「笑顔の似合うドリブラー」
升掛友護選手の武器はドリブル。
高卒1年目から出場機会を獲得し、J1のDF相手にも全く臆せず。
緩急の効いたドリブルで”違い”をつくりました。
そしてもう一つの魅力は、”笑顔”です。
真剣勝負の中でも笑みが溢れることが多く、”サッカーを楽しむ心”がよく伝わってきます。
今回は、升掛友護のプレースタイルと経歴をご紹介します。
升掛友護について
- 名前:升掛友護(ますかけ ゆうご)
- 生年月日:2003年8月24日
- 出身地:埼玉県さいたま市
- 所属クラブ:柏レイソル
- ポジション:FW/MF
- 背番号:38番
- 身長:175cm
- 体重:68kg
升掛は全国にたった20人
Embed from Getty Imagesあなたの周りに、「升掛さん」という方はいらっしゃいますか?
私の周りにはいません。
むしろ、「升掛」という名字を聞いたのは、升掛選手が初めてです。
それもそのはず。
升掛さんは全国にたった20人しかいない、超レアな名字です。
ねとらぼ調査隊にて、珍しい名字のJリーガー第1位に選出。
升掛選手の活躍次第では、「升掛」という名字の知名度がどんどん上がっていくはずです。
弟・壮梧も柏レイソルユース所属
奉仕活動の後は⚽️ミニゲーム大会⚽️
— 柏レイソルアカデミー (@kswacademy) January 16, 2023
今シーズンも成長できるよう頑張ります。
ご声援よろしくお願いします!
スタッフチームは優勝できず😂 pic.twitter.com/TLO3FwmEVw
升掛選手の弟・升掛壮梧選手も柏レイソルユースでプレーしています。
南浦和中学サッカー部から柏レイソルU-18に加入。
現在高校2年生で、兄と同じくドリブルが売りの選手です。
もしかしたら、2025年には兄弟揃って柏レイソルに所属しているかもしれません。
2022年ルヴァンカップで4ゴール
ルーキーイヤーとなる2022年。
升掛選手はルヴァン杯で4ゴールをあげました。
6試合で4ゴールというハイペースで得点を量産。
もしレイソルが決勝トーナメントに駒を進めていたら、「ニューヒーロー賞(新人王)狙えたのでは?」と感じるのは私だけではないはずです。
2022年のニューヒーロー賞は、北野颯太選手(セレッソ大阪)が受賞しました。
升掛友護のプレースタイル
Embed from Getty Images升掛選手の最大の持ち味は、”緩急の効いたドリブル”です。
狭いスペースをスルスル突破したかと思えば、相手に引っ張られても「前へ前へ」と突き進む。
「柔と剛」を併せ持ったドリブルを披露します。
- 緩急の効いたドリブル
- ポジショニングの良さ
- ミートの上手さ
2022年ルヴァン杯グループステージ第3節サガン鳥栖戦。
この試合でのゴールで、「升掛通用するぞ!」と思った方も多いはず。
2試合連続ゴールで、”前節のゴールがまぐれではないこと”を結果で示しました。
このゴールにも表れている通り、ポジショニングの良さが光ります。
絶妙なタイミングでフリーで飛び込み、きたボールを確実にミートしています。
升掛友護の経歴
- 浦和文蔵SSS(さいたま市立文蔵小学校)
- FC浦和
- 柏レイソルU-15(さいたま市立南浦和中学校)
- 柏レイソルU-18(日本体育大学柏高校)
- 柏レイソル
- 愛媛FC(J3)
- 柏レイソル(復帰)
小学生時代
小学生時代、浦和文蔵SSSでサッカーを始めます。
高学年になると、FC浦和の一員としてプレー。
FC浦和は、”浦和選抜”のような位置付けで、埼玉県内でもサッカーの上手い少年が集まるチームです。
中学・高校生時代
中学生の時に、柏レイソルユースに加入します。
- 柏レイソルU-15
- 柏レイソルU-18
高校2年生の頃からジョーカーとして起用され、左サイドから何度もチャンスを作り出しました。
3年時には背番号11番を背負い、U-18日本代表候補選手にも名を連ねています。
柏レイソル
2022年に柏レイソルに昇格しました。
高卒1年目ながらも、ルヴァン杯4ゴール。
リーグ戦では試合終盤での起用が多く、決して時間が多く与えられたわけではありません。
それでも、プロ1年目としては、非常に優秀な成績を残しました。
柏での成績
・2022:10試合0ゴール
・2023:0試合0ゴール(途中退団)
愛媛FC(J3)
升掛 友護 選手 育成型期限付き移籍にて加入のお知らせ
— 愛媛FC (公式) (@ehime_fc) July 2, 2023
詳細はこちらhttps://t.co/LmA6FNQOxH#ehimefc#愛媛FC#柏レイソル#升掛友護 pic.twitter.com/o4Rk1zFXlP
2023年7月に愛媛FCに期限付き移籍します。
愛媛はJ3優勝争いを展開中。
自らの成長と、チームのJ3優勝&J2昇格に向けて、武者修行に励みます。
愛媛での成績
・2023年:5試合0ゴール(J3優勝、途中入団)
柏レイソル
2024年に柏レイソルに復帰します。
柏サポーターが期待するのは、2022年ルヴァンカップ以上の輝きです。
まとめ
2022年、シーズン前の柏レイソルはかなり低評価でした。
多くの識者が”降格候補”と予想。
主力選手の大量流出もあり、新卒選手たちに大いなる期待が集まりました。
その中で、いち早く結果を残したのが升掛選手。
ルヴァン杯での活躍は、チームのみならず、多くのサポーターにも希望を与えました。
2023年もまだプロ2年目。
升掛友護は愛媛で更に成長し、もっと我々をワクワクさせるようなドリブラーへと進化してくれるはずです。
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