「イタリア・セリエA」
”イタリア=カテナチオ”。
”堅い守備”が特徴で、”緻密な守備”はおそらく世界一。
「ウノゼロの美学」とも言われ、”大量得点 < 1点を守り切る”ことを目指すのがイタリアです。
昨シーズンは、EL王者が誕生した反面、CLのベスト8に入ったクラブは0。
ヨーロッパ内での復権を図るには、CL優勝が必要です。
そして、今季は歴代14人目の日本人プレーヤーが誕生。
かつて”中田英寿”がプレーしたクラブに、”日本代表守護神”が加わっています。
今回は、2024-25シーズンに”セリエA(イタリア)でプレーする日本人選手”をご紹介します。
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初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
イタリアでプレーする日本人選手
新加入 | 選手名 | 所属クラブ |
---|---|---|
★ | 鈴木ザイオン | パルマ |
鈴木ザイオン
Embed from Getty Images- 所属クラブ:パルマ・カルチョ1913
- 昨シーズン順位:昇格組(2部優勝)
日本代表GK。
昨季は、シント=トロイデン(ベルギー)の守護神として活躍。
A代表でも守護神に定着し、ステージがガラッと変わる1年でした。
今季は、日本人GK史上初の5大リーグへ。
セリエAのチーム数と注目チーム
チーム数:20チーム
・1~4位:CL出場権
・5位:EL出場権
・18~20位:降格
・CL:チャンピオンズリーグ
・EL:ヨーロッパリーグ
インテル(CL出場)
Embed from Getty Images- 昨シーズンの順位:優勝
昨季は3シーズンぶりにリーグタイトルを獲得。
2位とは”勝ち点19差”をつける、圧倒的な強さでした。
エースのラウタロ・マルティネス(アルゼンチン)は、MVP・得点王をW受賞。
Embed from Getty Images※ラウタロ・マルティネスの写真。
監督:シモーネ インザーギ(イタリア)
※インザーギ兄弟の兄。
注目の選手
・ラウタロ マルティネス(アルゼンチン代表)
・テュラム(フランス代表)
・チャルハノール(トルコ代表)
・バレッラ(イタリア代表)
・バストーニ(イタリア代表) など
インテルでのプレー歴のある日本人選手
・長友佑都(2011-2018年)
ACミラン(CL出場)
Embed from Getty Images- 昨シーズンの順位:2位
インテルと同じく、ミラノを本拠地とするクラブ。
2010年代は”中位クラブ”になりつつあったものの、近年は復活傾向。
「グランデ・ミラン」復活には、2006-07シーズン以来のCLでの優勝が不可欠です。
監督:★ フォンセカ(ポルトガル)
注目の選手
・★ モラタ(スペイン代表)
・ラファエル レオン(ポルトガル代表)
・プリシッチ(アメリカ代表)
・テオ エルナンデス(フランス代表)
・トモリ(イングランド代表) など
※「★」は新加入。
ACミランでのプレー歴のある日本人選手
・ 本田圭佑(2014-2017年)
ユヴェントス(CL出場)
Embed from Getty Images- 昨シーズンの順位:3位
昨季のコッパ・イタリア王者。
歴代リーグ優勝は36回で、ダントツNo.1 .
