「走る長身FW」
187cmの長身FW。
大きいからといって、ドシっと構えているだけではありません。
攻撃に・守備によく走る。
派手さはないものの、泥臭く点を決める。
かつては”6年間のレンタル”も経験した、”がむしゃら感”が全開の選手です。
今回は、垣田裕暉のプレースタイルと経歴をご紹介します。
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初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
垣田裕暉ってどんな選手？
- 名前：垣田裕暉（かきたゆうき）
- 生年月日：1997年7月14日
- 出身地：群馬県邑楽郡板倉町
- 所属チーム：柏レイソル
- ポジション：FW
- 背番号：18番
- 身長：187cm
- 体重：78kg
- 利き足：右
日本代表歴
- A代表：なし
- 世代別：U-17（2013年）、U-19（2016年）
父は鹿島OBの垣田健
Embed from Getty Images垣田選手の父は、鹿島アントラーズのOB。
前身の住友金属時代に入団し、1989年〜1992年までプレーしています。
また、垣田選手の弟・垣田将吾選手も鹿島ユースの出身。（参照：サッカーダイジェスト）
Jr.ユースから鹿島に所属し、現在は城西国際大学でプレーするFWです。
3度のレンタル移籍
Embed from Getty Images2024年で、プロ9年目。
すでに3度のレンタル移籍を経験し、合計6年間を鹿島以外のクラブで過ごしています。
最も長く所属しているのはツエーゲン金沢で、3年の月日を過ごしています。
垣田裕暉の着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー：MIZUNO（ミズノ）
垣田選手はミズノの”モレリアⅡ”を着用しています。
軽く・柔軟性・素足感覚をバランス良く備えた天然皮革のスパイクです。
垣田裕暉のプレースタイル
Embed from Getty Images「泥臭いストライカー」
- 空中戦での強さ
- 豊富な運動量
- ワンタッチゴールの上手さ
187cmのCF（センターフォワード）。
空中戦での強さがあり、前線のターゲットになれる選手です。
それに加え、豊富な運動量も持ち味。
攻守にわたって泥臭く、がむしゃらに走り回ります。
そして、肝心の得点力もピカイチ。
最も多いゴールパターンが、”ワンタッチゴール”。
ゴール前に侵入するコース取り、タイミングが抜群に上手いストライカーです。
垣田裕暉の経歴
- 鹿島アントラーズJr.ユース
- 鹿島アントラーズユース
- 鹿島アントラーズ
- ツエーゲン金沢（レンタル）
- 徳島ヴォルティス（レンタル）
- サガン鳥栖（レンタル）
- 鹿島アントラーズ
- 柏レイソル
小学生時代
小学生時代は、群馬県のクラブでプレーしています。
当時所属していたクラブについては、公にされていません。
中学入学と同時に鹿島ユースに入団。
父・祖母を群馬に残し、母・弟と共に3人で茨城県へとお引越ししています。（参照：サッカーダイジェスト）
中学・高校生時代
Embed from Getty Images中学・高校生時代は、鹿島アントラーズの下部組織でプレーしています。
- 鹿島アントラーズJr.ユース
- 鹿島アントラーズユース
世代別日本代表への初選出は、2012年のこと。
中学生ながらも、飛び級でU-17日本代表としてプレーしています。（参照：JFA公式）
さらに驚くべきことに、この時のメンバー表を見ると”背番号2・DF”。
また、高校時代には2度の日本一を経験しています。（参照：JFA公式）
- 高校2年：Jユース杯
- 高校3年：プレミアU-18（高円宮杯）
鹿島ユース時代のチームメイト
・鈴木優磨（1学年先輩）
・町田浩樹（同期）
・平戸太貴（同期）
・田中稔也（同期）
・沖悠哉（2学年後輩） など
鹿島アントラーズ
2016年に鹿島アントラーズに入団します。
現・タイ代表の石井正忠監督のもと、第3節の名古屋戦でスタメンに抜擢。
高卒1年目の早いタイミングで出場機会を得たものの、その後はメンバーから外れることも。
シーズン終了後に、長いレンタル移籍が始まります。
鹿島での成績
・2016年：3試合0ゴール（J1）
鹿島時代のチームメイト
・小笠原満男
・柴崎岳
・金崎夢生
・鈴木優磨
・土居聖真
・遠藤康
・昌子源
・植田直通
・西大伍
・町田浩樹
・曽ヶ端準
・カイオ など
ツエーゲン金沢
Embed from Getty Images2017年にツエーゲン金沢にレンタル移籍します。
移籍初年度は大半が途中出場だったものの、”出場5分で1点決める”という勝負強さも披露。
2年目以降はスタメンに定着し、2019年には”背番号10”を任されています。
金沢での成績
・2017年：32試合3ゴール（J2）
・2018年：38試合9ゴール（J2）
・2019年：35試合8ゴール（J2）
金沢時代のチームメイト
・杉浦恭平
・野田紘史
・梅鉢貴秀
・小松蓮
・山根永遠 など
徳島ヴォルティス
Embed from Getty Images2020年に徳島ヴォルティスにレンタル移籍します。
「垣田裕暉」の名前が有名になったのは、徳島時代のこと。
シーズン17ゴールを記録し、J1昇格に貢献。
翌年もJ1で8ゴール。
チームは勝ち点1に泣いてのJ2降格となったものの、「これは鹿島復帰かな？」と思わせる活躍ぶりでした。
徳島での成績
・2020年：42試合17ゴール（J2優勝）
・2021年：36試合8ゴール（J1）
徳島時代のチームメイト
・岩尾憲
・西谷和希
・岸本武流
・宮代大聖
・藤田譲瑠チマ
・上福元直人
・ジエゴ
・バケンガ など
サガン鳥栖
2022年にサガン鳥栖にレンタル移籍します。
鳥栖での成績
・2022年：28試合6ゴール（J1）
鳥栖時代のチームメイト
・小野裕二
・宮代大聖
・本田風智
・岩崎悠人
・小泉慶
・長沼洋一
・田代雅也
・飯野七聖
・ジエゴ
・パク イルギュ など
鹿島アントラーズ
Embed from Getty Images2023年に鹿島アントラーズに復帰します。
6年ぶりに、心のクラブへの復帰が実現。
ユースの先輩・鈴木優磨とのツートップを形成するも、2024年に状況が一変。
今季は、わずか3試合の出場にとどまっています。
鹿島での成績
・2023年：29試合4ゴール（J1）
・2024年：4試合0ゴール（J1）
柏レイソル
2024年7月に柏レイソルに移籍します。
”4度目のレンタル”ではなく、完全移籍。
大きな覚悟を持って、新天地で戦います。
まとめ
2024年で27歳を迎えるストライカー。
長いレンタル期間を経て、意中のクラブへの復帰を実現させました。
しかし、結果的には出番に恵まれず。
”KASHIMA”から”KASHIWA”への移籍をキッカケに、再ブレイクへの期待がかかります。
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