「和製ハーランド」
大学卒業を待たずにプロ入りした大型FW。
柏ユース仕込みの技術を持ち、おまけに”速くて・強い”。
ハーランド(マンチェスターC)のような背格好で、同じく得点を量産できるポテンシャル。
柏サポーターが、いま最も期待を寄せる点取り屋です。
今回は、森海渡のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
森海渡ってどんな選手?
- 名前:森海渡(もり かいと)
- 生年月日:2000年6月7日
- 出身地:千葉県松戸市
- 所属チーム:徳島ヴォルティス(柏レイソルからレンタル移籍中)
- ポジション:FW
- 背番号:9番
- 身長:185cm
- 体重:80kg
- 利き足:右足
大学在学中にプロ入り
森選手がプロ入りしたのは、2022年。
卒業を待たずに、大学4年生で柏レイソルに入団しています。
その年の天皇杯では、”柏レイソルvs筑波大学”が実現。
「退部してプロ入りした選手の格の違い」を見せたいところでしたが、得点は奪えず。
試合は、1-0で柏レイソルが勝利しています。
「やるんです、森海渡」
「やるんです!森海渡!」
この名言が生まれたのは、2022年J1リーグ第11節のアウェー広島戦。
0-1のビハインドで登場したのは、ルーキー森海渡。
わずか26分間の出場で2ゴールを奪い、チームは逆転勝利。
興奮した実況者から飛び出したワードは、
「やるんです!やるんです!森海渡!!」
2023年J2リーグ5月度月間MVP
2023年5月に”J2リーグ月間MVP”に輝いています。
1ヶ月に6試合という過密日程の中、全試合にスタメン出場。
そして、6ゴールをマークしています。
森海渡の着用スパイク
メーカー:アシックス
森選手は、アシックスの”DSライト”を着用しています。
DSライトシリーズは、アシックスの看板スパイク。
軽量で、尚且つクッション性に優れた天然皮革のスパイクです。
森海渡のプレースタイル
「点取り屋」
- スピード
- 得点への嗅覚
- シュート技術
185cmの長身FWで、爆発的なスピードも持つ選手。
ポジショニングが巧みで、こぼれ球にいち早く反応します。
最大の特徴は、”シュート技術”。
振りが速く、正確でパンチのあるシュート。
シュート技術に関しては、すでにJリーグ内でもトップクラスです。
森海渡の経歴
- 六実SC
- 柏レイソルU-12
- 柏レイソルU-15
- 柏レイソルU-18
- 筑波大学蹴球部
- 柏レイソル
- 徳島ヴォルティス
小学生時代
小学生時代は、六実SCでプレーしています。
地元・松戸市の六実SCでサッカーをはじめ、高学年からは柏レイソルU-12に籍を移しています。
中学・高校生時代
※9番が森選手。
中学・高校生時代は、柏レイソルのアカデミーでプレーしています。
- 柏レイソルU-15
- 柏レイソルU-18
先輩FWの中村駿太(元モンテディオ山形など)が青森山田高校に転入し、突如エースを任された高校2年時。(参照:ゲキサカ)
世界の強豪が集う”アルカス杯”でもゴールを量産し、大会得点王に。
そんな点取り屋も、トップチームの練習ではアピールできず、昇格は見送り。
練習参加の際には、「伊東純也らに”異次元の実力”を感じた」と語っています。(参照:ゲキサカ)
アルカスカップ。森海渡選手が得点王にかがやきました⚽⚽⚽⚽
— レイくん@柏レイソル (@Reykun_kashiwaR) January 31, 2017
本当に素晴らしい大会、活躍でした。みんなおめでとう👏 #柏から世界へ #柏レイソル #jleague #Jリーグ #レイくんJマスコット総選挙 https://t.co/YHsRIMqXoU
柏U-18でのチームメイト
・古賀太陽(2学年上)
・加藤匠人(1学年上)
・落合陸(1学年上)
・山田雄士(同期)
・小久保玲央ブライアン(同期)
・細谷真大(1学年下)
・鵜木郁哉(1学年下) など
大学生時代
大学生時代は、筑波大学蹴球部でプレーしています。
関東リーグ開幕戦でハットトリック。(参照:ゲキサカ)
順風満帆のスタートを切るも、冬には前十字靭帯を断裂の大怪我も負っています。
復帰後は、数々の大会で得点を量産し、いつしかチームのエースに。
3年生のうちに卒業要件(単位)を満たし、1年前倒しでのプロ入りを決断します。
筑波大学でのチームメイト
・三笘薫(3学年上)
・高嶺朋樹(3学年上)
・加藤匠人(1学年上)
・山原怜音(1学年上)
・角田涼太郎(1学年上) など
柏レイソル
2022年に柏レイソルに入団します。
プロ1年目で4ゴール。
並の選手であれば立派な数字ですが、”森海渡に求められる数字”とは程遠く。
戦術面での適応に悩み、徐々に出場時間は減少。
シーズン終了後に、武者修行を決断します。
柏での成績
・2022年:15試合4ゴール
徳島ヴォルティス
2023年に徳島ヴォルティスに期限付き移籍します。
残留争いに巻き込まれた時期もある中で、チーム唯一の二桁ゴール。
5月にはJ2リーグ月間MVPも受賞。
柿谷曜一朗選手と共に、チームの攻撃を牽引しています。
まとめ
名前の通り、いずれは”海を渡る”であろう選手。
ヨーロッパで活躍するためのポテンシャルは十分。
必要なのは、”結果”と”自信”。
今季、1つでも多くのゴールで徳島に歓喜を。
そして、来季は黄色のユニフォームでのゴールに期待です。
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