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【10分でわかる】武藤嘉紀ってどんな選手?プレースタイルと経歴について

ヴィッセル神戸の武藤嘉紀の写真

「文武両道を極めた男」

”エリート”という言葉がよく似合う男。

これは、サッカーに限った話ではありません。

FC東京アカデミーに所属しながら、一般受験慶應義塾高校に合格。

多くの学生が憧れる”Jリーグユース””慶應ボーイ”を、どちらも実現しています。

そして、プロに入り後も「日本代表→ヨーロッパ移籍」と順調すぎるステップアップ。

そんな”文武両道を極めた男”は、2024年にJ1リーグNo.1プレーヤーに。

今回は、武藤嘉紀のプレースタイルと経歴をご紹介します。

目次

武藤嘉紀ってどんな選手?

  • 名前:武藤嘉紀(むとう よしのり)
  • 生年月日:1992年7月15日
  • 出身地:東京都世田谷区
  • 所属クラブ:ヴィッセル神戸
  • ポジション:FW
  • 背番号:11番
  • 身長:179cm
  • 体重:72kg
  • 利き足:右

慶應ボーイ

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武藤選手の出身大学は、「私立最難関校の1つ・慶應大学」。

体育会の選手たちは”スポーツ推薦”での入学という選択肢もありますが、武藤選手”内部進学”

一般入試慶應義塾高校に入学しているので、”勉強での入学”です。

サッカー選手になれなければ、「医者になりたい」という願望を持つほど勉強熱心な生徒でした。(参照:ジュニアサッカーを応援しよう

武藤選手の奥様元CAで、慶應大学の同級生です。

チェルシーからのオファー

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武藤選手は、FC東京に所属していた22歳の時に、チェルシー(イングランド)からオファーを受けています。(参照:サッカーダイジェスト

チェルシーといえば、世界トップ10に入るビッグクラブ

誰もが快諾してしまいそうな話ですが、「自分を戦力とみていない」と感じた武藤選手はこのオファーを受けず。

実際に、「有望な若手を獲得して、レンタルで成長した選手だけチームに戻す」というやり方が多いのも事実。

自身を客観視した上で、ドイツ1部マインツに移籍。

そして、ドイツで大活躍を見せました。

プラチナ世代の一員

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武藤選手は、1992年生まれ。

この年代は「プラチナ世代」と言われる世代です。

宇佐美貴史選手宮市亮選手など、若くして海外に渡る選手も多いなか、武藤選手世代別代表とは無縁

大学で急成長を見せ、世代トップ層の選手へと一気に躍り出ました。

プラチナ世代の選手たち
・武藤嘉紀
宇佐美貴史
・宮市亮
柴崎岳
・昌子源
・大島僚太
・杉本健勇
伊東純也 など

2024年JリーグMVP

2024年Jリーグで優勝。

そして、個人では自身初のJリーグMVPを獲得。

単身赴任をし、サッカーのために尽くして掴み取った栄光です。

日本代表歴

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武藤選手は、22歳の時に日本代表デビュー。(2014年)

29試合3ゴールを記録しています。

出場した主な大会
・2015:アジア杯
・2018:ロシアW杯
・2019:アジア杯

武藤嘉紀の着用スパイク

メーカー:アディダス

武藤選手は、アディダス”X(エックス)シリーズを着用しています。

スピードプレーヤー向けに作られており、フィット感に優れた人工皮革のスパイクです。

武藤嘉紀のプレースタイル

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「数字でも、数字以外でもチームのために」

武藤選手のプレーを見ていて真っ先に感じるのは、「よく走る!」

献身的な守備が特徴で、最前線で90分間ボールを追いかけ続けます。

  • 献身的な守備
  • 強靭なフィジカル
  • 豊富なゴールパターン

守備に走った上で、”結果”も残すのが武藤選手

ゴール・アシストの数に加え、豊富なゴールパターンのも魅力。

・泥臭く突っ込む
・豪快なシュート
・個人技での打開

フィジカルの強さを発揮したかと思えば、柔らかいタッチで”ゴールへのパス”も。

”どんな形でも点がとれる””どんな時も全力プレー”が特徴の選手です。

武藤嘉紀の経歴

  • バディSC(世田谷区立松丘小学校)
  • FC東京U-15深川(世田谷区立桜丘中学校)
  • FC東京U-18(慶應義塾高等学校)
  • 慶應義塾大学ソッカー部
  • FC東京
  • マインツ(ドイツ)
  • ニューカッスル(イングランド)
  • エイバル(スペイン)
  • ヴィッセル神戸

