フットサルのメンバーを集める時、どんなメンバーに声をかけるか悩みませんか?
集団スポーツの場合、競技を成立させるための人数を集めることに苦労しますよね。
例えばフットサルの場合、ルール通りにプレーをするには少なくとも10人のメンバーが必要です。
たまにであれば集まれるかもしれませんが、毎週10人以上のメンバーを揃えることは非常に難しいです。
実際に、メンバーが足りないことで活動頻度を下げざるを得ないチームや、活動を停止するチームもたくさん見てきました。
では、「メンバーを集めるために闇雲に声をかければ良いのか?」というと、そうではありません。
集まるメンバーによってチームのレベルや雰囲気が大きく変わります。
全体のバランスを考えずに声をかけると、活動自体を楽しめないメンバーも出てきてしまいます。
サッカー・フットサル経験者の中に、サッカー初心者の人を入れてしまうと、サッカーがトラウマになってしまうかもしれません。
それほどまでに、メンバー選びは重要です。
ただ、メンバーを考慮すれば楽しいチームができるわけではありません。
- コンセプトがしっかりしている
- 参加費用が明確である
- 対外試合などのイベントがある
- 新しい人を明るく迎え入れることができる
楽しいと思えるチームは、上記のようなチームの土台がしっかりとしています。
その上で、新メンバーを温かく迎え入れることができて初めて「楽しい」と感じてもらうことができます。
そこで、今回は私がフットサルチームを作る上で行った、楽しいチームの作り方6選+αをお伝えします。
フットサルチームの作り方①「チームコンセプト」
チームを運営するにあたって、チームコンセプトの設定は非常に大切です。
(参照:チーム作りには必要不可欠!最初に決めるべき5つの方針)
チームに入りたいという思いがあっても、チームに求めるものは人それぞれ異なります。
- レベルの高いチームでプレーしたい
- 男女問わず仲良くプレーしたい
- 自宅の近くでプレーしたい
- なるべく安くプレーしたい
チームコンセプトがしっかりとしていることで、ミスマッチを減らすことができます。
チームレベル
フットサルチームといっても、レベルは様々です。
- 勝利を目指す競技志向のチーム
- 楽しくプレーしつつも、上達を目指すチーム
- 気軽にフットサルがしたいチーム
- ボールを上手く蹴れなくてもオッケーな初心者向けチーム
あなたの目指すチームがどういったレベルなのかを明確にしましょう。
チームの活動頻度
チームの活動頻度も、チームによって異なります。
- 週に1回以上
- 月に2回
- 月に1回
- 2~3ヶ月に1回
競技志向のチームの場合、週に1回以上は参加できることがチームへの加入条件となっているケースもあります。
週に1回以上集まれると、チームとしての仲や連携は深まりやすくなります。
ただ、エンジョイ思考のチームの場合、参加の強制をすることでメンバーが離れてしまうこともあります。
チームレベルや、メンバーのフットサル熱を考慮して参加頻度を決めましょう。
また、活動日も明確にするとよりメンバーは集まりやすくなります。
私たちのチームは、週1回の開催です。
毎週同じメンバーではなく、参加できる人が参加するといったスタンスです。
チームの活動エリア
活動エリアの設定も重要です。
拠点とする市を考え、基本的には隣接する地域での活動をメインとしましょう。
練習試合や大会で別の地域に行く場合、事前にメンバーにも伝えるようにしましょう。
拠点となる地域にあるフットサル場の情報は必ず頭に入れておきましょう。
コートの予約が埋まってしまうことも考慮し、2~3コートはホームと言える施設を作ることが大切です。
チームの料金
チームに参加するにあたり、料金はどのくらいかかるのかを明確にしましょう。
- 年会費
- チーム登録費
- ユニフォーム代
何にいくらかかるのかは明確にし、しっかりと伝えるようにしましょう。
