「雑草魂を持つMF」
- 高校時代に日本一を経験
- 東京五輪世代の立ち上げメンバー(高校時代)
- 大卒1年目で開幕スタメン(J1)
これだけ聞くと、プロの中でも「エリート」って感じがします。
いや、エリートといえる経歴です。
ただ、大学時代は4年生まで試合に出られず、就職活動に取り組んだことも。
そんな選手がJ1で試合に出て、イングランド(2部)からもオファーを受けることに。
今回は、瀬古樹のプレースタイルと経歴をご紹介します。
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瀬古樹ってどんな選手?
Embed from Getty Images- 名前:瀬古樹(せこ たつき)
- 生年月日:1997年12月22日
- 出身地:東京都足立区
- 所属チーム:ストーク シティFC(イングランド2部)
- ポジション:MF
- 背番号:未定
- 身長:175cm
- 体重:71kg
- 利き足:右
日本代表歴
- A代表:なし
- 世代別:U-18日本代表(2015年)
大学時代は会計係
Embed from Getty Images明治大学サッカー部といえば”超・強豪”。
そして、1学年約15名の少数精鋭としても知られています。
部員には部活動の運営も一任されており、各メンバーが役割を全う。
瀬古選手は会計係を担当し、100万円単位のお金を管理していたようです。(参照:REAL SPORTS)
クレジットカード会社に内定
Embed from Getty Images高校時代には”世代別代表”への選出歴もある瀬古選手。
「大学では1年からトップチームかな?」なんて思ってしまいますが・・・
意外なことに、出場機会を得たのは大学4年生から。
プロを目指しつつも就職活動も行い、クレジットカードの会社から内定をもらっていました。(参照:UDN SPORTS)
瀬古樹の着用スパイク
メーカー:ミズノ
瀬古選手は、ミズノの”アルファ”を着用しています。
ミズノ史上、最も”軽量性”を追求したスパイク。
1歩目の蹴り出しやクッション性も兼ね備えた人工皮革のスパイクです。
瀬古樹のプレースタイル
Embed from Getty Images「中盤を司るバランサー」
ポジションはボランチ。
攻撃にリズムをもたらし、球際ではしっかりと戦ってくれる。
サボることなく、”やるべきこと”を完遂し、攻守にハードワークできる選手です。
キック精度にも定評があり、直接FKを沈めたこともあります。
瀬古樹の経歴
- 横浜F.マリノス プライマリー
- 三菱養和巣鴨ジュニア
- 三菱養和Jr.ユース
- 三菱養和ユース
- 明治大学サッカー部
- 横浜FC
- 川崎フロンターレ
- ストーク シティFC(イングランド)
小学生時代
小学生時代は、2つのクラブでプレーしています。
- 横浜F.マリノス プライマリー
- 三菱養和巣鴨ジュニア
3歳の時に、兄の影響でサッカーを開始。
マリノスの下部組織に入団しますが、”家から遠い”こともあって1年で退団。
チームからの紹介で、三菱養和に入団しています。(参照:川崎フロンターレ公式HP)
中学・高校生時代
中学生時代は、三菱養和でプレーしています。
- 三菱養和Jr.ユース
- 三菱養和ユース
中学2年生にして、U-15の全国大会に出場。
高校2年時には、クラブユースで日本一を経験。
この時の優勝は、大会史上初の”街クラブの日本一”として語り継がれています。(参照:川崎フロンターレ公式HP)
三菱養和時代のチームメイト
・相馬勇紀(1学年先輩)
・ディサロ燦シルヴァーノ(1学年先輩)
大学生時代
大学生時代は、明治大学サッカー部でプレーしています。
”東京五輪世代の立ち上げメンバー”だった瀬古選手ですが、1年生の時はカメラ係。(参照:REAL SPORTS)
2年、3年も下のカテゴリーでのプレーが続き・・・
トップチームに昇格したのは、大学4年生の時のこと。
この1年間で”大学3冠”を達成し、関東リーグ ベスト11にも選出。
そして、プロ内定も勝ち取り、まさに「人生が変わった」といえる1年間を過ごしています。
明治大学時代のチームメイト
・森下龍矢(同期)
・安部柊斗(同期)
・中村帆高(同期)
・佐藤亮(同期)
・常本佳吾(1学年後輩)
・小柏剛(1学年後輩)
・柴戸海(1学年後輩)
・早川友基(1学年後輩)
・佐藤凌我(1学年後輩)
・佐藤瑶大(1学年後輩) など
横浜FC
Embed from Getty Images2020年に横浜FCに入団します。
入団の決め手は、”1番最初に声をかけてくれたこと”。(参照:明スポ)
開幕戦からスタメン出場を果たし、初ゴールも記録。
2年目にはキャプテンに就任。
最下位でのJ2降格となったものの、中盤の底での舵取りは見事でした。
横浜FCでの成績
・2020年:33試合2ゴール(J1)
・2021年:33試合1ゴール(J1)
横浜FC時代のチームメイト
・三浦和良
・中村俊輔
・松井大輔
・南雄太
・イバ
・小川慶治朗
・ジャーメイン良
・手塚康平
・松尾祐介 など
川崎フロンターレ
Embed from Getty Images2022年に川崎フロンターレに移籍します。
「厳しい競争」の中で、移籍初年度はなかなか試合に絡めず。
大学時代と同様、日々の努力を欠かさず、出場機会は徐々に増加。
時にはSB(サイドバック)もこなしつつ、本職・ボランチでの存在感も高めています。
川崎での成績
・2022年:13試合0ゴール(J1)
・2023年:28試合1ゴール(J1)
・2024年:25試合0ゴール(J1)
川崎時代のチームメイト
・谷口彰悟
・家長昭博
・小林悠
・山根視来
・大島僚太
・橘田健人
・脇坂泰斗
・チャナティップ
・レアンドロ ダミアン
・高井幸大
・山田新
・宮代大聖
・瀬川祐輔 など
ストーク・シティFC(イングランド)
2024年8月にストーク・シティFCに移籍します。
まだ”川崎の絶対的主力”ではなかったこともあり、Jリーグファンが「え!?」と驚くような移籍劇。
ストークは、2008-09シーズンから約10年間にわたってプレミアリーグに属していたクラブ。
イングランド2部ではありますが、”大きなステップアップ”であることは間違いありません。
まとめ
川崎では、準レギュラー的な立ち位置。
そんな選手に、欧州からオファーが届くようになった。
”瀬古の移籍”は、「日本人選手の評価が高くなった」ことの象徴かもしれません。
学生時代から”雑草魂”を持ち、下から這い上がってきた選手。
今回も、期待に応えてくれるかもしれません。
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