「トライアウトからの逆転劇」
2025年シーズン開幕直前に、柏レイソルに加わったSB(サイドバック)。
17歳でJ1デビューを果たした”超・エリート”ですが、プロ入り後は鳴かず飛ばず。
前所属クラブからの契約も満了となり、2024年の年末には”トライアウト”に参加していました。
そんな苦しい状況から、”J1クラブ入り”という大逆転劇を起こした逆境に強い男です。
今回は、成瀬竣平のプレースタイルと経歴をご紹介します。
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成瀬竣平ってどんな選手?
- 名前:成瀬竣平(なるせ しゅんぺい)
- 生年月日:2001年1月17日
- 出身地:愛知県瀬戸市
- 所属チーム:柏レイソル
- ポジション:DF
- 背番号:31番
- 身長:166cm
- 体重:66kg
- 利き足:右
日本代表歴
- A代表:なし
- 世代別:U-15~U-21日本代表
グランパス史上最年少出場記録
プロデビューは2018年。
この時の年齢は17歳2ヶ月。(参照:ゲキサカ)
名古屋グランパスにおける、クラブ史上最年少デビュー記録を打ち立てた選手です。(2025年現在)
トライアウト→J1クラブに入団
7シーズンの在籍の末、2024年いっぱいで名古屋グランパスとの契約が満了。
「2025年に所属するクラブがない」という状況に陥り、オフシーズンにはトライアウトに参加しています。(参照:日刊スポーツ)
トライアウトには多くのクラブのスカウトが集まりますが、「J3クラブから声がかかれば大成功」というイメージも。
現実は厳しい・・・。
しかし、成瀬選手は”J1・柏レイソル”への入団を勝ち取ることに。
ここまでの成功パターンは、かなり稀なのでは!?
成瀬竣平の着用スパイク
着用メーカー:MIZUNO(ミズノ)
成瀬選手が着用するのはミズノのスパイク。
”モレリアNEO”シリーズを着用しています。
とても軽く、素足感覚を追求した天然皮革のスパイクです。
成瀬竣平のプレースタイル
Embed from Getty Images「”組み立て”が得意な右SB」
- 視野の広さ
- 抜群のポジショニング
- 高いパス精度
右サイドの後方から、ピッチ全体を見渡す広い視野。
”視えている”からこそ、ポジショニングが抜群。
攻守において、「いてほしい所」にいてくれる選手です。
また、キック精度が高く、ビルドアップは大の得意。
ポゼッションサッカー(パスサッカー)においては、抜群に輝きを放ちます。
成瀬竣平の経歴
- 瀬戸FCジュニア
- 名古屋グランパスU-15
- 名古屋グランパスU-18
- 名古屋グランパス
- ファジアーノ岡山(レンタル)
- モンテディオ山形(レンタル)
- 水戸ホーリーホック(レンタル)
- V・ファーレン長崎(レンタル)
- 柏レイソル
小学生時代
小学生時代は、瀬戸FCジュニアでプレーしています。
兄の友人の影響で、9歳の時にサッカーをスタート。(参照:名古屋グランパス公式HP)
出身クラブの瀬戸FCのトップチームは、社会人サッカー愛知県1部リーグに所属しています。
中学・高校生時代
中学・高校生時代は、名古屋の下部組織でプレーしています。
- 名古屋グランパスU-15
- 名古屋グランパスU-18
当時のポジションはMF。
高校2年生からユースのスタメンに定着し、高校3年生にはJ1デビュー。
2018年J1リーグ開幕戦でスタメン出場した菅原由勢に続き、第4節川崎戦でJ1デビューを果たしています。
当時の名古屋の指揮をとっていたのは風間八宏監督。
名古屋グランパス
2018年に名古屋グランパスに入団します。
最初の2シーズンこそカップ戦中心の出場でしたが、3年目にレギュラー格の選手に。
19歳(2020年)で開幕スタメンを勝ち取り、2シーズンに渡って活躍。
しかし、2022年からは出場機会がパッタリと途絶え、他クラブへのレンタル移籍の日々が始まります。
名古屋での成績
・2018年:1試合0ゴール(J1)
・2019年:1試合0ゴール(J1)
・2020年:25試合0ゴール(J1)
・2021年:18試合0ゴール(J1、ルヴァン杯優勝)
・2022年:0試合0ゴール(→レンタル)
・2023年:レンタル
・2024年:0試合0ゴール(→レンタル)
名古屋時代のチームメイト
・菅原由勢
・藤井陽也
・楢崎正剛
・ランゲラック
・中谷進之介
・和泉竜司
・伊藤洋輝
・ガブリエル シャビエル
・ジョー
・マテウス
・玉田圭司
・佐藤寿人
・相馬勇紀
・金崎夢生
・柿谷曜一朗 など
4クラブへのレンタル移籍
2022年からは、複数クラブを転々とすることに。
- 2022年:名古屋→岡山
- 2023年:山形→水戸
- 2024年:名古屋→長崎
3年連続で”シーズン途中での移籍”を経験。
岡山、水戸ではレギュラー格の選手としての活躍を見せるも、2024年はカップ戦での出場がほとんど。
2024年シーズン終了後に名古屋との契約が満了となり、「次のチームがない」という状況に。
柏レイソル
2025年に柏レイソルに移籍します。
トライアウト経由でJ1クラブに入団。
シーズン開幕直前の加入となりますが、”エリートの復活”に期待です。
まとめ
17歳でJ1デビューを果たしたエリート選手が、24歳でトライアウトに参加。
成瀬竣平という選手のキャリアは、我々に「プロサッカー選手として生きること」の難しさを教えてくれています。
だからこそ、ここからもう一度這い上がる姿を見せてほしい!
”トライアウト→キャンプ帯同”で掴み取ったJ1再挑戦。
ポゼッションサッカーに合う選手であることは、間違いありません!
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