「ACL2024-25の大会方式」
2024-25シーズンより、ACLの大会方式がガラッと変わります。
大きな変更点は以下の通り。
・2層構造→3層構造
(出場クラブ数は変わらず、76クラブ)
・賞金額が大幅up
(例:優勝クラブの賞金総額は約3倍に)
そこで気になるのは、”日本勢(Jリーグ勢)は何チーム出場できるのか”。
今回は、ACL2024-25の大会レギュレーションについてご紹介します。
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ACL2024-25の大会方式
Embed from Getty ImagesACL2024-25からは、大会方式が一新。
3層構造(3つのカテゴリー)に分かれ、各大会の頂点を目指します。
・ACLE(トップカテゴリー)
・ACL2(2ndカテゴリー)
・ACGL(3rdカテゴリー)
日本勢(Jリーグ勢)の出場枠
日本からのACLに出場できるのは4クラブ。
・ACLE:3クラブ
・ACL2:1クラブ
・ACGL:なし
出場枠は、AFC(アジアサッカー連盟)が定める「クラブコンペティションランキング」によって定められます。
今後、”日本のクラブがACLで好成績が残せない”ということがある場合は、出場枠が減っていく可能性もあります。
そして、ACL2024-25に出場するのは以下の4クラブです。
ACL2024-25に出場する日本のクラブ
ACLE出場
・ヴィッセル神戸
(2023年Jリーグ王者)
・横浜F.マリノス
(2023年Jリーグ2位)
・川崎フロンターレ
(2023年天皇杯王者)
ACL2出場
・サンフレッチェ広島
(2023年Jリーグ3位)
ACLの問題点
賞金額が大幅UP!
「ACLは罰ゲーム」と呼ばれた時代も、今は昔。
ACLを制することで、クラブが大きな力を手にいれる時代になりました。
しかし、大きな問題点も・・・。
「西アジアに有利すぎる」
・外国人枠の撤廃
・ベスト8以降はサウジアラビアでの集中開催
賞金額がupしたのは、西アジア(サウジ・UAE・カタールなど)のおかげでしょう。
ただ、東アジア(日本・韓国・中国など)にとっては、今以上に難しい大会になります。
2023年夏も、”札束の暴力”で移籍市場の主役になったサウジアラビア。
外国人枠が撤廃されたことで、”世界的スターだらけ”になるかもしれません。
加えて、ベスト8以降はサウジでの開催。
ほぼ間違いなく、中東のクラブが猛威を振るうでしょう。
大会日程
ACLE(トップカテゴリー)
- 名称:ACLE(ACLエリート)
- 出場クラブ数:24クラブ(東西12クラブずつ)
ACLのトップカテゴリー。
東西12クラブに分かれ、各クラブが8クラブと対戦。(ホーム4試合、アウェイ4試合)
東西それぞれの成績上位8クラブが、ベスト16に進出します。
※GL(グループリーグ)は廃止。
ベスト8からは、東西混合に。
これまでよりも、早い段階で”東地区vs西地区”が実現します。
同じ東地区でも、全クラブと対戦するわけではありません。
「リーグ戦だけど、総当たりではない」というイメージです。
ACLEの優勝賞金
Embed from Getty Images- 優勝:17億4000万円(総額)
- 準優勝:8億7000万円(総額)
ACL2(2ndカテゴリー)
- 名称:ACL2(ACLツー)
- 出場クラブ数:36クラブ(東西18クラブずつ)
ACLの2ndカテゴリー。
東西18クラブに分かれ、「4クラブ×8グループ」のGL(グループリーグ)を開催。
各グループの上位2クラブが、ベスト16に進出します。
東西混合は決勝戦のみ。
※ACLEプレーオフ敗退クラブは、ACL2に参加。
ACGL(3rdカテゴリー)
- 名称:ACGL(AFCチャレンジリーグ)
- 出場クラブ数:20クラブ
ACLの3rdカテゴリー。
アジア内でのランキング11位以下の連盟(国)のクラブが参加します。
日本からの出場はなし。
※ACL2プレーオフ敗退クラブは、ACGLに参加。
まとめ
大幅なレギュレーションが行われたACL。
以前は賞金額も低く、移動・日程等の負担も大きい。
「罰ゲーム」と呼ばれていた時期もあります。
しかし、ACLの賞金があがり、CWC(クラブワールドカップ)の賞金も大幅UP!
いよいよ、日本にも”ビッグクラブ”が誕生するかもしれません。
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