「急成長中の長身CB」
高校時代から有名だった、プロ6年目のCB(センターバック)。
これまで、スタメンとして1年を過ごしてシーズンはなし。
出場した試合数を見ると、「なんで名古屋が欲しがったの?」という実績です。
そんな長身CBは、”2024年の名古屋移籍”をきっかけに大ブレイク。
ポテンシャルの高さは、日本代表クラスです。
今回は、三國ケネディエブスのプレースタイルと経歴をご紹介します。
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三國ケネディエブスってどんな選手?
- 名前:三國ケネディエブス(みくに)
- 生年月日:2000年6月23日
- 出身地:東京都東村山市
- 所属チーム:名古屋グランパス
- ポジション:DF
- 背番号:20番
- 身長:192cm
- 体重:80kg
- 利き足:右
日本代表歴
Embed from Getty Images- A代表:なし
- 世代別:2019年U-20ワールド杯出場
U-15の頃に代表初招集。
2019年には、U-20W杯にも出場しています。
ちなみに、ベスト16で韓国に敗退した日本代表。
この試合で決勝ゴールを決めたのは、オ・セフン選手です。
2019年U-20W杯メンバー
・鈴木彩艶
・菅原由勢
・伊藤洋輝
・東俊希
・山田康太
・齊藤未月
・宮代大聖
・中村敬斗
・西川潤 など
ナイジェリア×日本のハーフ
父はナイジェリア人で、母は日本人。
6人兄弟(男:4人、女:2人)という、大家族で育っています。
※ケネディ選手は次男。
兄・三國スティビアエブス
兄・スティビアエブスもサッカー選手。
中学・高校は、兄弟揃って青森山田高校。(1年と3年)
高校サッカー選手権決勝で、”前橋育英に5-0で勝った世代”といえば、ピンとくる方も多いかもしれません。(2016年大会)
大学卒業後にプロ入りし、水戸、岐阜でプレー。
2024年現在は、アルビレックス新潟シンガポールに所属しています。
中学時代はFW
Embed from Getty Images「子供の頃はFWだった」っていうDFの選手、すごく多いですよね。
学年があがるにつれて、ポジションを少しずつ下げていくんです。
三國選手も、まさにこのパターン。
ですが、ちょっとレベルが違います。
”中学時代は全国大会得点王”。
こんな実績の選手がポジション変更をするわけですから・・・。
高校のトップレベルって恐ろしい世界です。
プロなんてもっと上ですから・・・想像を絶します。
ちなみに、三國選手はプロ入り後もFWとしたことがあります。
しかも、ゴール決めてます!(参照:ゲキサカ)
三國ケネディエブスの着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー:ナイキ
三國選手は、ナイキの”ティエンポ”を着用しています。
ティエンポシリーズは、革の柔らかさとクッション性が特徴のスパイク。
ナイキの中では、足幅が広めなスパイクです。
三國ケネディエブスのプレースタイル
Embed from Getty Images「脅威の身体能力」
速い・強い・高い。
CBに重要な3拍子を、ハイレベルに持つ選手。
高いフィジカル能力を活かし、相手からボールを奪い切ります。
後ろからでも相手に追いつき、空中戦では圧倒的に高い。
ゴール前での存在感は抜群です。
三國ケネディエブスの経歴
- 東京NOBIDOME FC
- 青森山田中学校サッカー部
- 青森山田高校サッカー部
- アビスパ福岡
- 栃木SC(レンタル)
- 名古屋グランパス
小学生時代
小学生時代は、東京NOBIDOME FCでプレーしています。
兄の影響で、7歳の頃にサッカーをスタート。
小さい頃が身長が高く、小学校卒業時には179cmもあったようです。
中学・高校生時代
Embed from Getty Images中学・高校生時代は、青森山田でプレーしています。
- 青森山田中学校サッカー部
- 青森山田高校サッカー部
身長は、179cm(入学時)→190cm(中3)に。
全国大会で日本一に輝き、自身も8ゴールで得点王。(参照:FOOTBALL CHANNEL)
中学時代は無敵だったFWも、高校では伸び悩み・・・。
高校2年生の時に、CB(センターバック)にコンバート。
この決断が実を結び、世代屈指のCBに。
- U-19日本代表(唯一の高校サッカー勢)
- 2018年高校サッカー選手権優勝
中学・高校ともに日本一を達成し、プロの道へと進みます。
青森山田時代のチームメイト
・高橋壱晟(2学年先輩)
・廣末陸(2学年先輩)
・三國スティビアエブス(2学年先輩)
・郷家友太(1学年先輩)
・檀崎竜孔(同期)
・バスケス バイロン(同期)
・武田英寿(1学年後輩)
・安斎颯馬(2学年後輩)
・藤原優大(2学年後輩) など
アビスパ福岡
Embed from Getty Images2019年にアビスパ福岡に入団します。
福岡入団の決め手になったのは、”井原正巳監督の存在”。(参照:FOOTBALL CHANNEL)
しかし、2018シーズン終了後に井原監督が退任。
想定外のスタートになるも・・・
新たに就任したペッキア監督(イタリア人)に高く評価され、高卒1年目で開幕スタメン。
しかし、ここでまたしても監督が退任(家庭の事情)し、出場機会が激減しています。
その後、2020年にはJ1昇格を経験。
主に、クローザーとしての役割を全うし、J1復帰に貢献しています。
福岡での成績
・2019年:11試合0ゴール(J2)
・2020年:19試合1ゴール(J2)
・2021年:2試合0ゴール(J1・途中退団)
栃木SC
2021年5月に栃木SCにレンタル移籍します。
移籍直後にスタメンに定着するも、シーズンが進むにつれてベンチスタートが定位置に。
1年3ヶ月間プレーしたのち、アビスパ福岡に復帰しています。
栃木での成績
・2021年:24試合0ゴール(J2・途中加入)
・2022年:3試合0ゴール(J2・途中退団)
栃木時代のチームメイト
・矢野貴章
・豊田陽平
・上田康太
・オビ パウエル オビンナ
・菊池大介 など
アビスパ福岡
Embed from Getty Images2022年8月にアビスパ福岡に復帰します。
復帰を果たすも、出場機会は限定的。
2023年にはチームは快進撃を見せ、初タイトルを獲得。
- Jリーグ7位
- ルヴァンカップ優勝
- 天皇杯ベスト4
初タイトル獲得の瞬間は、スタンドからの観戦になりました。
福岡での成績
・2022年:5試合0ゴール(J1・途中加入)
・2023年:18試合0ゴール(J1)
福岡時代のチームメイト
・城後寿
・山岸祐也
・前寛之
・奈良竜樹
・金森健志
・佐藤凌我
・紺野和也
・ドウグラス グローリ
・フアンマ
・クルークス
・ルキアン など
名古屋グランパス
Embed from Getty Images2024年に名古屋グランパスに移籍します。
仲良しの山岸祐也選手と、揃って”福岡→名古屋への移籍”。
三國選手は、これまでシーズン通してレギュラーとしてプレーした年はありませんでした。
2024年は開幕からスタメン。
かつてない程に充実したシーズンを過ごしているでしょう。
まとめ
- 192cmの長身CB
- ナイジェリアとのハーフ
- 中学時代に全国得点王
- 中学・高校で日本一
なんだか、”ワクワクする特徴”を兼ね備えた選手。
ベンチウォーマーから、Jリーグ屈指のCBへと駆け上がっています。
近いうちに、A代表入りもありそうです。
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