「アマチュアからの成り上がり」
浦和ユースで育った、一般的には”サッカーエリート”とされる選手ですが・・・。
プロからのオファーは届かず、大学卒業後は社会人サッカーの道へ。
要は、プロではなく、アマチュアです。
そんな”大卒でプロになれなかった選手”が、たった半年でJリーガーに。
そして、今ではJ1リーグでプレーしているという、非常に珍しいキャリアの持ち主です。
今回は、長倉幹樹のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
長倉幹樹ってどんな選手?
Embed from Getty Images- 名前:長倉幹樹(ながくら もとき)
- 生年月日:1999年10月7日
- 出身地:埼玉県さいたま市
- 所属チーム:アルビレックス新潟
- ポジション:FW
- 背番号:27番
- 身長:177cm
- 体重:72kg
- 利き足:右
日本代表歴
- A代表:なし
- 世代別:なし
社会人サッカーからの成り上がり
大学を卒業し、最初にプレーしたのは”関東1部リーグ”。
Jリーグの下のカテゴリーで、日本では”上から4番目のリーグ”に該当します。
アマチュアとはいえ、”プロレベルの選手”が集う環境で圧巻のプレーを見せた長倉選手。
たった半年間で、群馬(J2リーグ)への加入を掴み取りました。
さらに驚きなのは、半年間なのに関東リーグ得点王に輝いていること。
町田戦での4ゴール
2024年ルヴァン杯にて、クラブ史上初となる決勝戦進出を果たしたアルビレックス新潟。
準々決勝では、”1試合4ゴール”という離れ技を披露するFWが登場。
その選手こそが、脅威の成り上がりを見せる”長倉幹樹”です。
長倉幹樹の着用スパイク
Embed from Getty Images2024年現在、長倉選手は”特定のメーカー”とは契約していないようです。
アルビレックス新潟のHPでは、”ナイキ”と”ミズノ”と掲載されていますが、
上記写真では”アディダス”のスパイクを着用しています。
長倉幹樹のプレースタイル
Embed from Getty Images「走るオールラウンダー」
- 走行距離
- 動き出しの上手さ
- ワンタッチシュートの技術
あらゆる能力が高い”オールラウンダー”。
特筆すべきは、”走る能力”で、長距離・短距離どっちもいける!
- 長距離→”1試合あたりの走行距離No.1”が頻繁に
- 短距離→DFが追いつけない
また、駆け引きが上手く、”裏抜け”や”ボックス内での動き”は見事。
ワンタッチシュートも得意で、FWとしての素養を完備しています。
長倉幹樹の経歴
- NEOS FC
- 浦和レッズJr.ユース
- 浦和レッズユース
- 順天堂大学サッカー部
- 東京ユナイテッドFC(関東リーグ)
- ザスパクサツ群馬
- アルビレックス新潟
小学生時代
小学生時代は、NEOS FCでプレーしています。
5人兄弟の次男で、兄の影響で5歳の時にサッカーをスタート。
幼い時から技術が高く、トレセン(選抜チーム)でのプレー歴もあるようです。
中学・高校生時代
中学・高校生時代は、浦和レッズの下部組織でプレーしています。
- 浦和レッズJr.ユース
- 浦和レッズユース
小柄ながらも、”駆け引きの上手さ”は当時からの武器。(参照:サッカーダイジェスト)
高校生になると身長も伸び、それもあってか1年生から試合に絡めるように。
2015年には、Jユース杯決勝戦にも出場し、日本一を経験しています。
しかし、トップチームからのお声はかからず。
浦和ユース時代のチームメイト
・橋岡大樹(同期)
・荻原拓也(同期)
・シマブク カズヨシ(同期)
・鈴木彩艶(3学年後輩)
大学生時代
大学生時代は、順天堂大学サッカー部でプレーしています。
「とにかく強いチームで成長したい」という想いを持っての進学。(参照:サッカーダイジェスト)
1年生からトップチーム入りを果たし、4年時には天皇杯にも出場。(ザスパと対戦)
それでも古巣はおろか、プロからの正式なオファーもなし。
卒業後は、”社会人サッカーの道”へと進みます。
大学時代のチームメイト
・名古新太郎(3学年先輩)
・旗手怜央(2学年先輩)
・杉山直宏(1学年先輩)
・土信田悠生(同期)
・藤原悠汰(同期)
・寺山翼(1学年後輩)
・野田武瑠(3学年後輩[YouTuber]) など
東京ユナイテッドFC
2022年に東京ユナイテッドFCに入団します。
アマチュア契約のため、アルバイトをしながらサッカーの練習をする日々。
そんな中で迎えた関東リーグ開幕戦で、いきなり2ゴール。
さらに、第2節も2ゴール。
得点王争いのトップを走っていたこともあり、夏にはザスパからのオファーが。
苦しい”下積み期間”となりますが、たったの半年間で陽の当たる世界へと進みます。
東京Uでの成績
・2022年:9試合8ゴール(関東1部・途中退団)
東京Uでのプレー歴がある選手
・岩政大樹
・下村東美
・日髙慶太
・野田武瑠[YouTuber] など
ザスパクサツ群馬
2022年8月にザスパクサツ群馬に移籍します。
”2カテゴリーup”したJ2リーグでも、すぐにスタメンに定着。
怪我で離脱した期間もありましたが、”主力”であることは揺らがず。
そして、またしても”夏”にオファーが。
群馬での成績
・2022年:6試合2ゴール(J2・途中入団)
・2023年:29試合5ゴール(J2・途中退団)
群馬時代のチームメイト
・細貝萌
・櫛引政敏
・風間宏希
・仙波大志
・樺山諒乃介
・佐藤亮 など
アルビレックス新潟
2023年7月にアルビレックス新潟に移籍します。
2年目となる、2024年の5月頃からスタメンに定着。
2024年ルヴァン杯決勝戦に進出にも貢献し、世間からの注目度も急上昇中です。
新潟での成績
・2023年:10試合1ゴール(J1・途中入団)
まとめ
アマチュアからJ1リーグに上り詰めたFW。
そんなキャリアを知ると、”ヴァーディー(元・イングランド代表)”を思い出す選手も多いのではないでしょうか?
今後、長倉選手が”日本代表”に入る時がやってくるのなら・・・
”和製ヴァーディー”というあだ名が、更にしっくりくるでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
あなたが楽しめるような記事を、約500記事書いています。
ぜひ、気になる記事を読んでいってください。
サッカーをきっかけに、楽しい毎日を!!
コメント