「BOX to BOX」
自陣ペナルティボックスから相手陣内のペナルティボックスまでを、広範囲にカバーする。
「BOX to BOX」という言葉は、そんな運動量豊富な選手を指す言葉です。
現在のJリーガーで、最もこの言葉が似合うのが齋藤未月選手。
166cmと小柄ながらも、無尽蔵のスタミナでピッチを駆け回ります。
高校3年生でプロ入りし、21歳で渡欧。
Jリーグで結果を残し、日本代表入り・ヨーロッパ再挑戦を狙っているはずです。
今回は、齋藤未月のプレースタイルと経歴をご紹介します。
齋藤未月について
- 名前:齋藤未月(さいとう みつき)
- 生年月日:1999年1月10日
- 出身地:神奈川県藤沢市
- 所属クラブ:ヴィッセル神戸
- ポジション:MF
- 背番号:16番
- 身長:166cm
- 体重:66kg
2019年U-20W杯出場
Embed from Getty Images齋藤選手は、15歳の頃から世代別日本代表としてプレー。
2019年U-20W杯では、「10番・キャプテン」として日本代表を牽引しました。
インターナショナルスクール出身
齋藤選手は、インターナショナルスクール出身。
幼稚園から小学生までの期間を「湘南インターナショナルスクール」で過ごしています。
そんな背景もあり、英語でのコミュニケーションは問題なし。
国際試合では、英語を駆使して審判と会話します。(参照:湘南ゼミナールHP)
2020年11月度J1月間ベストゴール
齋藤選手は、2020年11月に月間ベストゴールを受賞しています。
持ち味のボール奪取と思い切りの良さを発揮。
ピッチ中央付近からの豪快なロングシュートは、”齋藤未月”の名をより広く知らしめました。
齋藤選手の着用スパイク
メーカー:アディダス
齋藤選手は、アディダスのX(エックス)シリーズを着用しています。
スピードプレーヤー向けに作られており、フィット感に優れた人工皮革のスパイクです。
齋藤未月のプレースタイル
Embed from Getty Imagesv「中盤のダイナモ」
齋藤選手といえば、”無尽蔵のスタミナ”。
「BOX to BOX」という言葉がピッタリで、攻守にわたってピッチを走り回ります。
- 無尽蔵のスタミナ
- 奪い切るディフェンス
- 縦への推進力
もちろん、ただ走り回るだけではありません。
”取り所”を見定め、ボールを奪い切るディフェンス。
そして、ボールを持てば前へと突き進む。
身体の使い方が上手く、攻守にチームを支えます。
齋藤未月の経歴
- 藤沢FC(湘南インターナショナルスクール)
- 湘南ベルマーレJr.
- 湘南ベルマーレU-15平塚
- 湘南ベルマーレユース
- 湘南ベルマーレ
- ルビン・カザン(ロシア)
- ガンバ大阪
- ヴィッセル神戸
小学生時代
※写真右側の11番の子が齋藤選手です。
小学生時代は、藤沢FCでプレーしています。
父の影響で幼稚園入学前からサッカーを始めます。
インターナショナルスクールに通いつつ、チームでは公立の学校に通う子どもたちとプレー。
高学年からは、湘南ベルマーレJr.に籍を移します。
湘南ベルマーレ下部組織
小学生の頃に湘南ベルマーレユースに入団し、高校生までプレーしています。
- 湘南ベルマーレJr.
- 湘南ベルマーレU-15平塚
- 湘南ベルマーレユース
早い時期から才能が開花し、15歳から世代別日本代表の一員に。
さらに、高校2年生でトップチームでデビューを果たし、高校3年生でプロ昇格を勝ち取ります。
湘南ベルマーレ
Embed from Getty Images2016年5月に、高校生にして湘南ベルマーレに昇格します。
プロ2年目に、J2リーグで30試合に出場。
18歳で主力に定着し、ベルマーレでは5年間でJ1・J2合わせて112試合に出場。
2018年には、ルヴァン杯優勝に貢献しています。
ルビン・カザン(ロシア)
2020年12月に、ルビン・カザンにレンタル移籍します。
ルビン・カザンは、CL(チャンピオンズリーグ)にも複数回出場した過去を持つ名門チーム。
大きな野望を抱いて海を渡るも、加入2ヶ月後に靭帯損傷。
怪我の影響もあり、公式戦2試合のみの出場に留まりました。
ガンバ大阪
Embed from Getty Images2022年1月にガンバ大阪にレンタル移籍します。
シーズン序盤から主力としてプレーするも、チームは15位に低迷。
リーグ戦26試合に出場し、縁の下の力持ちとしてチームの残留に貢献しました。
ヴィッセル神戸
Embed from Getty Images2023年1月にヴィッセル神戸にレンタル移籍します。
Jリーグ随一のスター軍団で、定位置を確保。
首位争いを繰り広げるチームを中盤で支え、”齋藤未月らしさ”を存分に発揮しています。
まとめ
「守れて・運べる」。
そんな選手がチームにいれば、重宝されるのは当然。
湘南で”インターナショナルに”育ってきた齋藤未月は、まずはJリーグのトッププレーヤーを目指します。
その先には、”世界へのリベンジ”が待っているはずです。
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