『横浜FCユースの最高傑作』
斉藤光毅選手が、サポーターから”最高高傑作”と評されるのも納得です。
というのも、プロデビューは16歳。
高校2年生でJ2デビューを果たし、10代でJ1、海外移籍を経験しています。
世代別日本代表では10番を背負うこともあり、パリ五輪世代の攻撃を牽引する存在です。
今回は、斉藤光毅のプレースタイルと経歴をご紹介します。
斉藤光毅について
- 名前:斉藤光毅(さいとう こうき)
- 生年月日:2001年8月10日
- 出身地:東京都
- 所属クラブ:スパルタ・ロッテルダム(オランダ)
- 背番号:18番
- ポジション:FW/MF
- 身長:170cm
- 体重:61kg
16歳でプロデビュー
Embed from Getty Images16歳(高校2年生)でプロデビューを果たした斉藤選手。
「試合に出れた」だけではなく、得意とするドリブルで相手DF陣をスルスルと突破。
10代ながらも、”J2有数のドリブラー”として知られる存在でした。
ちなみに、デビュー戦では”KINGカズ”こと三浦和良選手と共演。
「三浦和良 51歳×斉藤光毅 16歳」の35歳差ツートップは大きな注目を集めました。
U-20W杯に出場
Embed from Getty Images10代から世代別日本代表としてプレーする斉藤選手。
チームの攻撃を牽引し、背番号10番を背負うことも。
- U-17W杯:メンバー入り(怪我で辞退)
- U-19W杯:出場
若くから”日の丸”を背負ってプレーしており、プレッシャーにも強い選手です。
移籍金で作られた”KOKI SAITO FIELD”
斉藤選手が海外移籍する際、支払われた移籍金は2億7000万円。
Jリーグチームが活きの良い若手選手が安く買い叩かれることが問題視される中、育ててくれたチームに大きな置き土産を残しました。
その移籍金の一部で、横浜FC下部組織が使う人工芝グラウンドが作られています。
そのグラウンドの名前は「KOKI SAITO FIELD」。
このフィールドで育った選手が、将来水色のユニフォームに袖を通し、サポーターを歓喜の渦に巻き込む未来が待っています。
斉藤光毅の着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー:アディダス
斉藤選手は、アディダスの”コパ”を着用しています。
とても柔らかく、ボールタッチのしやすさが特徴の天然皮革のスパイクです。
※お子様向けや、フットサル用のシューズもあります。
斉藤光毅のプレースタイル
Embed from Getty Images170cmとサッカー選手の中では小柄な斉藤選手。
主戦場は左サイドですが、攻撃的なポジションならどこでもプレーできるユーティリティ性を兼ね備えています。
特に大きな武器となるのは、ドリブルです。
- タッチが細かい
- 速い
- 緩急が大きい
2人、3人をスルスルとかわしていく姿は、チェルシー時代のアザール(ベルギー代表)を彷彿とさせます。
参考にしている選手は、アザールとアグエロ。
小柄ながらも”個の力”でねじ伏せる彼らのようなプレーヤーを目指します。
斉藤光毅の経歴
- 犬蔵SC(川崎市立白旗台小学校)
- 横浜FCジュニアユース(川崎市立犬蔵中学校)
- 横浜FCユース(神奈川県立新栄高校)
- 横浜FC
- ロンメルSK(ベルギー2部)
- スパルタ・ロッテルダム(オランダ)
小学生時代
小学生時代、犬蔵FCでプレーしています。
2歳年上の兄の影響でサッカーを始め、”兄との1vs1”でドリブルを磨きました。
お兄さんとは今でも仲良しで、斉藤選手のInstagramにもたま〜に登場します。
中学生時代
中学生時代は、横浜FCジュニアユースでプレーしています。
セレクションを突破して加入したJリーグ下部組織でも、ドリブルは大きな武器に。
さらに自信を深め、ユースに昇格します。
高校生時代
高校生時代は、横浜FCユースでプレーしています。
といっても、ユースでプレーしたのはたったの1年。
高校2年生になると2種登録選手としてトップチームに帯同し、2019年9月には正式にプロサッカー選手になります。
横浜FC
Embed from Getty Images2018年9月に横浜FCに昇格します。
高校生ながらもバリバリの主力選手となり、2019年にはJ2で29試合6ゴールを記録。
チームのJ1昇格に貢献し、J1でも32試合3ゴール。
2020年シーズン終了後には2億7000万円の移籍金を残し、19歳で海外へと旅立ちます。
ロンメルSK(ベルギー2部)
Embed from Getty Images2020年11月にロンメルSKに加入します。
移籍当初は出場機会が限られたり、コロナの影響で難しい時期を過ごしたことも。
しかし結果的に、1年半の在籍で29試合5ゴールを記録。
日本にいた頃よりも、身体的にも人間的にも一回り大きくなりました。
※ロンメルはシティフットボールグループの1つです。
スパルタ・ロッテルダム(オランダ)
Embed from Getty Images2022年6月にスパルタ・ロッテルダムに加入します。(期限付き移籍)
デビュー戦で2アシストを記録し、一気にサポーターの信頼を獲得。
現在は左WG(ウイング)の定位置を確保し、リーグ戦10試合に出場。
あとはゴールを奪い、さらに”恐い選手”になることが求められています。
まとめ
16歳でプロデビューを果たし、19歳で海外挑戦。
日本人サッカー選手としては、順調すぎるステップアップをしています。
しかし、目標の実現にはまだまだ隔たりがあります。
「CL(チャンピオンズリーグ)決勝でゴールを決める」
この大きな目標には、今以上の結果が必要です。
とにかく得点に絡み、ゴール・アシストを増やしまくる。
そんな驚異的な選手になった時、斉藤光毅は世界的なクラック(名手)になります。
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