【10分でわかる】スペインで輝く天才少年!久保建英のプレースタイルと経歴

味の素スタジアムでのサッカーの試合の写真

「天才少年」

幼い頃からずば抜けた能力を持ち、10歳でスペインに渡った久保選手。

”天才少年”は18歳で日本代表デビュー。

20代前半でW杯五輪を経験。

”天才っぷり”はいまも健在です。

今回は、久保建英のプレースタイルと経歴をご紹介します。

キリンチャレンジカップ2023で日本代表に招集された選手についてまとめています。
【日本代表メンバー一覧】

目次

久保建英について

  • 名前:久保建英(くぼ たけふさ)
  • 生年月日:2001年6月4日
  • 出身地:神奈川県川崎市
  • 所属クラブ:レアル・ソシエダ(スペイン)
  • 背番号:14番(日本代表では11番)
  • 身長:173cm
  • 体重:67kg

日本代表歴

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日本代表初選出は17歳。

2019年に、18歳5日という日本史上2番目の若さ日本代表デビューを飾りました。

20代前半にして、チームの主力としての活躍を見せています。

・2019年:コパアメリカ
・2021年:東京五輪
・2022年:カタールW杯

スペイン語は母国語レベル

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10歳でスペインに渡った久保選手。

スペインでの生活は10年以上で、スペイン語は”第二の母国語”

日本メディアには日本語で、スペインメディアにはスペイン語で対応します。

メディア対応には慣れっこ。
インタビューでは、「頭良いなぁ〜」と感心するような対応を見せます。

久保建英の弟・”久保瑛史”もプロ選手候補

久保建英選手の弟の”久保瑛史くん”レアル・ソシエダの下部組織でプレーしています。

U-16の試合で活躍し、現地でも注目を集めています。

日本では横浜F.マリノスの下部組織でプレーしていました。

久保建英の着用スパイク

メーカー:アディダス

久保選手は、アディダスの”X(エックス)を着用しています。

スピードプレーヤー向けに作られており、フィット感に優れた人工皮革のスパイクです。

※子供向けや、フットサル用のシューズもあります。

久保建英のプレースタイル

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パリ五輪世代の若手にもかかわらず、”とても賢い”プレーをする久保選手。

久保選手の大きな強みは、以下の3つです。

  • サッカーIQの高さ
  • 緩急の効いたドリブル
  • 正確無比なキック

サッカーIQの高さ

久保選手はサッカーIQが非常に高い選手です。

  • 試合展開
  • 時間帯
  • 味方の位置
  • 相手の身体の向き

さまざまな点を考慮し、その時に合った”最善のプレー”を選択します。

常に冷静さを保ち、まるでベテランのように落ち着いた判断のできる選手です。

緩急の効いたドリブル

久保選手はドリブルで、1人・2人と複数人を抜き去ります。

緩急が効いており、相手DFはそのスピード差に対応するのに大苦戦。

また、タッチが細かく、相手の重心の逆を突くことも得意で、同じく左利きのリオネル・メッシを彷彿とさせます。

ドリブルの速さが特徴です。
”ドリブルと素走り”のスピード差がほとんどありません。

正確無比なキック

久保選手はキック精度が高く、セットプレーのキッカーを務めます。

鋭く曲がるシュートで、直接FKをゴールに沈めたことも。

ゴールだけではなく、数多くのアシストも生み出しています。

久保建英の経歴

小学生時代

  • 坂浜サッカースクール
  • 百合ヶ丘子供サッカークラブ
  • FCパーシモン
  • 東京ヴェルディサッカースクール
  • 川崎フロンターレU-10
  • FCバルセロナユース(スペイン)
  • FC東京U-15むさし
  • FC東京U-18

久保選手は小学生の頃に川崎フロンターレの下部組織に所属していた時期があります。

川崎フロンターレU-10出身の日本代表選手
板倉滉
三笘薫
田中碧

その後、スペイン・FCバルセロナの下部組織の入団テストに見事合格。

小学生にしてスペインに渡ります。

バルセロナでも順調にステップアップし、その活躍が日本のサッカー番組で報道されることも。

読売ランドで行われた大会では、バルセロナユースの主力として優勝に貢献しています。

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この大会の得点王は、現・バルセロナ10番を背負うアンス・ファティ選手(上記写真の一番左)です。

FCバルセロナの違反により、無念の帰国

2014年に、FCバルセロナは18歳未満の選手の外国人選手獲得・登録違反による制裁を受けます。

この制裁はFIFA(国際サッカー連盟)によるもので、「子供たちの未来を守るための処置」とされています。

「メッシ選手などのように、異国から来て夢を叶えることができれば良いが、夢が叶わなかった多くの外国人の人生はどうなるのか?」という点を問題視。

この制裁により、久保選手は公式戦に出場する権利を失い、日本への帰国を決意します。

中学・高校生時代

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中学3年時にFC東京U-15むさしに入団。

そこからは偉業の連続です。

  • 中学3年生で高校年代のクラブユース選手権で得点王を獲得
  • 二種登録を結び、J3の試合に出場。

まさに”スーパー中学生”として、日本中の注目を集めます。

FC東京

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久保選手は、16歳FC東京に入団します。

ただ、いくら天才少年といえどもJ1の壁は厚く。

FC東京U-23にて、J3での試合が中心となります。

攻撃時は輝かしいプレーを見せるものの、「守備の強度が足りない」という理由からトップチームではなかなか出場機会を得られず。

そんな中、17歳時にレンタル移籍での武者修行を選択します。

横浜F・マリノス(レンタル)

