「史上最高の日本代表監督へ」
代表活動で最も大きな大会がW杯。
4年に1度行われる大会で、世界中のサッカーファンのみならず、サッカーに馴染みのない方々も夢中になる大会です。
それゆえに、代表メンバーは”4年周期”でメンバーがガラッと変わります。
選手のみでなく、監督やコーチも同様。
そんな中、日本史上初・W杯後も日本代表監督を継続となった人。
それが、森保一監督です。
今回は、森保一監督の経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
森保一監督ってどんな人?
- 名前:森保一(もりやす はじめ)
- 生年月日:1968年8月23日
- 出身地:静岡県掛川市
- ポジション(現役時):MF
- 身長:174cm
- 利き足:右
愛称は”ポイチ”
「森保一」→「森 保一(もり ぽいち)」
名前を見た”同級生の勘違い”から始まり、いつしかニックネームに。
選手時代から、”ポイチ”というあだ名で親しまれていました。
息子はYouTuberのLISEM
森保3兄弟は、揃って”サンフレッチェ広島ユース出身”。
- 長男:広島ユース→法政大学→カマタマーレ讃岐→海外プロ(U-18日本代表経験者)
- 次男:広島ユース→流通経済大学→海外プロ
- 三男:広島ユース→立教大学→アメリカでセミプロ(大学は休学中)
長男(しょうへい)・次男(けーご)は、サッカー系YouTuberの”LISEM”の一員。
登録者数は27万人で、プロ顔負けの実力を持つサッカー系YouTuberです。(2023年9月時点)
森保監督は人格者
Embed from Getty Images- 挨拶をする
- 時間を守る
相手に敬意を持ち、礼儀正しく。
インタビューでは、必ずサポーターやスポンサーへの”感謝”を述べる。
選手たちが「怒られた」というのは、決まって”挨拶”などの人間的な部分。
近くにいる人ほど、「森保監督の人間性」を尊敬しています。
大舞台での国歌斉唱では、目頭を熱くするほどの熱い男。
一戦一戦、常に全力です。
ドーハの悲劇とドーハの歓喜
Embed from Getty Images- ドーハの悲劇:1993年にあと数秒でW杯出場を逃した。
- ドーハの歓喜:2022年W杯でドイツ代表・スペイン代表に勝利。
森保監督は、ドーハの悲劇・歓喜をピッチで経験。
ドーハの悲劇は選手として、ドーハの歓喜は監督として。
約20年の時を経て、絶望を歓喜へと変えました。
Embed from Getty ImagesW杯には2大会参加
Embed from Getty Images森保JAPANとしてW杯に参加したのは1回。
現在は、2026年W杯では、ベスト8以上という目標を再度掲げています。
実は、森保監督は2018年ロシアW杯にも参加。
西野JAPANのコーチとして、チームをベスト16に導いています。
森保一監督の現役時代の経歴
Embed from Getty Images- 長崎日本大学高校
- マツダ(サンフレッチェの前身)
- サンフレッチェ広島
- 京都パープルサンガ(現・京都サンガFC)
- サンフレッチェ広島
- ベガルタ仙台
森保監督は、現役時代に3つのプロクラブでプレー。
中でも最も長い時間を過ごしたのは、サンフレッチェ広島。
前身のマツダ時代を含めると、14年間在籍。
1993年のJリーグ開幕戦にはスタメン出場。
この時の広島のスタメンには、現在指導者として活躍している方々も大勢います。(参照:Jsports)
- 片野坂知宏(元ガンバ大阪監督など)
- 風間八宏(現セレッソ大阪技術委員長)
- 高木琢也(元V・ファーレン長崎監督など)
また、1992年から5年間にわたって日本代表としてもプレー。
A代表出場数は35試合です。
Embed from Getty Images監督としての経歴
- サンフレッチェ広島
- 日本代表(東京五輪世代)
- 日本代表
現役引退後は、U-20日本代表、サンフレッチェ広島、アルビレックス新潟でのコーチを経て、2012年から監督業をスタートしています。
サンフレッチェ広島
Embed from Getty Images2012年にサンフレッチェ広島の監督に就任します。
就任1年目でJリーグ優勝を果たし、翌年は2連覇を達成。
6シーズンで3度のリーグ制覇という、「広島の黄金時代」を築き上げました。
広島時代に指導した選手
・佐藤寿人
・西川周作
・森脇良太
・青山敏弘
・浅野拓磨
・佐々木翔
・塩谷司
・ミキッチ
・ドウグラス など
日本代表(東京五輪世代)
Embed from Getty Images2017年10月に、東京五輪世代の日本代表監督に就任します。
地元での五輪開催のため、予選は免除。
新型コロナウイルスの影響もあり、まさかの”無観客開催”。
ホームの利点を最大限に生かせない状況ではあったものの、強豪相手に互角以上の戦いを見せました。
結果的には、ベスト4。
メダルには、あと一歩手が届きませんでした。
東京五輪日本代表メンバー
・上田綺世
・前田大然
・三笘薫
・田中碧
・堂安律
・冨安健洋
・板倉滉
・久保建英(飛び級) など
日本代表
2018年7月に日本代表監督に就任します。(五輪代表監督と兼務)
カタールW杯アジア最終予選では、最初の3試合で”まさかの2敗”。
W杯出場に黄色信号が点ったこともあり、バッシングは過去最大級に。
しかし、2022年カタールW杯では”死の組”を首位突破する快挙。
日本代表をベスト16へと導き、評価を一変させました。
そして、W杯終了後も日本代表監督の続投が決定。
2023年9月には、ドイツをスコア・内容ともに圧倒。(4-1で勝利)
「史上最強の日本代表」とも言えるチームを作り上げています。
まとめ
日本代表は、日本サッカーにおいて最もレベルが高い集団。
それゆえに注目度は高く、良ければ賞賛・悪ければ批判が激しい世界です。
発足時は賞賛から始まったチームも、いつしか批判の嵐に。
覚悟していたとはいえ、胃が痛くなる毎日だったはずです。
迫り来る重圧を跳ね除け、W杯ベスト16入り。
あの躍進で、日本サッカーファンを完全に味方につけました。
そして現在、”結果”に加えて”内容”にも拘り始めた森保監督。
「史上最強の日本代表」の構築に、大きな期待が寄せられています。
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