『柏レイソルvs筑波大学蹴球部』
2024年7月10日に、
”天皇杯3回戦 柏レイソルvs筑波大学蹴球部”が開催されました。
今日は天皇杯。
4日前には、劇的な勝利を味わったレイソル。
当然、チームの雰囲気も良いのではないでしょうか。
このタイミングで、”意外な選手の活躍”があれば、チームはますます強くなります。
今日の対戦相手は筑波大学蹴球部。
天皇杯では、過去に2回対戦。
・2013年:○ 4-2
・2022年:○ 1-0
2022年の対戦は、記憶に新しいのですが・・・。
「2013年の対戦って、どんな試合だったけ?」と思い、調べてみました。
対戦相手に、三丸拡がいる!!
日本代表の谷口彰悟や、その他にもJリーガーが大勢いる!
そして、この試合の注目度は3回戦ではNo.1。
なんせ、2回戦ではFC町田ゼルビアを倒した筑波大学。
大学生ですが、本当に強い相手!!
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当日の様子
柏・筑波大学にゆかりのある選手
柏の筑波大学出身の選手
・監督:井原正巳
・DF:三丸拡
・MF:戸嶋祥郎
・MF:高嶺朋樹
松原直哉(コーチ)、岡村保志(テクニカル)も筑波大学に所属歴あり。
筑波大学の柏・下部組織出身の選手
・監督:小井戸正亮(元・柏テクニカルスタッフ)
・ヘッドコーチ:戸田伊吹(柏U-18出身)
・MF:田村蒼生(柏U-18出身)
・MF:徳永涼(柏U-15出身)
パリ五輪日本代表
今回の対戦カードからは、2名のU-23日本代表が選出されています。
アジア予選では”唯一の大学生”としてプレーしていた内野航太郎は、残念ながら選外となっています。
スターティングメンバー
柏レイソル
ポジション | 選手名 |
---|---|
GK | 佐々木雅士 |
DF | 川口尚紀 |
DF | 野田裕喜 |
DF | 古賀太陽 |
DF | 片山瑛一 |
MF | 熊坂光希 |
MF | 熊澤和希 |
MF | 戸嶋祥郎 |
FW | 山本桜太 |
FW | 鵜木郁哉 |
FW | 木下康介 |
ベンチ入りメンバー
筑波大学蹴球部
ポジション | 選手名 |
---|---|
GK | 佐藤瑠星 |
DF | 福井啓太 |
DF | 池谷銀姿郎 |
DF | 安藤寿岐 |
DF | 諏訪間幸成 |
MF | 角昂志郎 |
MF | 田村蒼生 |
MF | 加藤玄 |
FW | 徳永涼 |
FW | 内野航太郎 |
FW | 半代将都 |
ベンチ入りメンバー
ポジション | 選手名 |
---|---|
GK | 入江倫平 |
DF | 鈴木遼 |
DF | 小川遼也 |
MF | 高山優 |
MF | 竹内崇人 |
MF | 廣井蘭人 |
FW | 小林俊瑛 |
試合結果
最初に言ってしまうと、まさに”激闘”でした。
試合終了後には、「座って拍手をするのは失礼だ!」と感じてしまうほどに。
周囲の席の人たちも含め、両チームの選手たちにはスタンディングオベーションが送られていました。
天皇杯3回戦ということもあり、レイソルはターンオーバー。
普段はスタメンで出ていない選手たちが中心となった11人。
中には、あまり出番のない選手たちもいたので、試合勘や連携面での難しさはあったはずです。
対して、筑波大学はプロ内定選手もしっかりスタメン。
思っている以上に、後ろからしっかりと繋いできました。
試合を通して”セットプレー”もデザインされており、「かなり準備してきたな」と感じました。
そういう意味でも、前半16分の先制点は大きかった。
精神的にも、本当に楽になりました。
裏へ抜け出した木下康介が、ゴール左隅へ。
「さすがの決定力」としか言いようがありません。
その他のシーンでも、ボールが渡った時の安心感が段違いでした。
フィジカルが強いのもそうですけど、相手をいなす技術が高い。
少し話はそれますが・・・
”プロvsアマチュア”にも関わらず、観客は6,000人over。
しかも、平日ナイターです。
スタジアムの熱気は、いつもの天皇杯以上でした。
そして、気になったのが筑波大学ゴール裏。
とにかく熱気がすごかった。
そして、さまざまなクラブの応援をマネているのも、なんか良い。
柏の応援が聞こえてきたり・・・
鹿島の応援が聞こえてきたり・・・
清水の応援が聞こえてきたり・・・
「学生ならではだなぁ」と思いつつ、見ていて楽しかったです。
後半13分に、レイソルが3枚替えをした時には、なんかザワザワしてました。
「うわ、サヴィオと細谷出てきたんだけど・・・」
とか言ってたのかな?
そして、筑波の選手たちも本当に上手い。
足元の技術もそうですけど、ユニフォーム越しにもわかる体格の良さ。
みなさんも気になっていたとは思いますが、No.14 田村蒼生選手。
キレッキレでした。
進路はまだ発表されていませんが、どこのクラブに行くんでしょうか。
レイソル帰ってこないかなぁ。
さぁ、試合はというと・・・
後半35分に、セットプレーで追いつかれました。
苦手とするセットプレーがここでも・・・。
そして、延長戦に突入です。
風があるとはいえ、気温は28℃。
何人の選手が足を攣っていたでしょうか。
両チームの選手とも、”気合”でやっている感じ。
そんな中で、延長前半10分。
コーナーキックに合わせた、細谷真大!
「ナイス!!」っていうよりも、「決めてくれてありがとう!!!」の方が強かったです。
そのまま試合は終了。
ホイッスルの瞬間は、多くの選手がピッチに倒れ込んでいました。
”プロの力を見せたレイソル”も素晴らしい。
そして、”プロを追い詰めた筑波大学”も素晴らしかったです。
試合結果:○ 2-1(延長)
まとめ
まさに激闘でした。
120分出場したのは、レイソルは4名。
足が攣りながらも、最後まで走り切った野田・山本両選手に拍手を送りたいです。
そして、古賀太陽はバケモノ。(褒め言葉)
リーグ戦・天皇杯とほぼ皆勤賞。
そして、今日も120分出てるのに”涼しい顔”をしていますからね。
そして、今回語りたいのは、”熊澤和希”。
大卒2年目のMFです。
今季は出場機会を増やし、”技術が高い”ことは誰もが知っています。
今日は、驚かされました。
彼のスタミナに。
- プレーの精度が落ちない
- スペースに走り込む
これを、延長後半にやっています。
しかも、削ってきた相手にメンチ切ってました。
「おい!こっち見ろや!」と言わんばかりに、ず〜っと見てました。
”流経っぽさ”が全開でした。
延長までもつれこんでしまった点は、課題と言えるかもしれません。
しかし、周囲を見ると、”J1の約半分”がすでに敗退。
レイソルは、ジャイキリをされず、しっかりと勝ち上がっています。
ベスト16に進出です。
あと3つ勝てば、再び決勝の舞台!
あと4つ勝てば、タイトル!!!
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