小学生時代

小学生時代は、バディSCでプレーしています。

小学生年代での日本一経験もある名門で、”技術・体力”を磨きます。

クラブでの活動とは別で、FC東京のサッカースクールにも通っています。

中学・高校生時代

中学・高校生時代は、FC東京のアカデミーでプレーしています。

  • FC東京U-15深川
  • FC東京U-18

学生の頃から走力が秀でており、その特徴を考慮してSB(サイドバック)でもプレー。

しかし、本人は「FWがやりたい」という想いが強く、監督に直談判。(参照:ジュニアサッカーを応援しよう

その直後に結果を残す”勝負強さ”は、今もまったく変わっていません。

チームからは”トップ昇格”を打診されるも、「まだプロでは通用しない」と判断して進学を決断します。

大学生時代

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大学生時代は、慶應義塾大学ソッカー部(サッカー部)でプレーしています。

  • 1年:主力になるも、負傷で長期離脱
  • 2年:FC東京特別指定選手、関東選抜
  • 3年:FC東京特別指定選手、全日本大学選抜

大学生のうちにプロデビューを果たし、4年時にはソッカー部を退部。

大学卒業を待たずに、プロサッカー選手への道を進みます。

FC東京

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2014年にFC東京に入団します。

1年目から”Jリーグ・ベストイレブン”に選出に加え、”日本代表入り”

1年半の在籍ではありますが、特大のインパクトを残しました。

FC東京での成績
・2013:1試合0ゴール(特別指定)
・2014:33試合13ゴール(Jリーグベストイレブン)
・2015:17試合10ゴール(途中退団)

マインツ(ドイツ)

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2015年6月にマインツに移籍します。

元日本代表・岡崎慎司選手と入れ替わりでの入団。

「岡崎に代わるエース」として期待されての入団でしたが、その期待に応えた武藤選手

シーズン二桁ゴールこそ届かなかったものの、毎年コンスタントに得点を重ねました。

マインツでの成績
・2015-16:20試合7ゴール
・2016-17:19試合5ゴール
・2017-18:27試合8ゴール

ニューカッスル(イングランド)

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2018年8月にニューカッスルに移籍します。

「ドイツで結果を残し、イングランドに挑戦」

日本からも大きな期待を寄せられていましたが、本領発揮とはなりませんでした。

ニューカッスルでの成績
・2018-19:17試合1ゴール
・2019-20:8試合0ゴール
・2020-21:0試合0ゴール(途中退団)

エイバル(スペイン)

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2020年9月にエイバルに期限付き移籍します。

当時最強を謳われた”スペイン1部リーグ”のチームでありながらも、ホームスタジアムの収容人数は約6,300人

決して予算規模は大きくないクラブ。

チームの力になりたいところでしたが、シーズン終了と同時に“2部降格”が決定します。

エイバルでは、乾貴士選手とチームメイトでした。

ヴィッセル神戸

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2021年8月にヴィッセル神戸に移籍します。

ヨーロッパで活躍した大物アタッカー3人が同時加入。

  • ボージャン(元スペイン代表)
  • 大迫勇也
  • 武藤嘉紀

下位に沈む時期もありましたが、2023年シーズンは優勝争いを展開中。

大迫・武藤コンビ」は、Jリーグ随一のホットラインです。

神戸での成績
・2021年:14試合5ゴール
・2022年:26試合6ゴール
・2023年:34試合10ゴール(Jリーグ優勝)
・2024年:37試合13ゴール(Jリーグ優勝・MVP、天皇杯優勝)

まとめ

武藤選手がプレーしたのは、”ドイツ””イングランド””スペイン”

世界トップ4とされる”4大リーグ”のうち、3カ国でのプレー経験があります。

最後に日本代表のユニフォームを着てプレーしたのは、2019年。

それから4年。

Jリーグで復活し、「国内組限定」ではなく、「フルメンバーの日本代表」に入る可能性も十分にあります。

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この記事を書いた人

サッカーを好きになって27年。
土日のサッカー観戦・フットサルが生きがいです。

サッカー初心者の人が、
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「ついついサッカーを観てしまう」。
そんなサッカー仲間を増やしたいと思い、
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