「JB(ジャンボ)」
191cmの長身で、長い手足を使ってシュートを防ぐGK(ゴールキーパー)。
守田選手は、”ジャンボ”と呼ばれる特徴を最大限に活かし、チームを救うビッグセーブを連発します。
試合に出ていないくても存在感は抜群。
ベンチから大きな声で味方を鼓舞し、チームを盛り立てます。
今回は、守田達弥のプレースタイルと経歴をご紹介します。
守田達弥について
- 名前:守田達弥(もりた たつや)
- 生年月日:1990年8月3日
- 出身地:千葉県千葉市
- 所属クラブ:柏レイソル
- 背番号:31番
- ポジション:GK
- 身長:191cm
- 体重:87kg
あだ名は”ジャンボ”
「JB(ジャンボ)」というニックネームの守田選手。
JBと呼び始めたのは、元日本代表の鈴木武蔵選手でした。
アルビレックス新潟時代に、「JBK(ジャンボ君)」と呼び始め、それが定着したようです。
元・選手会理事
守田選手、2015年のアルビレックス新潟時代から日本サッカー選手会理事を務めていました、
2022年に任期満了となるまでの7年間に渡り、日本サッカー発展のために力を注ぎました。
現在は柏レイソルでは、戸嶋祥郎選手が日本サッカー選手会副会長を務めています。
【戸嶋祥郎について詳しく】
障害を持つ子どものお父さん
守田選手は4兄弟のお父さん。
長男が障害を持っており、”障害がある子どもの生活”についての情報も発信。
松本山雅FC所属時には、スタジアムに「JUMBOシート」を設置。
障害のある子どもたちを試合に招待するなど、”障害のある方への理解”が深まるための行動をしています。
インスタには、守田選手の奥様が投稿することも。
新潟時代の横揺れチャント
新潟時代の守田選手のチャント(応援歌)はJリーグ屈指の人気を誇っています。
新潟サポーターが肩を組み、足並み揃えて右に左に横揺れ。
あまりにも凄まじい迫力に、相手サポーターからは拍手が起きることもありました。
守田達弥の着用スパイク
メーカー:ナイキ
守田選手は、ナイキの”ティエンポ”を着用しています。
ティエンポシリーズは、革の柔らかさとクッション性が特徴のスパイク。
ナイキの中で唯一の天然皮革のシリーズで、幅も広めなスパイクです。
※子供向け、フットサル用のシューズもあります。
守田達弥のプレースタイル
Embed from Getty Images「安定感のある堅実なプレー」
チームの最後尾に位置するGKには、安定感が必要不可欠です。
ミスが少なく、堅実なプレーを続けることで、チームメイトは安心して攻めに転じることができます。
- 安定感のあるプレー
- クロスへの対応
- 長い手足を活かしたセービング
長身という特徴を最大限に活かしている守田選手。
相手のクロスへの対応は抜群で、際どいボールも確実に処理します。
また、長い手足を活かしたセービングにも定評があり、ゴールすれすれのシュートもストップします。
守田達弥の経歴
- イーグルス(千葉市立北貝塚小学校)
- FCリベレオ(千葉市立貝塚中学校)
- 習志野高校サッカー部
- 京都サンガF.C.
- カターレ富山
- アルビレックス新潟
- 松本山雅FC
- サガン鳥栖
- 柏レイソル
小・中学生時代
小学生時代:イーグルス
中学生時代:リベレオFC
守田選手は、千葉市にある街クラブのGKとしてプレーしています。
元日本代表の明神智和さんなどを輩出した柏イーグルスとは別のチームです。
高校生時代
高校生時代は、習志野高校サッカー部でプレーしています。
1年時には始発で登校し、帰るのは23時というサッカー漬けの生活。
高校3年時は、冬の選手権千葉県予選でベスト4に進出。
中村充孝選手(現・いわてグルージャ盛岡)や馬渡和彰選手(現・浦和レッズ)のいる市立船橋高校に敗れ、全国大会出場を逃しています。
中村充孝選手は、守田選手と同じく高卒で京都サンガに入団します。
京都サンガF.C.
2009年に京都サンガF.C.に加入します。
2010年にはJ1リーグ13試合出場。
定位置確保には至りませんが、U-22日本代表に選出されるなど、将来性を高く期待されます。
カターレ富山
Embed from Getty Images2012年6月にカターレ富山に加入します。
GKの負傷離脱により、緊急補強でチームに加わった守田選手。
1年半の在籍でJ2リーグ61試合に出場し、チームのJ2残留に貢献。
サッカー関係者からの評価を大きく高め、J1へのステップアップを果たします。
アルビレックス新潟
Embed from Getty Images2014年にアルビレックス新潟に移籍します。
ガンバ大阪に移籍した東口順昭選手の穴を埋めるべくチームに加入。
「さぁゆけ守護神守田!俺たちのゴールを守れ!」
試合前、新潟サポーターが横揺れをしながら歌うように、3年間にわたって新潟の守護神を務めました。
松本山雅FC
Embed from Getty Images2018年1月に松本山雅FCに移籍します。
- J2優勝&J1昇格
- J2リーグ7月度月間MVP
松本山雅の躍進を最後尾から支え、チームの2度目のJ1昇格に貢献しました。
翌年はJ1で31試合に出場。
1年での降格となりますが、安定したプレーはJ1でも健在でした。
松本時代は前田大然選手と一緒にいることが多く、インスタへの登場率も高めでした。
サガン鳥栖
2020年にサガン鳥栖に移籍します。
- 守田達弥
- 高丘陽平
- 朴一圭(パク・イルギュ)
Jリーグでも類を見ないほどの熾烈なGK争い。
第2GKとしてベンチに入ることすら大変な状況で、J1リーグ8試合出場。
2021年以降はリーグ戦での出場がなく、非常に悔しい時期になりました。
柏レイソル
2022年7月に柏レイソルに移籍します。
韓国代表GKキム・スンギュの海外移籍に伴い、緊急で加入。
柏GK陣の最年長として、若手を引っ張っています。
まとめ
「守田はナイスガイ」
このコメントを残したのは、柏レイソルの大谷秀和コーチです。
試合に出場できなくてもベンチから大きな声で味方を鼓舞し、チームを盛り上げる。
この行動を見せたのは、移籍直後の試合から。
サポーターからの人気が高いのは、「チームのために戦う姿」を見ていたサポーターが大勢いるからかもしれません。
当然、守護神の座も譲る気はありません。
2023年は、佐々木雅人選手との”笑顔の似合う守護神争い”に期待です。
コメント