「切り返しの達人」
”ドリブラー”といっても、タイプは様々。
そして、”フェイントの種類”も様々。
坂元達裕選手の代名詞は「切り返し」。
1発の切り返しで相手を置き去りにし、敵陣深くに侵入。
”J2→J1→海外”へとステップアップを果たしたドリブラーです。
今回は、坂元達裕のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
坂元達裕ってどんな選手?
- 名前:坂元達裕(さかもと たつひろ)
- 生年月日:1996年10月22日
- 出身地:東京都東村山市
- 所属チーム:コヴェントリー・シティ(イングランド2部)
- ポジション:MF
- 背番号:7番
- 身長:170cm
- 体重:63kg
- 利き足:左足
日本代表歴
Embed from Getty Images- A代表:2試合0ゴール
- 世代別:なし
2021年に日本代表に初招集。
2022年カタールW杯アジア2次予選でデビューを果たしています。
前橋育英
坂元選手は、前橋育英高校の出身。
「過去1で弱い世代」と言われていましたが、結果的には選手権準優勝。(参照:サッカーキング)
そして、大卒経由で多くの選手がプロ入りした世代です。
前橋育英時代のチームメイト
・鈴木徳真(現・セレッソ大阪)
・渡邊凌磨(現・FC東京)
・吉田舜(現・浦和レッズ)
・小泉佳穂(現・浦和レッズ)
・岡村大八(現・コンサドーレ札幌)
・金子拓郎(現・コンサドーレ札幌)
・岩下航(現・柏レイソル) など
ラグビー
Embed from Getty Images坂元選手が、サッカーの前に始めたスポーツが”ラグビー”。
期間は短かったようですが、「怯えずに突っ込んでいく感覚」を掴みます。(参照:スポトウ)
この感覚は、間違いなくサッカーにも生きています。
シャイな性格
性格は、シャイだけど負けず嫌い。(参照:UDNスポーツ)
シャイな一面がありつつも、”大勢の観客”の前でプレーをするのは大好き。(参照:サッカーキング)
ボールを持てば、誰よりも目立ちまくります。
坂元達裕の着用スパイク
メーカー:ミズノ
坂元選手は、ミズノの”アルファ”を着用しています。
ミズノ史上、最も”軽量性”を追求したスパイク。
1歩目の蹴り出しやクッション性も兼ね備えた人工皮革のスパイクです。
坂元達裕のプレースタイル
Embed from Getty Images「ドリブラー」
坂元選手といえば、”ドリブル”。
- 一瞬で加速力
- 相手の逆をつく
2人の選手に囲まれても、間を縫って突破。
なかでも得意なプレーは、代名詞とも言える”切り返し”。
「わかっていても取れない」とは、まさにこのこと。
坂元達裕の経歴
- FC青葉
- FC東京U-15むさし
- 前橋育英高校サッカー部(群馬県)
- 東洋大学サッカー部
- モンテディオ山形
- セレッソ大阪
- KVオーステンデ(ベルギー)
- コヴェントリー・シティ(英2部)
小学生時代
小学生時代は、FC青葉でプレーしています。
サッカーを始めたのは、小学2年生の時。
同じ名前のチーム(青葉FC)が横浜や仙台にもありますが、”東村山のFC青葉”が坂元選手の出身チームです。
中学生時代
中学生時代は、FC東京U-15むさしでプレーしています。
当時は、裏抜けを積極的に狙うFW。(参照:スポトウ)
レベルの高いJリーグ下部組織では、出場機会は少なめ。
U-18への昇格を逃し、親友の小泉佳穂選手と共に群馬の強豪へと進学します。
FC東京U-15むさし時代のチームメイト
・小泉佳穂(同期)
・佐藤亮(1歳後輩)
・波多野豪(2歳後輩)
高校生時代
高校生時代は、前橋育英高校サッカー部でプレーしています。
コーチの助言もあり、プレースタイルを変更。(参照:UDNスポーツ)
11番を背負った”ドリブラー”は、3年時には全国大会に出場しています。
- インターハイ:ベスト4
- 選手権:準優勝
大学生時代
弊部出身 #坂元達裕 選手(19卒/現セレッソ大阪)が、国際Aマッチ初デビューを飾りました🇯🇵㊗️
— 東洋大学体育会サッカー部 (@fctoyouniv) June 7, 2021
着実にステップアップし掴み取った夢の舞台。後輩達にとっても刺激となる存在です!✨
さらなるご活躍を期待しております!#jfa #daihyo #新しい景色を2022#タツをもっと見たい https://t.co/PQRZeklalt pic.twitter.com/oEPjJEroOO
大学生時代は、東洋大学サッカー部でプレーしています。
スポーツ推薦ではなく、”指定校推薦”で入学し、1年の夏から試合に出場。(参照:スポトウ)
当初は関東2部リーグでしたが、2年時に関東1部昇格。
10番を背負い、チームの関東1部残留に貢献しています。
東洋大学出身の選手
・馬渡和彰
・仙頭啓矢(2歳先輩)
・松本健太(1歳後輩)
・松崎快(1歳後輩)
・新井悠太
モンテディオ山形
2019年にモンテディオ山形に入団します。
唯一オファーをくれたJクラブに入団し、全試合に出場。
得意のドリブルはJ2屈指のスタッツを記録し、局面は何度も打開。(参照:日刊スポーツ)
チームも6位に入り、J1参入プレーオフに出場しています。
山形での成績
・2019年:44試合7ゴール(プレーオフ含む)
山形時代のチームメイト
・山岸祐也
・井出遥也
・本田拓也
・山田拓巳
・半田陸
・櫛引政俊 など
セレッソ大阪
Embed from Getty Images2020年にセレッソ大阪に移籍します。
J2を沸かせたドリブルは、J1でもキレキレ。
右サイドを深くえぐっての”切り返し”で、何度も好機を演出。
2021年には、”日本代表”にも選出されています。
セレッソでの成績
・2020年:33試合2ゴール
・2021年:33試合6ゴール
セレッソ時代のチームメイト
・柿谷曜一朗
・清武弘嗣
・乾貴士
・大久保嘉人
・都倉賢
・瀬古歩夢
・片山瑛一 など
KVオーステンデ(ベルギー)
Embed from Getty Images2022年1月にKVオーステンデに移籍します。
期限付きで加入し、のちに完全移籍に移行。
左右どちらでもプレーし、体格の良い選手たちを相手にドリブル突破。
2シーズン目には2部に降格するも、自身は”チームの年間MVP”に選ばれています。(参照:サッカーキング)
オーステンデでの成績
・2021-22:12試合0ゴール(途中入団)
・2022-23:30試合0ゴール
コヴェントリー・シティ(英2部)
Embed from Getty Images2023年7月にコヴェントリー・シティに移籍します。
2部リーグとはいえ、レベルも人気も高いチャンピオンシップ(イングランド2部)。
徐々に持ち味を発揮し、現地ファンからも高い評価を受けています。(参照:DAZN)
まとめ
「2部」とはいえ、イングランドの2部のレベルはヨーロッパでも上位。
「世界最強リーグ」の1つ下に位置するリーグです。
これまで通りの”目立った活躍”を見せれば、”個人昇格”も夢ではありません。
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