「ふじた・じょえる・ちま」
「名前が長くて覚えられない!」と思う人もいるかもしれません。
ですが、試合が終わる頃には、その名前をサラッと言えるようになってしまいます。
その理由は、藤田選手が”ピッチのどこにでもいるから”です。
ピッチを攻守に駆け回るがゆえに、実況・解説者が彼の名前を呼ぶ回数は数え切れず。
試合展開によっては「藤田」と呼ぶこともありますが、ボールが外出ると「藤田譲瑠チマ」とフルネームに。
頭から彼の名前が離れなくなってしまうのは、藤田選手が持つ”明るい雰囲気”も影響しているかもしれません。
今回は、藤田譲瑠チマのプレースタイルと経歴についてご紹介します。
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【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
藤田譲瑠チマってどんな選手?
- 名前:藤田譲瑠チマ(ふじた じょえる ちま)
- 生年月日:2002年2月16日
- 出身地:東京都町田市
- 所属クラブ:シント=トロイデン(ベルギー)
- 背番号:8番
- ポジション:MF
- 身長:174cm
- 体重:74kg
- 利き足:右
ナイジェリア×日本のハーフ
藤田選手は、ナイジェリア人の父と日本人の母を持つハーフです。
ハーフというと、「デカくて強い」というイメージを持つ方も多いはずです。
ですが、藤田選手は174cmと一般的な背丈。
そして、日本人以上に”技術”と”頭脳”を駆使してプレーする選手です。
パリ五輪世代のキャプテン候補
藤田選手は、2024年パリ五輪出場を目指すパリ世代のキャプテン候補です。
小学生時代から周りを叱咤激励できるリーダーシップがあり、声で周囲を動かせる選手です。
また、初めての世代別日本代表では、たったの2日でチームに中心になるなど明るさも抜群。
ON・OFF問わず、キャプテンにふさわしい選手です。
黒木ひかりが大好き!?
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) December 17, 2022
明日の #やべスタ は…!👀
\#藤田譲瑠チマ 選手
憧れの黒木さんと2ショートで告知💓
そして日本代表#板倉滉 選手がスタジオに登場❗️
お見逃しなく✅
⚽#やべっちスタジアム #102
📅12/18(日) 22:00 pic.twitter.com/vkXlJm75z0
藤田選手が”かわいい”と絶賛する女性。
それは、DAZNの人気番組「やべっちスタジアム」のアシスタントを務める”黒木ひかり”さんです。
黒木さんとのツーショット写真を撮るために、一発芸を披露したりと一生懸命な藤田選手。
スタジオで共演した際には、司会のやべっち(お笑い芸人・矢部浩之さん)にいじられまくり。
2人の今後に期待してしまう視聴者が続出しました。
桜井海音はヴェルディで元チームメイト
俳優・ミュージシャンとして活躍する桜井海音(かいと)さん。
Mr.Childrenのボーカル・桜井和寿さんの息子としても有名ですが、実はサッカーも超上手いです。
中学生時代は東京ヴェルディジュニアユースでプレーしており、藤田選手とは同期。
そんな縁もあり、桜井和寿さんは藤田譲瑠チマ選手を推しています。
藤田譲瑠チマの着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー:アディダス
藤田選手は、アディダスの”コパ”を着用しています。
とても柔らかく、ボールタッチのしやすさが特徴の天然皮革のスパイクです。
※お子様向けや、フットサル用のシューズもあります。
藤田譲瑠チマのプレースタイル
Embed from Getty Images「万能型MF」
MFとして必要な能力を兼ね備え、欠点が見当たらない選手です。
- サッカーIQの高さ
- ポジショニングの良さ
上記2つ特徴が一際輝いています。
非常に頭の良い選手で、戦況を見定めてゲームをコントロールします。