1回あたりの参加費も、固定化するのか人数で割るのかはチームによって分かれます。
私たちのチームでは、参加費を固定化することで、1日あたりの参加費を明確にしています。
フットサルチームの作り方②「チーム独自の工夫」
チームにはそれぞれ違ったカラーがあります。
所属するメンバーによって雰囲気は異なり、それがチームのカラーとして現れます。
そんな中で、チームのカラー・雰囲気に合った独自の工夫をすることによって、チームの魅力は何倍にも大きなものになります。
チームの活動を写真におさめる
大人になると、写真を撮る機会はめっきり減りますよね。
僕自身も、LINEやTwitter、InstagramなどのSNSのアイコンに悩むことが増えました。
そんな中、私たちのチームには数年前にカメラマンが加わりました。
プレーをしている写真、プレー外の写真を撮ってくれて、活動後に全メンバーに共有してくれます。
躍動感溢れる写真も多く、撮ってもらった写真をSNSのアイコンに設定しているメンバーも大勢います。
プレー時の写真をもらえることは、私たちのチームの強みになっています。
フットサルのプレー動画を撮る
練習試合をしていたチーム動画撮影をしていたのをキッカケに、私たちのチームでもマネをすることで始まりました。
- 戦術の話し合い
- 自分のプレーの反省ができる
- 面白いプレーを再度見れる
- 純粋に楽しめる
プレー中の動画があることによって、チームの強化にも、楽しさのアップにもつながります。
フットサルチームの作り方③「試合の予定を組む」
チーム内での練習やゲームも楽しいですが、定期的に試合があるとチームらしさが増していきます。
「試合」という目標があることで、メンバーの向上心も高まります。
1day大会
フットサル場の施設で開催されている1日完結型の大会です。
3~4時間ほどで終わることが多く、気軽に参加することができます。
大会に一緒に参加することで、仲が深まったメンバーも多いです。
試合の合間の待機時間もあり、チームで話すキッカケにもなります。
練習試合
1day大会と同様に、本気でプレーできる環境は重要です。
勝利を目指すのはもちろんですが、様々な戦術を試す機会にもなります。
練習試合の利点は、お互いに助け合えることです。
チーム同士で仲良くなると、人数が足りない時などに助っ人参加し合うようになれたりします。
ユニフォーム
試合をするならユニフォームはあった方がカッコいいです。
チームとしての統一感があるのはもちろんのこと、相手チームとユニフォームをキッカケに話すこともあります。
また、ユニフォームを購入してくれるかどうかでメンバーのチームへの熱意も測ることができます。
ユニフォームを作るなら、「teammax」がおすすめです。
ユニフォームの作成シュミレーションで、作成前から楽しめます。
(参照:【チームでユニフォームを揃えよう】”teammax”のユニフォームオーダーが素晴らしかった件)
フットサルチームの作り方④「新メンバーを迎え入れるための準備」
メンバーを増やすことも重要ですが、その前にメンバーを迎え入れるための準備が必要です。
良い人が来てくれても、チームの一員になってもらうには、あなたのチームが選ばれるチームである必要があります。
新メンバーを温かく迎える
新しく温かく迎えるよう努めましょう。
私自身も助っ人で他のチームに参加することがありますが、中心メンバーで楽しんでしまい、他のメンバーは置き去りになっていることがあります。
チームに加入してもらうためには、第一印象が重要です。
中心メンバーで協力し、チームの輪に加われるよう声をかけてあげましょう。
初参加の際は、スマートに合流できるようにしましょう。
どこにいるのか、どのコートなのかといった情報は共有するようにしてください。
メンバーのウェアに気を付ける
あなたのチームに、サッカー・フットサル以外のウェアで参加している人はいませんか?
