「走行距離No.1」
西村拓真選手は、攻守に走り回ります。
どんなチャンスにも全速力で駆け上がり、「サボる」ことを知りません。
”走り”でマリノスの攻撃的サッカーを支えます。
それでいて、2022年は”10ゴール”。
走りで貢献し、結果も残す。
今回は、西村拓真のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
西村拓真について
- 名前:西村拓真(にしむら たくま)
- 生年月日:1996年10月22日
- 出身地:愛知県名古屋市
- 所属クラブ:横浜F.マリノス
- 背番号:9番
- ポジション:MF/FW
- 身長:178cm
- 体重:76kg
走行距離No.1
サッカー選手の1試合あたりの平均走行距離は約10kmと言われています。
「よく走る」と言われる選手で、12~13kmほど。
西村選手は毎試合13kmを超える数字を見せ、時に14km以上の記録を残すことも。
2022年の走行距離ランキングTOP5を見ると、1~4位が西村選手。
2023年も、すでに14km超えを記録しています。
CLに出場
Embed from Getty Images2018-19シーズンに、CL(チャンピオンズリーグ)に出場しています。
ロシアのCSKAモスクワに所属していた西村選手。
主力を温存していたとはいえ、レアル・マドリードに公式戦で勝利。
短い出場時間ではありましたが、西村選手も”世界最高峰の舞台で、世界最強のチーム”と対戦しています。
CSKAモスクワには、本田圭佑さんも所属していました。
【本田圭佑について】
ノーパンの宇宙人
Embed from Getty Images- 私生活では基本的にノーパン
- 裸足でトイレに行っちゃう
チームメイトからは、天然すぎて「宇宙人」と言われることも。
普段西村選手のプレーを見ている方には、「意外!」と感じるエピソードが満載です。
西村拓真の着用スパイク
着用メーカー:MIZUNO(ミズノ)
西村選手が着用するスパイクのメーカーはミズノ。
”モレリアNEO3”シリーズを着用しています。
とても軽く、素足感覚を追求した天然皮革のスパイクです。
西村拓真のプレースタイル
Embed from Getty Images「走って、得点に絡む」
- 走行距離
- 得点に絡む動き
- 打点の高いヘディング
西村選手は”Jリーグで1番走る選手”。
前線から積極的にプレスをかけ、守備的な選手のボール奪取を助けます。
ただ単に走るだけではなく、頭を使って走る西村選手。
いつの間にかゴール前に侵入し、正確なシュートでゴールネットを揺らします。
また、打点の高いヘディングも武器。
身長178cmと決して大型ではありませんが、驚異的なジャンプ力を誇ります。
西村拓真の経歴
- 名東クラブジュニア(名古屋市立極楽小学校)
- 名東クラブジュニアユース(名古屋市立高針台中学校)
- 富山第一高校サッカー部(富山県)
- ベガルタ仙台
- CSKAモスクワ(ロシア)
- ポルティモネンセ(ポルトガル)
- ベガルタ仙台
- 横浜F.マリノス
- セルヴェット(スイス)
- 横浜F.マリノス
小・中学生時代
小・中学生時代は、名東クラブでプレーしています。
3歳上の兄の影響でサッカーを始めた西村選手。
中学生時代には県選抜に選出され、チームの活動でも高円宮杯で愛知県準優勝に。
中学3年時にはJクラブユースのセレクションを受けるも、不合格になっています。
高校生時代
高校生時代は、富山第一高校サッカー部でプレーしています。
2年時に選手権で優勝し、西村選手も優秀選手に選出。
3年時にはキャプテンに就任するも、全国大会出場を逃します。
富山第一高校出身選手では、柳沢敦さん以来の日本代表選手になりました。
ベガルタ仙台
Embed from Getty Images2015年にベガルタ仙台に入団します。
プロ1年目はJリーグU-22選抜でのJ3の試合がメイン。
2年目から出場機会を増やし、2017年にはルヴァンカップニューヒーロー賞を受賞。
トップ下・FWで出場し、得点数も増やしていきます。
2018年には、途中退団ながらも得点ランキング10位の11ゴール。
チームは中位ながらも、得点ランキングで上位に食い込む勢いの活躍でした。
CSKAモスクワ(ロシア)
Embed from Getty Images2018年8月に、CSKAモスクワに移籍します。
約1年半の在籍で、リーグ戦17試合に出場。
途中出場が多く、定位置確保には至りませんでした。
とはいえ、CL(チャンピオンズリーグ)・EL(ヨーロッパリーグ)というヨーロッパ最高峰の舞台を経験しました。
ポルティモネンセ(ポルトガル)
この冬からポルティモネンセに来ました!しっかりと成長したいと思います!よろしくお願いします! pic.twitter.com/GOt6xfR4Dr
— 西村拓真 Takuma Nishimura official (@1022nishimura) January 21, 2020
2020年1月にポルティモネンセに期限付き移籍します。
しかし、この移籍は2ヶ月間で打ち切りとなります。
というのも、移籍直後にコロナウイルスが流行。
西村選手本人と家族の健康を考慮し、”Jリーグへの復帰”を打診。
この申し出が受け入れられ、ベガルタ仙台への復帰が決定しますが、トラブルはここから。
この移籍が”又貸し”に該当するとして、ベガルタ仙台とCSKAモスクワの間で裁判で争うことになります。(参照:ベガルタ仙台公式HP)
ベガルタ仙台(復帰)
Embed from Getty Images2020年3月にベガルタ仙台に復帰します。
スタメンでの出場はもちろん、途中出場でも流れを変えた西村選手。
2021年にはチームトップの6ゴールを記録。
しかし、チームは19位で13年ぶりのJ2降格となりました。
横浜F.マリノス
Embed from Getty Images2022年に横浜F.マリノスに移籍します。
トップ下で得点に絡み、走り回った西村選手。
3年ぶり5度目のJリーグ制覇に大いに貢献しました。
また、個人では2022年7月のE-1選手権で日本代表初招集。
デビュー戦で2得点を記録し、「カタールW杯出場なるか!?」と思わせる活躍を見せました。
セルヴェット(スイス)
2024年2月にセルヴェットに移籍します。
2度目の海外挑戦。(海外クラブは3クラブ目)
監督はレネ・ヴァイラー氏が務め、常本佳吾選手とチームメイトでした。
横浜F.マリノス
2024年7月に横浜F.マリノスに復帰します。
半年の海外生活を経て、保有元のマリノスに復帰。
不調に陥るチームにおいて、救世主となるプレーが期待されています。
まとめ
プライベートでは天然な西村選手。
2023年のシーズン前のキャンプでは、”荷物の少なさ”が話題になりました。(参照:SOCCER DIGEST web)
チームメイトの暴露によって意外な一面がバレてしまいましたが、ピッチに入れば豹変。
走りに走って、攻守に奮闘します。
第二次森保JAPANの初陣にも召集されたダイナモは、これからどんなサッカー人生を描くのか。
ぜひ注目してください。
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