「中盤の狩人」
2023年からJ1にステップアップ。
J2で結果を残したからといって、J1で活躍できるとは限りません。
むしろ、活躍できるのは一握り。
「レベルの高さが全然違うけど、待遇も全然違う。」
リスクもある中、さらなる高みを目指し、多くの選手たちがJ1を目指しています。
そんな大きな野望を抱き、”個人昇格”を果たした選手の中で、一際輝くのが”佐野海舟選手”です。
今回は、佐野海舟のプレースタイルと経歴をご紹介します。
佐野海舟について
- 名前:佐野海舟(さの かいしゅう)
- 生年月日:2000年12月30日
- 出身地:岡山県津山市
- 所属クラブ:鹿島アントラーズ
- ポジション:MF
- 背番号:25番
- 身長:176cm
- 体重:67kg
弟はU-20日本代表の佐野航大
佐野海舟選手の弟は、U-20日本代表の佐野航大選手。
2022年には、J2で”兄弟対決”が実現しました。
- 兄の海舟:クールで、守備的なプレー
- 弟の航大:陽気な性格で、攻撃的なプレー
性格もプレーも似ていない兄弟が、「日本で1番有名な兄弟Jリーガー」へと近づいています。
佐野航大選手についても、詳しくまとめています。
【佐野航大について詳しく】

佐野海舟のプレースタイル
「ボールハンター」
佐野選手といえば、”中盤での守備”。
いち早く危険を察知し、相手のチャンスの芽を摘み取ります。
- 危機察知能力の高さ
- フィジカルの強さ
- 奪った後の運び出し
”タックル”で、”インターセプト”でボールを奪い切り、そのまま攻撃へと繋げます。
相手選手の”前に入り込む技術”は一級品。
2022年J2No.1の守備的MFが、J1でも猛威を振るっています。
佐野海舟の経歴
- FC viparte U-12(津山市立鶴山小学校)
- FC viparte U-15(津山市立中道中学校)
- 米子北高校サッカー部(鳥取県)
- FC町田ゼルビア
- 鹿島アントラーズ
小・中学生時代
小・中学生時代は、FC viparteでプレーしています。
3歳からサッカーをはじめた佐野選手。
小学校に入学すると、父もコーチを務めるチームへと入団します。(参照:Sportiva)
チームの練習以外でも、”弟との1v1”に明け暮れる毎日。
その中で、「兄は守備的な選手に・弟は攻撃的な選手に」育っていったのかもしれません。
高校生時代
高校生時代は、米子北高校サッカー部でプレーしています。
1年生の頃からトップチーム入りを果たし、3年連続で全国大会に出場。
- 2年生:10番
- 3年生:7番、キャプテン
2年生からはチームの核に。
砂浜での走り込みで培ったスタミナを武器に、豊富な運動量でピッチを駆け回りました。
FC町田ゼルビア
Embed from Getty Images2019年にFC町田ゼルビアに入団します。
プロ1年目に、本職ではない左右のサイドバックで定位置を掴みます。(参照:ゲキサカ)
プレーの幅を広め、2年目からは守備的MFのレギュラーに。
「J2No.1の守備的MF」へと上り詰め、J1へとステップアップします。
鹿島アントラーズ
Embed from Getty Images2023年に鹿島アントラーズに移籍します。
開幕から定位置を掴み、J1でも圧巻のボール奪取を披露。
「とんでもない選手が来た。」
常勝・鹿島のサポーターさえも驚かせるパフォーマンスを見せています。
まとめ
攻撃は、”ボールを奪った瞬間”に始まります。
だからこそ、ボールを奪える選手はとても重要。
ストライカーのような華やかさこそありませんが、佐野選手のような”黒子役”はチームに欠かせません。
「J1No.1守備的MF」を目指し、日々戦う佐野選手。
いずれは”勝海舟”のように、”佐野海舟”が海を航る日が来るかもしれません。

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