また、ポジショニングの良さは攻守に渡って輝きます。
- 攻撃:ボールをもらえる位置に顔を出す→パスワークの中心に
- 守備:相手の攻め方を予測し、パスをカット
足元の技術、身体の使い方も抜群で、チームを中盤から支えます。
日本代表デビューは20歳。
実力は本物です。
藤田譲瑠チマの経歴
- 町田大倉FC(町田市立大倉小学校)
- 東京ヴェルディジュニアユース(町田市立鶴川中学校)
- 東京ヴェルディユース
- 東京ヴェルディ
- 徳島ヴォルティス
- 横浜F.マリノス
- シント=トロイデン(ベルギー)
小学生時代
小学生時代は、町田大蔵FCでプレーしています。
ドリブルが上手く、相手全員を抜き去ってゴールを決めてしまうほど。
「同世代の町田のサッカー少年で、チマを知らない人はいない」と言われるほど有名で、東京トレセンでもプレーしています。
東京トレセンのコーチには武田修宏さんがいて、「テレビタレントじゃなかったの?」という感想を持ったのだとか。(参照:Footballista)
幼稚園の頃にFC町田ゼルビアのスクールに加入。
同期には、石浦大雅選手(東京ヴェルディ)も所属。
中学生時代
中学生時代は、東京ヴェルディジュニアユースでプレーしています。
東京ヴェルディ、FC東京の練習に参加。
ヴェルディ下部組織でプレーした過去を持つ小学生時代の恩師の助言もあり、東京ヴェルディへの入団を選択。
プレースタイルも変更し、「ゴールを取る選手→アシストする選手」へと変わります。
馬場晴也選手(北海道コンサドーレ札幌)とは同期です。
東京ヴェルディユース
高校生時代は、東京ヴェルディユースでプレーしています。
1,2年生の頃はほとんど試合に絡めず。
試合では”ビデオ係”として撮影に回ることが多かった藤田選手。
高校2年の冬に転機が訪れ、CB(センターバック)にコンバート。
コンバートをきっかけにAチームに定着し、9月には2種登録選手としてプロデビューを果たすなど、驚くべきステップアップを見せます。
東京ヴェルディ
Embed from Getty Images2020年に東京ヴェルディに昇格します。
プロ1年目からJ2リーグで41試合に出場。
出場時間はフィールドプレーヤーでは2番目に多く、オフシーズンには”人気銘柄”に。
1年でJ1へのステップアップを果たします。
東京Vでの成績
・2019年:4試合0ゴール(J2)
・2020年:41試合3ゴール(J2)
徳島ヴォルティス
Embed from Getty Images2021年に徳島ヴォルティスに移籍します。
プロサッカー選手2年目、J1プレーヤー1年目で28試合に出場。
チームは”勝ち点1の差でJ2降格”となりますが、”藤田譲瑠チマ”の名は日本サッカー界に轟きます。
前年以上の大人気銘柄となり、またしても1年でのステップアップを果たします。
徳島での成績
・2021年:28試合1ゴール(J1)
横浜F.マリノス
Embed from Getty Images2022年に横浜F.マリノスに移籍します。
移籍1年目からチームの中心選手になり、J1で29試合に出場。
J1リーグ優勝に貢献し、9月には日本代表デビューも果たしています。
マリノスでの成績
・2022年:29試合1ゴール(J1優勝)
・2023年:17試合2ゴール(途中退団)
シント=トロイデン(ベルギー)
2023年7月にシント=トロイデンに移籍します。
この夏、3人目の「Jリーグ→シント=トロイデン」への移籍。
山本理仁選手との”東京ヴェルディ同期コンビ”の再タッグにも期待です。
まとめ
カタールW杯日本代表のメンバーを見ると、中盤の選手は全員が海外組。
日本からは、MFのスタープレーヤーが次から次へと現れます。
その次世代のスター候補の1人が、藤田譲瑠チマ選手です。
なんでもできる”縁の下の力持ち”として、パリ五輪・W杯に出場する未来が容易に想像できる選手。
長年に渡って、日本サッカーを引っ張る存在になるかもしれません。
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