他のチームにお邪魔する際、テニスウェアだったり、フットサル以外のシューズで参加している人をチラホラ見かけます。
サッカー・フットサルをしにきているので、がっかりされないためにもウェアは購入してもらいましょう。
サッカーウェアを着ていないと、体験参加する人にガッカリされてしまいます。
フットサルチームの作り方⑤「メンバー集め」
フットサルチームとして活動させるためには、メンバーを集めるための工夫が大切です。
メンバー集めには多くのチームが苦労しており、人数不足が原因で解散に追い込まれることもあります。
そういった非常事態を避けるためにも、日頃からメンバー集めの意識を持つことと、勇気を出すことが大切です。
学生の頃の友人
学生の頃の友人は真っ先に声をかけるべき存在です。
気心が知れている分、あなたのことを理解し、協力してくれるはずです。
反対に、トラブルメーカーになりそうな人も避けることができます。
私のチームは、学生の頃の友人に声をかけてチームが発足しました。
地元の友人・高校の友人・大学の友人と少しずつ呼ぶことで、同じ学校出身のメンバーでかたまらず、気まずい想いをする人が減るような工夫をしました。
共通の友人が10人以上集まる場合、そのメンバーを中心メンバーに据えることもオススメです。
チーム発足時点でメンバー間の仲が良く、チームとしての完成度も高いはずです。
友人の友人
友人の友人は、自分たちのチームに合う可能性が非常に高いです。
会社でも、リファラル採用というものがありますよね。
これは、信頼のおける社員の紹介であれば、その人も信用できる人だろうという考えのもと、取り入れられているシステムです。
すでにチームに参加しているメンバーの友人を呼んでもらうことは一番効率が良いです。
それに加えて、”ある工夫”をしました。
それは、【仲が良くて、サッカーに興味のない友人】にも声をかけることです。
もちろん、サッカーに興味がないので、フットサルのメンバーになる可能性は低いです。
当然断られることも多いですが、「友人にサッカーやってた人いない?」と聞いていました。
それによって、サッカー好きな友人にしか声をかけられなかった所が、知り合いみんなに声をかけられるようになりました。
実際に、この方法で5人以上の人たちがメンバーに加わりました。
「友人を繋いでくれる」ということは、あなたを信頼しているからこそです。
声をかけてくれた友人への感謝は忘れないようにしましょう。
職場の同僚
職場にサッカー・フットサル好きの方がいる場合は、ぜひ一度チームに誘ってみましょう。
注意点としては、きちんとお互いを知ってからお誘いすることです。
優先順位としては、仕事>趣味です。
仕事に支障をきたさないようにしてください。
個サルで知り合った人
個サルに来ている人は、間違いなくフットサルが好きな人です。
しかも、今もプレーしたいと思うほど熱量も高いです。
個サルに参加していると、たま〜に仲良くなれることがあります。
その時に、「フットサルチームやってるんです」という話をしたら興味を持ってくれて、今も参加してくれている人がいます。
フットサルへの情熱という部分でいえば、一番と言っても過言ではないほど有効なメンバー集めの手段です。
(参照:【フットサルする場所が見つかる】個サル歴8年の僕が、”超わかりやすく”個サルについて解説)
メンバー集めの目的で個サルに行き、やたらめったらと声をかけてしまうことはNGです。
SNS
私のチームは女性のカメラマンがいるのですが、「撮った写真をインスタに載せたい」と申し出がありました。
実際にチーム用のアカウントを作ってみると、思った以上に反響がありました。
SNSを活用すると、チームの雰囲気が伝わりやすいです。
百聞は一見にしかずと言うように、写真にはメンバーの年齢層や雰囲気等、多くの情報が詰まっています。
掲示板
掲示板つかったメンバー募集は非常に効果的です。
現メンバーの3割は掲示板経由の入団です。
以下に、オススメの掲示板を紹介します。
・ラボーラ
・スポーツやろうよ
メンバー募集を投稿し、やりとりをしてからチームに参加してもらうという流れです。
個サルと同様に、「今まさにフットサルがしたい」というフットサル熱が高い人が多くいます。
フットサルチームの作り方⑥「サッカー・フットサルの話」
フットサルをしている人の多くがサッカーが大好きです。
サッカー部に所属していたならもちろんですが、初心者の人たちもサッカーが好きで、フットサルを始めるケースが多いです。
私たちのチームでも、メンバー同士がサッカーやフットサルの話題で盛り上がることが頻繁にあります。
「どのチームが好き」、「あの試合は熱かった」といった話をきっかけに仲良くなることも多いです。
別サイトにて、”各国リーグの放映権”や”日本代表選手について”まとめています。
まんが王国
まんが王国では、話題のサッカー漫画を読むことができます。
現在連載中のものから、往年の名作まで揃っています。
- GIANT KILLING
- アオアシ
- BE BLUES!
- DAYS
- LOST MAN
- フットボールネーション
- エリアの騎士
- ホイッスル
- シュート
まとめ
楽しいチームを作るためには、様々な要素を兼ね備えている必要があります。
メンバーの仲だけでなく、活動するコートの質や参加費、試合の有無など諸々がしっかりと噛み合って、初めて楽しいチームができあがります。
全員が100%満足するチームにすることは難しいかもしれませんが、チームの方針と近しいメンバーが集まれば、全員が満足度100%に近づくことはできるはずです。
日々考え、より良いチームを目指して試行錯誤を繰り返していきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
こちらの記事も、ぜひお楽しみください。
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