2010年代には”リーグ9連覇”を達成しており、「イタリア最強=ユヴェントス」というイメージは根強いものがあります。
監督:★ チアゴ モッタ(イタリア)
注目の選手
・ヴラホビッチ(セルビア代表)
・ユルドゥズ(トルコ代表)
・ロカテッリ(イタリア代表)
・カンビアーゾ(イタリア代表)
・★ コープマイネルス(オランダ代表)
※「★」は新加入。
ユヴェントスでのプレー歴のある日本人選手
・なし
アタランタBC(CL出場)
Embed from Getty Images- 昨シーズンの順位:4位
昨季のEL王者。
EL決勝では、ブンデスリーガ無敗優勝を実現したレヴァークーゼンに3-0で勝利。
守備が固いイタリアにおいて、”爆発的な攻撃力”を持ち味とする異質なチームです。
監督:ガスペリーニ(イタリア)
注目の選手
・★ ペッラノーバ(イタリア代表)
・スカマッカ(イタリア代表[長期離脱中])
・スカルビーニ(イタリア代表)
・ルックマン(ナイジェリア代表)
・デ ローン(オランダ代表)
※「★」は新加入。
アタランタでのプレー歴のある日本人選手
・なし
ボローニャ(CL出場)
Embed from Getty Images- 昨シーズンの順位:5位
1970-71シーズン以来のトップ5入り。
欧州最高峰の舞台は60年ぶりで、「CL(チャンピオンズリーグ)」という名称に変わってからは初出場になります。
未知数な点は、チアゴ・モッタ監督が退任し(ユヴェントスへ)、新監督の元で新シーズンを迎えること。
そして、カラフィオーリ(DF)とザークツィー(FW)がプレミアに渡ってしまったこと。
監督:★ イタリアーノ(イタリア)
注目の選手
・オルソリーニ(イタリア代表)
・エンドイェ(スイス代表)
・エービシャー(スイス代表)
・フロイラー(スイス代表)
・ポッシュ(オーストリア代表)
※「★」は新加入。
ボローニャでのプレー歴のある日本人選手
・中田英寿(2004)
・冨安健洋(2019-2021)
ローマ(EL出場)
Embed from Getty Images- 昨シーズンの順位:6位
最後のリーグ優勝は2000-2001シーズン。
「トッティvs中田英寿」の激しいポジション争いの時まで遡ります。
近年は、5~7位をウロウロ。
今季の最注目は、新加入のドフビク(ラ・リーガ得点王)。
監督:デ ロッシ(イタリア)
注目の選手
・★ ドフビク(ウクライナ代表)
・ディバラ(アルゼンチン代表)
・スピラール(セルビア代表)
・エル シャーラウィー(元 イタリア代表)
・ペッレグリーニ(イタリア代表) など
※「★」は新加入選手。
ローマでのプレー歴のある日本人選手
・中田英寿(2000-2001)
ラツィオ(EL出場)
Embed from Getty Images- 昨シーズンの順位:7位
CLではベスト16に進出するも、リーグでは7位フィニッシュ。
サッリ監督の構想外になった”鎌田大地”が、監督交代後に大活躍。
日本人にとっても、非常に残念なシーズンになりました。
今オフは、主力選手が大量流出。(鎌田も含む)
監督:★ バローニ(イタリア)
注目の選手
・カステジャノス(アルゼンチン代表)
・ロマニョーリ(イタリア代表)
・ゲンドゥージ(フランス代表)
・ベシーノ(ウルグアイ代表)
・★ ノスリン(オランダ代表)
※「★」は新加入選手。
ラツィオでのプレー歴のある日本人選手
・鎌田大地(2023-2024)
パルマ(鈴木ザイオン)
Embed from Getty Images- 昨シーズンの順位:昇格組(2部リーグ優勝)
3年ぶりにセリエAに復帰。
破産の影響で、2008年にはセリエD(4部リーグ)に降格。
チーム名も「パルマ・カルチョ1913」に変更し、復活を遂げたクラブです。
監督:ペッキア(イタリア)
注目の選手
・鈴木ザイオン(日本代表)
・シャルパンティエ(コンゴ代表)
・オソーリオ(ベネズエラ代表)
・バログ(ハンガリー代表)
・ゾーム(スイス代表)
※「★」は新加入選手。
パルマでのプレー歴のある日本人選手
・中田英寿(2001-2004)
・鈴木ザイオン(2024-現在)
セリエAの放映権
Embed from Getty Images大会名 | 視聴方法 |
---|---|
セリエA (リーグ戦) | DAZN |
コッパ イタリア | DAZN |
CL(チャンピオンズリーグ)は、WOWOW(ABEMA de WOWSPO)にて視聴できます。
まとめ
2000年代は”世界最強”と呼ばれたリーグ。
- デルピエロ
- カンナバーロ
- ジダン
- トレゼゲ
- ロナウド
- アドリアーノ
- バティストゥーター などなど
とりあえず、”スゴイヤツは、みんなイタリア”にいました。
現在は、復権を目指す時期。
とはいえ、5大リーグの1つ。
レベルの高さは、間違いありません。
そして、日本代表GK・鈴木ザイオンにも注目です!!
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