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2018年、横浜F・マリノスにレンタル移籍し、半年間プレーします。

若手選手のレンタルは、出場機会を得るため”下のカテゴリーへの移籍”が一般的。

それに対し、17歳の久保選手はJ1の強豪へのレンタル移籍。

J1で5試合に出場し、

J1初ゴールも記録し、自信をつけてFC東京に復帰します。

FC東京

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2019年にFC東京に復帰。

2019年シーズン、スタートダッシュに成功し、首位を走り続けていたFC東京。

その中心となっていたのは間違いなく久保選手

13試合で4得点を挙げますが、その数字以上の活躍をし、ヨーロッパへと渡ります。

事実、久保選手の移籍後にFC東京の順位は下降ぎみに。

いかに18歳・久保建英の存在が大きかったかを見せつける結果になりました

Jリーグ最終戦は、FC東京vs横浜F・マリノス。
スピーチでは、両サポーターへの感謝が述べられました。

レアルマドリード

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2019年夏、18歳にして、世界最強軍団のレアルマドリードに移籍します。

マドリーは、幼少期に過ごした”バルセロナの宿敵”

そんな背景もあり、この移籍には多くの人が衝撃を受けました。

マドリーでは、シーズン前のプレシーズンマッチに出場。

試合や練習でモドリッチベンゼマといった世界トップの選手たちと共にプレーします。

ただ、外国人枠の関係でリーグ戦への登録ができず。

2018-19シーズンはマジョルカにレンタル移籍します。

マジョルカ(レンタル)

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2019年夏に、マジョルカに移籍します。

マジョルカは7シーズンぶりのラ・リーガ(スペイン1部)で、いわばスペイン1部では弱小チーム。

その中で久保選手は異彩を放ち、ドリブルで何度もチャンスを作り出します。

主力としてチームを牽引するも、マジョルカは19位で、1年での降格となりました。

マジョルカには、かつて大久保嘉人さん家長昭博選手も所属していました。

ビジャレアル(レンタル)

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2020年夏に、ビジャレアルに移籍します。

ビジャレアルはスペインでも上位につけ、CL(チャンピオンズリーグ)にも出場する強豪クラブ。

久保選手は途中出場のチャンスは与えられるものの、決定的な仕事ができず。

定位置確保には至らないまま、失意の中でビジャレアルを退団します。

ヘタフェ(レンタル)

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2021年1月に、ヘタフェ(スペイン1部)に移籍します。

ヘタフェの1部リーグ残留を決定づけるゴールを決めるなど、インパクトを残すことに成功。

ただ、期待通りの活躍はできず。

2020-21シーズンは、久保選手にとって試練の年となりました。

ヘタフェには、日本代表MF柴崎岳選手も所属していました。

マジョルカ(レンタル)

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2021年夏に、マジョルカに再度移籍します。

”2019年のような活躍”を期待されるも、東京五輪やW杯予選などの疲労もあり、目立った活躍はできず。

マジョルカは16位でなんとか1部リーグに残留を果たしました。

監督交代で、シーズン途中からは元日本代表のアギーレ監督が就任。
この監督交代によって、久保選手の序列は一気に下がってしまいました。

レアル・ソシエダ

2022年夏に、レアル・ソシエダに移籍します。

上手い選手に囲まれ、ここの数年が嘘のように絶好調の久保選手。

リーグ戦、EL(ヨーロッパリーグ)と、フル稼働で活躍しています。

シルバ選手(元・スペイン代表)とのコンビプレーは、圧巻の一言です。

レアル・ソシエダについて

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  • 創立:1909年
  • チームカラー:青×白
  • 本拠地:サン・セバスティアン
  • スタジアム:エスタディオ・アノエタ(32,000人収容)

サン・セバスティアンについて

レアル・ソシエダの本拠地であるサン・セバスティアンは、スペイン北東部のバスク地方に位置しています。

海辺のリゾート地で、美食の街としても知られています

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まとめ

思い描いていたような成長ではない。

それは久保選手本人も、世界中のサッカーファンも感じているかもしれません。

ですが、そんな言葉は”今年の一年の活躍ぶり”で、過去のことにできるかもしれません。

21歳といえば、高卒であればプロ入り4年目、大学に進学した選手であればまだ大学4年生です。

この年齢でプロで100試合以上出場し、日本代表として国を背負って戦っています。

ここまで凄まじい21歳は日本にほとんどいません。

2026年W杯パリ五輪でも日本を引っ張っていくことは間違いありません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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この記事を書いた人

しんじ しんじ エンジョイ系フットサルチームの代表

寄り道をするようについついボールを蹴ってしまう。
ついついサッカーを観てしまう。

サッカー・フットサルを知らない人が最初の1歩目を踏み出せるように。
初心者から中級者へとステップアップできるように。

1990年生まれ

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