「鹿島のコラソン(魂)」
Jリーグ開幕から30年。
常に強さを維持し、30年にわたってJ1にいるクラブの1つが”鹿島アントラーズ”です。
その鹿島の象徴として、チームを引っ張るのが鈴木優磨選手。
気が強く、問題行動で注目を浴びることもしばしば。
しかし、注目を浴びるのは”実力”が伴っているから。
”常勝軍団”を引っ張る男は、小学生から”鹿島育ち”。
幼い頃に憧れた”アントラーズレッドのユニフォーム”を身にまとい、誰よりも鹿島のために戦う選手です。
今回は、鈴木優磨のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
鈴木優磨について
- 名前:鈴木優磨(すずき ゆうま)
- 生年月日:1996年4月26日
- 出身地:千葉県銚子市
- 所属クラブ:鹿島アントラーズ
- ポジション:FW
- 背番号:40番
- 身長:182cm
- 体重:75kg
2018年ACLのMVP
Embed from Getty Imagesアジアの頂点を決める大会「ACL」。
2018年に鹿島アントラーズはアジア王者に。
さらに、鈴木選手はACLのMVPを受賞しています。
兄・鈴木翔大もJリーガー
兄・鈴木翔大選手もプロサッカー選手。
J3鹿児島ユナイテッドでプレーするFWです。
兄弟揃って”鹿島の下部組織”育ち。
大学生時代は、日本代表の伊東純也選手と共にプレーしています。
森保監督との不仲説
Embed from Getty Images2020年にベルギーで得点を量産していた鈴木選手。
ファンの間では「鈴木優磨待望論」が出る中、Twitterでのやり取りから”森保監督との不仲説”が話題になりました。(参照:FOOTBALL Zone)
真偽は定かではありませんが、たしかに”結果を残しても招集されない時期”はありました。
今後、「鈴木優磨が日本代表に選出されるのか」にも注目です。
鈴木優磨はチンピラ!?
熱いプレーでチームを引っ張る鈴木選手。
その反面、対戦相手や相手サポーターと揉めることもやや多め。
ネットでは、「チンピラ」と呼ばれることもあり、実際にユース時代には”道を外れそうになった”ことを明かしています。(参照:Sportiva)
そんなヤンチャエピソードが多い鈴木選手ですが、人想いな一面も。
- 試合後に、相手サポーターにお辞儀をする
- 車椅子で観戦に来ている方にユニフォームをプレゼント
- 剥がれてしまった芝生を埋める
実は、とても優しい選手です。
鈴木優磨の着用スパイク
メーカー:プーマ
鈴木選手は、プーマの”キング”を着用しています。
人工皮革ながらも、天然皮革に匹敵する柔らかさ。
軽量性も併せ持ち、「柔らかさ×軽さ」を高い次元で両立したスパイクです。
※”キング”は、ユニオンスポーツで購入できます。
2024年7月に、”アンダーアーマー”との契約が発表されました。
鈴木優磨のプレースタイル
Embed from Getty Images「万能型FW」
点も取れて、チャンスメイクもできる。
現代サッカーに必要な能力を高いレベルで併せ持ち、「万能型FW」という言葉がピッタリ。
- シュートの上手さ
- パス精度の高さ
- 強さを生かしたポストプレー
- 打点の高いヘディング
- 前線からの守備
常に熱く全力でプレー。
そして、”土壇場での勝負強さ”が光る選手です。
鈴木優磨の経歴
- 鹿島アントラーズJr.
- 鹿島アントラーズJr.ユース
- 鹿島アントラーズユース
- 鹿島アントラーズ
- シント=トロイデン(ベルギー)
- 鹿島アントラーズ
小学生時代
小学生時代は、鹿島アントラーズのスクールでプレーしています。
幼稚園の頃に、教育実習生の勧めでサッカーをはじめた鈴木選手。
少年団に所属しつつ、鹿島のスクールにも通っていました。
小学生高学年からは、鹿島アントラーズJr.に籍を移します。
中・高校生時代
小学校高学年の頃に鹿島アントラーズJr.に入団。
以降、高校卒業まで鹿島アントラーズの下部組織でプレーしています。
- 鹿島アントラーズJr.
- 鹿島アントラーズJr.ユース
- 鹿島アントラーズユース
テクニックの高さを生かし、ドリブラーとして活躍した鈴木選手。
2014年(高校3年)には二種登録選手としてトップチームに帯同することも。
さらに、Jユースカップでは日本一に輝いています。
同期がトップ昇格を決める中、鈴木選手の昇格はもつれにもつれ、内定を得たのは10月。
その間、”大学の練習会”にも参加するなど、進学の道も模索していました。
鹿島アントラーズ
Embed from Getty Images2015年に鹿島アントラーズに昇格します。
プロ1年目からリーグ戦で2ゴールを決め、2年目(20歳)には主力選手へと成長。
2トップを組む金崎夢有選手とのツートップは、Jリーグ最恐。
共に気性が荒く、”PKを奪い合う2人”はプラーベートでも仲良し。
共に得点を量産し、数々のタイトルを獲得しました。
2018年には、ACLを制覇し、”アジアの頂点”に。
- 2015年:ルヴァン杯優勝
- 2016年:Jリーグ、天皇杯優勝
- 2018年:ACL優勝
Jリーグでとれる全てのビッグタイトルを勝ち取り、ヨーロッパへと羽ばたきます。
鹿島での成績
・2015年:7試合2ゴール
・2016年:31試合8ゴール
・2017年:26試合6ゴール
・2018年:32試合11ゴール
・2019年:0試合0ゴール(途中退団)
シント=トロイデン(ベルギー)
Embed from Getty Images2019年7月にシント=トロイデンに移籍します。
初年度から得点を量産し、2年目となる20-21シーズンには17得点。
得点ランキング6位に入り、”日本代表待望論”も上がります。
また、「ステップアップ」を目指して移籍を目論むも、タイミングが合わず移籍は叶わず。
プレミアリーグ(イングランド)やブンデスリーガ(ドイツ)への移籍が噂される中、チームに残留することに。
シント=トロイデンでの成績
・2019-20年:24試合7ゴール
・2020-21年:34試合17ゴール
・2021-22年:11試合2ゴール(途中退団)
鹿島アントラーズ
Embed from Getty Images2022年1月に鹿島アントラーズに復帰します。
チームのレジェンド”小笠原満男”の背負った「40番」を継承。
良い時も・悪い時もチームの矢面に立ち、背中でチームを引っ張ります。
鹿島での成績
・2022年:32試合7ゴール
・2023年:33試合14ゴール
2022年の「鈴木優磨×上田綺世」のツートップは、日本代表ツートップでもおかしくない程に強烈でした。
【上田綺世について詳しく】
まとめ
「背番号40番」
この番号は、元日本代表の小笠原満男さんが、イタリアから復帰後から”12年間背負った背番号”です。
常勝チームを引っ張り、「10を超えるタイトル」を獲得。
そんな先輩の背中を追いかけ、日々奮闘中。
”困った時は小笠原に相談”しながら、鈴木優磨は高みを目指します。
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