「知将・リカルドロドリゲス」
2025年から「柏レイソルの指揮官」に就任する”リカルド・ロドリゲス監督”。
”戦術家”としても知られる名将で、志向するのはパスサッカー。
日本でのタイトル経験もあり、「日本のサッカーをよく理解している」という点でも期待の大きい監督です。
浦和時代にはACL準優勝も経験。
「柏から世界へ」を実現するには、うってつけの人物かもしれません。
今回は、リカルド・ロドリゲス監督についてご紹介します。
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初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
リカルド・ロドリゲスってどんな監督?
Embed from Getty Images- 名前:リカルド・ロドリゲス・スアレス
- 生年月日:1974年4月3日
- 出身地:スペイン
- 愛称:リカ将
監督歴
・U-17サウジアラビア代表
・ジローナ(スペイン)
・ラーチャブリー(タイ)
・バンコク グラス(タイ)
・スパンブリー(タイ)
・徳島ヴォルティス
・浦和レッズ
・武漢三鎮(中国)
情熱あふれるスペイン人
Enjoying the Awaodori Festival!!🎉
— Ricardo Rodríguez (@rrodriguez) August 14, 2018
Disfrutando la fiesta de Awaodori!! 🎉 pic.twitter.com/ijGnNlbzsc
ピッチの選手たちに大声で指示を送り、納得のいかない判定には大きくアピール。
試合でも練習でも、”サッカーへの情熱”は全開です。
選手のモチベーションを上げることにも秀でているでしょう。
ピッチ外でも陽気な人柄で、徳島時代には、”正装”で”阿波踊り”を踊ったことも。(参照:Sports navi)
プロ選手歴はなし
現役時代の輝かしい実績を持つ監督も増えていますが、リカルド監督はプロ選手歴なし。
17歳まではレアル・オビエド(スペイン)のユースチームでプレー。
スペイン1部リーグに所属していた時期もある名門です。(2024年現在はスペイン2部)
しかし、”前十字靭帯断裂”の大怪我を負い、プロ選手への夢が絶たれています。(参照:footballista)
その後は大学に進学し、スポーツ科学を専攻。
卒業後は、ユース世代のコーチから始まり、監督へと上り詰めています。
パスサッカーを志向
Embed from Getty Images志向するのは”パスサッカー”。
ボール支配率を高め、人とボールが目まぐるしく動くサッカーを展開するでしょう。
11人全員の戦術理解が重要ですが、特に重要なのは”ボランチ”。
個人的には、”手塚康平”が輝きそうだなと。
リカルド・ロドリゲスの監督歴
監督キャリアのスタートはサウジアラビア
Embed from Getty Images2013年にU-17サウジアラビア代表の監督に就任。
A代表のスタッフとの兼任という形で、”リカルドの監督キャリア”がスタートしています。(参照:footballista)
ジローナの監督
2013年7月にジローナFCの監督に就任。
「ジローナ・・・?」
そうです、2023-24年スペインリーグで旋風を起こした”ジローナ”です。
当時は2部リーグに所属していましたが、残念ながら成績不振により約6ヶ月で解任。
ちなみに、柏ユース出身の大型ストライカー・指宿洋史もジローナでプレーしていました。
ただ、2009-2011年の所属なので、リカルド監督とは一緒に仕事をしていません。
アジアでの実績が豊富
Embed from Getty Images日本の他にも、アジアの複数国での監督歴があります。
- サウジアラビア
- タイ
- 日本
- 中国
また、2022年ACLでは決勝戦に進出。
惜しくも準優勝となりましたが、アジアでの闘い方は熟知しているでしょう。
ACLに進出した際には、上位進出にも期待できそうです。
リカルド・ロドリゲスの日本での実績
これまでに、日本の2クラブで指揮をとっています。
そして、両クラブで大仕事をやってのけています。
徳島ヴォルティス
Embed from Getty Images在籍歴:4シーズン(2017年〜2020年)
年度 | Jリーグでの成績 |
---|---|
2017年 | 7位(J2) |
2018年 | 11位(J2) |
2019年 | 4位(J2) ※J1昇格プレーオフ進出 |
2020年 | 優勝(J2) ※J1昇格 |
徳島時代の教え子
・岩尾憲
・廣瀬陸斗
・大崎玲央
・ピーター ウタカ
・ブエノ
・渡井理己
・鈴木徳真
・岸本武流
・狩野健太
・垣田裕暉
・ジエゴ
・上福元直人 など
浦和レッズ
Embed from Getty Images在籍歴:2シーズン(2021年〜2022年)
年度 | Jリーグでの成績 |
---|---|
2021年 | 6位(J1) ※天皇杯優勝 |
2022年 | 8位(J1) ※ACL準優勝 |
浦和時代の教え子
・阿部勇樹
・槙野智章
・柏木陽介
・山中亮輔
・鈴木彩艶
・伊藤涼太郎
・小泉佳穂
・酒井宏樹
・犬飼智也
・木下康介
・岩尾憲 など
まとめ
11人が連動する、見るものを魅了するパスサッカー。
攻撃的なスタイルで、ボールを失ったらすぐに全力プレス。
リカルド監督の理想とするサッカーが具現化された時、日立台は熱狂の渦に包まれるでしょう。
その反面、難しさがあるのも事実。
”個の能力”に依存しないパスサッカーは、成熟に時間がかかります。
「1年目(2025年)で結果が出たらラッキー!」くらいに考えても良いかもしれません。
本当の戦いは2年目(2026年)以降。
- パスサッカーをしてきた柏ユース出身の選手たち
- 共闘経験がある犬飼、木下、垣田、ジエゴの4選手
- 新加入するであろう”教え子”
彼らを中心に、”強い柏レイソル”を取り戻してくれることを期待しましょう!
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