『Jリーグ各クラブのリーグ参入年度』
「オリジナル10」って言葉を聞いたことありませんか?
これは、Jリーグ開幕時にJリーグに加盟していた10クラブのこと。
開幕から現在に至るまで、Jリーグの歴史を作ってきたクラブです。
そして、現在は60チームが加盟しているJリーグ。
各チームとも創設された年も違えば、Jリーグに加わった年度も異なります。
今回は、Jリーグ各クラブのリーグ参入年度をまとめていきます。
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初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
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オリジナル10って何?
『オリジナル10=Jリーグ開幕時の10クラブ』
1993年に開幕したJリーグ。
この年のチーム数は”10クラブ”。
Jリーグ元年から所属している10クラブのことを、「オリジナル10(テン)」と呼びます。
オリ10は、以下の10クラブ。
※当時のチーム名を記載しています。
・鹿島アントラーズ
・ジェフユナイテッド市原
・浦和レッドダイヤモンズ
・ヴェルディ川崎
・横浜マリノス
・横浜フリューゲルス
・清水エスパルス
・名古屋グランパスエイト
・ガンバ大阪
・サンフレッチェ広島
オリ10全クラブがタイトル経験あり
Embed from Getty Imagesオリ10は、全クラブがタイトル獲得経験があります。
歴代のタイトル獲得数トップ10を見ると、そのうち7クラブがオリ10。
長い歴史を誇るだけでなく、”強さ”も備わったクラブばかりです。
Jリーグの歴代タイトルについては、こちらの記事にまとめています。
【Jリーグ タイトル獲得ランキング】
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J2に落ちていないのは2クラブだけ
Embed from Getty Images先述した通り、”強豪”が揃うオリ10。
しかし、その強さを維持し続けられているわけではありません。
長い歴史の中で、世代交代に失敗したり、チーム内部で分裂してしまったり。
その結果、J2降格を味わったクラブが大半。
31年間ずっとJ1でプレーし続けているのは、たったの2クラブです。
・鹿島アントラーズ
・横浜F.マリノス
ちなみに、鹿島の通算獲得タイトル数は19で、ダントツの1位。
横浜FMも、3位タイの7つのタイトルを獲得しています。
横浜フリューゲルスが消滅
Embed from Getty Images”横浜フリューゲルス”というクラブを知っていますか??
フリューゲルスはオリ10の1つで、多くの日本代表選手もプレーした強豪クラブ。
親会社の経営不振も影響し、1998年にクラブは消滅。
同じく”横浜市”を本拠地とする横浜マリノスに吸収合併となっています。
マリノスのチーム名は、フリューゲルスの”F”を加え、”横浜F.マリノス”に変更。
また、そのタイミングで、有志のサポーターにより”横浜FC”が創設されました。(参照:横浜FC公式HP)
横浜フリューゲルスでプレーした有名選手
・楢崎正剛
・山口素弘
・三浦淳宏
・前園真聖
・永井秀樹
・薩川了洋
・遠藤保仁 など
各クラブのJリーグ参入年度
2024年現在、Jリーグに加盟するのは60クラブ。
Jリーグに参入したタイミングは様々で、同じ年度に加わったチームは”同期”とも呼ばれています。
特に、J2・J3リーグが創設した年度は、同期の数が多いです。
・1993年:Jリーグ開幕
・1999年:J2リーグ創設
・2014年:J3リーグ創設
1990年代に参入したJクラブ
1993年:10クラブ
・鹿島アントラーズ
・ジェフユナイテッド市原
・浦和レッドダイヤモンズ
・ヴェルディ川崎
・横浜マリノス
・横浜フリューゲルス
・清水エスパルス
・名古屋グランパスエイト
・ガンバ大阪
・サンフレッチェ広島
1994年:2クラブ
・ベルマーレ平塚
・ジュビロ磐田
1995年:2クラブ
・柏レイソル
・セレッソ大阪
1996年:2クラブ
・京都パープルサンガ
・アビスパ福岡
1997年:1クラブ
・ヴィッセル神戸
1998年:1クラブ
・コンサドーレ札幌
1999年:9クラブ
・ベガルタ仙台
・モンテディオ山形
・大宮アルディージャ
・FC東京
・川崎フロンターレ
・アルビレックス新潟
・ヴァンフォーレ甲府
・サガン鳥栖
・大分トリニータ
2000年代に参入したJクラブ
2000年:1クラブ
・水戸ホーリーホック
2001年:1クラブ
・横浜FC
2005年:2クラブ
・ザスパクサツ
・徳島ヴォルティス
2006年:1クラブ
・愛媛FC
2008年:2クラブ
・FC岐阜
・ロアッソ熊本
2009年:3クラブ
・栃木SC
・カターレ富山
・ファジアーノ岡山
2010年代に参入したJクラブ
2010年:1クラブ
・ギラヴァンツ北九州
2011年:1クラブ
・ガイナーレ鳥取
2012年:2クラブ
・FC町田ゼルビア
・松本山雅FC
2013年:1クラブ
・V・ファーレン長崎
2014年:10クラブ
・カマタマーレ讃岐
・ブラウブリッツ秋田
・グルージャ盛岡
・福島ユナイテッドFC
・Y.S.C.C.横浜
・SC相模原
・ツエーゲン金沢
・AC長野パルセイロ
・藤枝MYFC
・FC琉球
※2013年にJ2・JFL入れ替え戦を制した讃岐は、J2リーグからの参入。
※長野は2013年JFLで優勝したが、J2ライセンスがなかったためJ3リーグに参入。
2015年:1クラブ
・レノファ山口
2016年:1クラブ
・鹿児島ユナイテッド
2017年:1クラブ
・アスルクラロ沼津
2019年:1クラブ
・ヴァンラーレ八戸
2020年代に参入したJクラブ
2020年:1クラブ
・FC今治
2021年:1クラブ
・テゲバジャーロ宮崎
2022年:1クラブ
・いわきFC
2023年:2クラブ
・奈良クラブ
・FC大阪
Jリーグ 各クラブの本拠地
このブログでは、Jリーグ60クラブの本拠地を都道府県別にまとめています。
また、スタジアムの収容人数ランキングも作っています。
Jリーグ好きなら、きっと楽しめる内容になっています!
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まとめ
10クラブで始まったJリーグも、いまや60クラブ。
今も尚、Jリーグ参入を目指すクラブは増え続けています。
日本のサッカー人気が高まれば、いつの日か”100クラブ”を超える時が来るかもしれません。
どれだけチーム数が増えても変わらないことは、”オリジナル10”の存在感は抜群だということ。
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