏レイソル
- 背番号:48番
- ポジション:MF/FW
- 身長:180cm
- 体重:74kg
選手権で2度の準優勝
熊澤選手は、高校選手権で2度の準優勝を経験しています。
抜群の攻撃センスを見せつけ、高校3年時には大会No.1ともいえるスーパーゴールも。
優勝は逃したものの、大会優秀選手にも選出されています。
過去を振り返させてもらいました。
— 熊澤 和希 (@kk10soccer10) September 26, 2019
とても最高な思い出。#第97回高校サッカー選手権 #準決勝 pic.twitter.com/ZPKyq9yDjS
全国大学選抜の一員
熊澤選手は、2022年に全日本大学選抜に選出。
日韓定期戦・カンボジア遠征に参加し、スタメン出場を飾っています。
同じくスタメン出場した落合陸選手とは、2023年から柏レイソルでチームメイトになります。
実はロングスローも得意
攻撃的な選手として、高校時代から足元の技術で注目を集めた熊澤選手。
全国大会ではロングスローも披露し、スタジアムにはどよめきが起きました。
高校時代の”ハンドボール投げ”の記録は学校で1位。(参照:FOOTBALL ZONE)
足元だけでなく、強肩という特徴でもJリーグを沸かすかもしれません。
熊澤和希のプレースタイル
Embed from Getty Images「守備面を高く評価されてのプロ入り」
高校時代の熊澤選手を知っている方であれば、意外に思うかもしれません。
大学時代に”守備の甘さ”を指摘されて猛特訓。
特別コーチとして流経大に来ていたチョウ・キジェさん(現・京都サンガ監督)からの指導もあり、プロでも通用する守備強度を体得。
”球際の強さ”を求めるネルシーニョ監督からのお墨付きをもらうほどになりました。
- 守備強度の高さ
- キック精度
- ユーティリティ性の高さ
守備面を評価されたとはいえ、熊澤選手はもともと攻撃的な選手。
高いキック精度を誇り、鋭く曲がるプレースキックは一級品です。
そして、MFからFWまでどこでもできるユーティリティ性も魅力です。
高校〜大学にかけて、公式戦でプレーしたポジションは5つ以上。
1人で何役もこなせる器用な選手です。
熊澤和希の経歴
- SSC(小田原市立酒匂小学校)
- FC厚木DREAMS ジュニアユース(小田原市立酒匂中学校)
- 流通経済大柏高校サッカー部
- 流通経済大学サッカー部
- 柏レイソル
小・中学生時代
小学生時代に、SSC(酒匂サッカークラブ)でサッカーを始めます。
中学生からは、FC厚木DREAMSジュニアユースでプレー。
3年時には、「10番・キャプテン」としてにチームを引っ張り、クラブユースでは神奈川県大会で優勝しています。
高校生時代
Embed from Getty Images高校生時代は、流通経済大学柏高校サッカー部でプレーしています。
関川郁万選手(鹿島アントラーズ)と共に、1年生からレギュラーに定着。
- 高1:インターハイ準優勝
- 高2:インターハイ優勝、選手権準優勝
- 高3:選手権準優勝
大舞台でインパクトある活躍をするも、プロからのオファーは届かず。
流通経済大学へと進学します。
大学生時代
大学時代は、流通経済大学サッカー部でプレーしています。
1年生の頃から主力として活躍。
”攻撃に特化した選手”から「守備もできる選手」へと進化。
- 大学3年:関東大学サッカーリーグ優勝
- 大学4年:流経大のキャプテン、全日本大学選抜
当然プロからの注目度も高く、熊澤和希争奪戦が起きたと言われています。
柏レイソル
2023年に柏レイソルに加入しました。
大卒1年目からの活躍が期待されており、それを実現できるだけの実力の持ち主です。
まとめ
熊澤選手が背負う背番号は「48」。
ピッチに立てば、柏レイソルの歴史の中で初の「48番の選手」のお披露目となります。(現・中央大学の近野勝大選手が2種登録時に着用)
MFは、レイソルの中でも特に熾烈なポジション争いが起きています。
柏レイソル48番・熊澤和希がどんなプレーを見せるのかに注目です。
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