「武器はロングスロー」
スローインが直接得点につながることはあまり多くありません。
スローインは、ボールを手で扱うがゆえに飛距離ができにくく、近い味方に投げて”ボールを保持すること”が優先されます。
ただし、ロングスローを投げれる選手がいる場合は話が異なります。
サイドラインから投げたボールはゴール前まで一直線。
コーナーキックやフリーキックと同等のチャンスを作り出します。
ジエゴ選手はまさにそのロングスローを武器とする選手。
スローインを”得点のチャンス”に変えることができる選手です。
今回は、ジエゴのプレースタイルと経歴をご紹介します。
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初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
ジエゴってどんな選手？
- 名前：ジエゴ・ジャラ・ロドリゲス
- 愛称：ジエゴ
- 出身地：ブラジル マットグロッソ・ド・スル州
- 所属クラブ：柏レイソル
- 背番号：13番
- ポジション：DF
- 身長：183cm
- 体重：77kg
- 利き足：左足
元フットサルプレーヤー
ジエゴ選手は元フットサルプレーヤー。
ブラジルでは”フットサル→サッカー”への流れが主流で、ブラジル代表のネイマールもフットサルで技を磨いています。
ジエゴ選手がサッカーに転向したのは14歳の時。
フットサルチームの監督がサッカーチームの監督に就任し、その監督にスカウトされる形でサッカーの道へ。（参照：BLOGOLA）
しかも、ゴレイロ（GK）としてプレーしていたというのだから驚きです。
日本生活7年目
ジエゴ選手は2017年、21歳の時に初来日。
2023年で、日本での生活7年目を迎えます。
公式でのインタビューでは通訳を介するものの、日常会話は問題なし。
柏レイソルの新体制発表会では、流暢な日本語で「好物は味噌ラーメン」とコメントしています。
ジエゴのプレースタイル
Embed from Getty Images「脅威のロングスロー」
Jリーグ屈指のロングスローワーで、ゴール前に空中戦に強い選手がいれば”超強力な武器”になります。
- ロングスロー
- 左足からのクロス
- 空中戦の強さ
もちろん、凄いのは”投げ”だけではありません。
左足でのキックも精度が高く、左サイドからのクロスやサイドチェンジでスタジアムを沸かせます。
また、使う側だけでなく、使われる側にもなれるのがジエゴ選手。
空中戦では攻守にわたって頼れる選手です。
DFの選手ですが、攻撃も得意な選手です。
手でも足でもチャンスを作り出します。
ジエゴの経歴
- 松本山雅FC
- 水戸ホーリーホック
- 徳島ヴォルティス
- サガン鳥栖
- 柏レイソル
松本山雅FC
ブログ更新： 松本山雅FCに新加入のブラジル人DFジエゴがJリーグデビュー ロングスローの飛距離がすごいと話題に https://t.co/ZJnyT5AfAu pic.twitter.com/16bmIUdDy6
— ドメサカブログ (@domesoccer) May 8, 2017
ジエゴ選手はブラジルのジョインヴィレにて、”20歳でブラジル1部リーグ”でプレーしています。
その後、2017年1月に松本山雅FCに期限付き移籍。
4試合の出場でしたが、”ロングスロー”で大いに会場を沸かせます。
水戸ホーリーホック
2018年に水戸ホーリーホックに期限付き移籍します。
左SB（サイドバック）の定位置を掴み、J2リーグ34試合に出場。
シーズン中には、相手を背負いながらの股抜きを披露し、会場にどよめきを起こしました。
徳島ヴォルティス
2019年に徳島ヴォルティスに完全移籍します。
左膝を手術した影響で、移籍1,2年目は出場機会は少なめ。
3年目となる2021年にはJ1リーグ33試合に出場。
チームは「勝ち点1」に泣いてのJ2降格となりますが、評価を高めたジエゴ選手のもとにはJ1からのオファーが届きます。
サガン鳥栖
Embed from Getty Images2022年にサガン鳥栖に移籍します。
ロングスローや空中戦の強さはもちろん、流れるようなパスワークの起点になることもしばしば。
1年の在籍ですが、サガン鳥栖でのプレーで一気に注目を集める選手になります。
柏レイソル
2023年1月に柏レイソルに移籍します。
怪我で出遅れたものの、シーズン後半に復帰。
”股抜き”を披露するなど、DFながらも高い技術を見せています。
ジエゴの試合を観る方法
ジエゴ選手がプレーする”Jリーグ”には、3つの大きな大会（リーグ戦）があります。
- Jリーグ
- ルヴァンカップ
- 天皇杯
各大会の放送チャンネルは、以下の通りです。
まとめ
DFなのに攻撃好き。
いかにもブラジル人らしいDFです。
本職は”守ること”です。
ただ、ジエゴ選手が前に上がった時には、得点の匂いが強くなることも間違いありません。
腕からも・足からもチャンスを作り、その度にスタンドからは大きな歓声が上がります。
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