「湘南スタイルの体現者」
サッカー選手は、幼少期から運動神経抜群。
走るのが速く、運動会・体育祭ではヒーローになった選手ばかりです。
そんな俊足揃いのサッカー選手において、杉岡大暉選手は”走るのが遅かった”選手。(参照:BBM Sports)
トレーニングを重ね、一定以上の水準に。
そして、走り以上に、”戦う能力”に秀でた選手。
熱く戦う「湘南スタイル」を体現するプレーヤーです。
今回は、杉岡大暉のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
杉岡大暉ってどんな選手?
- 名前:杉岡大暉(すぎおか だいき)
- 生年月日:1998年9月8日
- 出身地:東京都足立区
- 所属クラブ:FC町田ゼルビア(湘南からのレンタル)
- ポジション:DF/MF
- 背番号:2番
- 身長:182cm
- 体重:75kg
- 利き足:左
日本代表歴
Embed from Getty Images- A代表:5試合
- 世代別:U-20W杯出場(2017年)
杉岡選手は、2019年に日本代表デビュー。
コパアメリカ(2019年)、E-1選手権(2022年)を経験しています。
世代別代表には、U-17から選出。
U-20W杯にも出場した、”東京五輪世代”の左SB(サイドバック)。
当時、クラブで出場機会を得られていなかったことも影響し、東京五輪出場は逃しています。
2017年U-20W杯メンバー
・板倉滉
・中山雄太
・冨安健洋
・堂安律
・小川航基
・久保建英 など
※青文字を押すと、選手たちの”生い立ち”を確認できます。
2018年ルヴァン杯MVP
Embed from Getty Images杉岡選手は、2018年ルヴァン杯のMVPに輝いています。
この大会で、湘南史上初のタイトルを獲得。
決勝戦では、杉岡選手が決勝ゴールをゲット。
見事、チームを優勝に導いています。
足が遅かった少年時代
Embed from Getty Imagesサイドのプレーヤーといえば、”スピード”が重要。
俊足揃いのサイドプレーヤーの中、杉岡選手は足が遅かった選手。
学生時代はボランチやCB(センターバック)など、中央のポジションを本職としました。
とはいえ、アスリートに”スピード”は不可欠。
走力向上に加え、”ステップの踏み方”を意識することで、俊足選手への対応もできるプレーヤーへと成長しています。
杉岡大暉の着用スパイク
メーカー:ナイキ
杉岡選手は、ナイキの”マーキュリアル”を着用しています。
マーキュリアルシリーズは、加速力に特化。
スピードスターに好まれる人工皮革のスパイクです。
※【PR】ゼビオの”マーキュリアル”のページです。
杉岡大暉のプレースタイル
Embed from Getty Images「パワー自慢の左SB」
- 対人守備の強さ
- 迫力満点のオーバーラップ
- CBとSBがハイレベル
”力強さ”が自慢の杉岡選手。
対人守備に強く、”デュエル”は得意分野。
時折見せる攻撃参加は迫力満点で、相手選手に競り勝ちながら前へと進みます。
また、CB(センターバック)・SB(サイドバック)どちらも得意な器用な選手。
中央でもサイドでも、高い能力を発揮します。
杉岡大暉の経歴
- FCレジスタ
- FC東京U-15深川
- 市立船橋高校サッカー部
- 湘南ベルマーレ
- 鹿島アントラーズ
- 湘南ベルマーレ
- FC町田ゼルビア(レンタル)
小学生時代
小学生時代は、FCレジスタでプレーしています。
兄の影響で、5歳の時のサッカーをスタート。
埼玉県八潮市を本拠地とする強豪クラブに入団します。
中学生時代
中学生時代は、FC東京U-15深川でプレーしています。
当時のポジションはボランチ。
プレースタイルが似た選手も在籍していたことで、最終的にはU-18には昇格できず。
高校生時代
高校生時代は、市立船橋高校サッカー部でプレーしています。
練習漬けの毎日で、走力トレーニングも敢行。(参照:サッカーダイジェスト)
DFに転向したところ、1年生の夏にAチームに抜擢されます。
- 2年連続でインターハイ優秀選手
- 2年連続選手権の優秀選手
- インターハイ優勝(高3)
「高校No.1DF」の呼び声も多く、Jリーグからのオファーが4クラブ。
- 湘南ベルマーレ
- FC東京
- 名古屋グランパス
- ジェフ千葉
「スタイルに合っている」ことを考慮し、当時J2の湘南に入団します。
市立船橋高校時代のチームメイト
・椎橋慧也(現・柏レイソル)
・原輝綺(現・清水エスパルス)
・高宇洋(現・アルビレックス新潟)
・金子大毅(現・浦和レッズ)
湘南ベルマーレ
Embed from Getty Images2017年に湘南ベルマーレに入団します。
高卒で開幕戦のスタメンに抜擢され、レギュラーに定着。
2018年にはJ1に戦いの場を移し、ルヴァン杯で優勝。
チームの”初タイトル”に貢献しました。
湘南での成績
・2017年:37試合3ゴール(J2優勝)
・2018年:30試合1ゴール(J1・ルヴァン杯優勝)
・2019年:28試合2ゴール(J1)
鹿島アントラーズ
Embed from Getty Images2020年に鹿島アントラーズに移籍します。
「上位クラブに挑戦」という覚悟を持って移籍するも、厳しいレギュラー争いに苦しむ年に。
1年半の在籍で定位置は奪えず、湘南に期限付き移籍します。
鹿島での成績
・2020年:7試合0ゴール
・2021年:7試合1ゴール(途中退団)
湘南ベルマーレ
Embed from Getty Images2021年8月に、湘南ベルマーレに復帰します。(レンタル移籍の後、完全移籍)
チームの副キャプテンにも就任し、”湘南スタイル”全開でプレー。
東京五輪は逃したものの、2022年には日本代表としてE-1選手権に出場しています。
湘南(復帰)での成績
・2021年:8試合0ゴール(途中入団)
・2022年:29試合0ゴール
・2023年:33試合2ゴール
・2024年:15試合0ゴール(途中退団)
FC町田ゼルビア
2024年7月にFC町田ゼルビアにレンタル移籍します。
残留争いの最中、優勝争い中のクラブからのオファー。
契約は、2025年1月末日までと発表されています。
まとめ
プロ1年目から継続して出場し、鹿島で初めて味わった挫折。
苦しい経験でさえも、「鹿島に行ったことは後悔していない」と語っています。(参照:FOOTBALL CHANNEL)
挫折を乗り越え、Jリーグ屈指のSB(サイドバック)になった杉岡大暉選手。
狙うは、日本代表復帰です。
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