「日本のDFリーダー」
高卒3年目までは試合に出れない日々が続いた若手DF(ディフェンダー)は、いつしか日本代表に。
東京五輪、カタールW杯を経験し、選手としての価値を高めた板倉選手。
”世界トップクラスのDF”への階段を、1歩ずつ登っています。
今回は、板倉滉のプレースタイルと経歴をご紹介します。
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【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
板倉滉ってどんな選手?
- 名前:板倉滉(いたくら こう)
- 生年月日:1997年1月27日
- 出身地:神奈川県横浜市
- 所属クラブ:ボルシアMG(ドイツ)
- ポジション:DF/MF
- 利き足:右足
- 背番号:3番(日本代表では4番)
- 身長:187cm
- 体重:75kg
日本代表歴
Embed from Getty Images日本代表デビューは22歳。
2019年コパアメリカで初めて招集され、2022年に日本代表の主力に定着しました。
世代別日本代表にはU-18から招集されています。
2021年クラブ最優秀選手に選出
Player of the yearに選出されました!
— 板倉滉 (@kougogo1270) May 22, 2021
フローニンゲンのチームメイト、コーチングスタッフ、サポーター、日本で応援してくれた皆んなに感謝!! https://t.co/uL5Za9okgA
2020-21年シーズン、フローニンゲンの年間最優秀選手に選出されました。
当時オランダでプレーしていた板倉選手。
オランダの地で成長し、大きな飛躍を遂げました。
YouTuberとのつながり
板倉選手の専属料理人は、YouTuberのIKEさん。
JFLでのプレー経験もある元サッカー選手です。
vlogを投稿し、その中で”アスリート向けの料理”を制作。
IKEさんのチャンネルの視聴者だった板倉選手がコンタクトを取り、専属シェフになりました。
LISEMのしげさんには、ユニフォームをプレゼントしています。
プレミアリーグに移籍の噂
🏴熱視線🇯🇵
— 超ワールドサッカー (@ultrasoccer) January 2, 2024
板倉滉にプレミアから熱視線? 足首手術後復帰していない中で移籍に精通するロマーノ氏が報告「トップクラブが2024年注目する選手」
🔗https://t.co/Qs2RSOYF8j
🇩🇪ボルシアMGの #板倉滉 に🏴プレミアリーグのクラブから熱視線が送られているという
ドイツでプレーし、日本代表では不動のCB(センターバック)。
各国スカウトからの注目度も鰻登りです。
噂されているクラブは、強豪クラブばかり。
- リヴァプール(イングランド)
- トッテナム(イングランド) など
いずれは、”ビッグクラブ”でプレーするかもしれません。
板倉滉の着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー:ナイキ
板倉選手は、ナイキの”ティエンポ”を着用しています。
ティエンポシリーズは、革の柔らかさとクッション性が特徴のスパイク。
ナイキの中で唯一の天然皮革のシリーズで、幅も広めなスパイクです。
※子供向け、フットサル用のシューズもあります。
板倉滉選手のプレースタイル
Embed from Getty Images「現代型のCB」
- 対人プレーでの強さ
- 空中戦での強さ
- 足元の技術
板倉選手は、日本代表不動のCB(センターバック)。
対人プレーの強さ、空中戦で高い勝率を誇ります。
つまり、”地上でも空中でも強いDF”です。
MFとしてプレーすることもあった板倉選手は、足元の技術も抜群。
まさに、”現代型のCB”と言える選手です。
板倉滉選手の経歴
- 高木FC
- さぎぬまSC
- あざみのF.C
- 川崎フロンターレU-12
- 川崎フロンターレU-15
- 川崎フロンターレU-18
- 川崎フロンターレ
→ベガルタ仙台 - マンチェスターシティ
→FCフローニンゲン(オランダ)
→シャルケ(ドイツ2部) - ボルシアMG(ドイツ)
小学生時代
小学生時代は、4つのクラブでプレーしていました。
- 高木FC
- さぎぬまSC
- あざみのF.C
- 川崎フロンターレU-12
今はDFとしてプレーしていますが、当時はドリブルを武器とするFW。
小学4年生の時に、川崎フロンターレ下部組織のセレクションを受けて合格。
川崎フロンターレU-12に入団します。
板倉選手は川崎フロンターレU-12(12歳以下)の一期生です。
中学・高校生時代
中学・高校生時代は、川崎フロンターレユースでプレー。
- 川崎フロンターレU-15
- 川崎フロンターレU-18
今でこそ長身の板倉選手ですが、中学生までは平均より少し高いくらい。
高校一年時に急激に背が伸びて、空中戦でも強さを発揮。
川崎フロンターレU-18では、1年生にして主力に定着しました。
※2014年には二種登録としてトップチームにも帯同しています。
二種登録
二種登録(18歳以下のチーム)に所属しながらも、Jリーグの公式戦に出場することが認められる制度のこと。
川崎フロンターレ
Embed from Getty Images2015年に川崎フロンターレに昇格します。
川崎の選手層は厚く、3年間でリーグ戦の出場はたったの7試合。
プロ4年目を迎えるタイミングで、更なる成長のために板倉選手はレンタル移籍を決断します。
※三好康児選手は、ユースからの同期です。
川崎時代の成績
・2015:0試合0ゴール
・2016:2試合0ゴール
・2017:5試合0ゴール
レンタル移籍(期限付き移籍)
所属しているチームとの契約は残しているが、期間を定めて別のチームでプレーをすること。
ベガルタ仙台
Embed from Getty Images2018年に、ベガルタ仙台にレンタル移籍。(2022年現在、ベガルタはJ2に所属)
主力として24試合に出場し、ベガルタ史上初の天皇杯決勝にも進出。
J1での実績を残し、「王者川崎フロンターレに帰還する」と思った方も多いはず。
しかし、板倉選手はこのタイミングで海外移籍を決断します。
移籍先はマンチェスター・シティ。
このニュースには、多くのサッカーファンが驚きました。
仙台時代の成績
・2018:24試合3ゴール
FCフローニンゲン
Embed from Getty Images2019年にFCフローニンゲンに移籍します。
噂通り、マンチェスター・シティと契約。
しかし、ビッグクラブでの出場機会は見込めず、まずはオランダで武者修行。
2年目にレギュラーに抜擢。
3年目となる2020-21シーズンは背番号5番を背負い、34試合に出場しました。
フローニンゲンでの成績
・2018-19:0試合0ゴール(途中加入)
・2019-20:22試合0ゴール
・2020-21:34試合1ゴール
2019-20シーズンは、堂安律選手もFCフローニンゲンでプレーしています。
シャルケ04
Embed from Getty Images2021年夏、シャルケ04にレンタル移籍します。
シャルケは、CL(チャンピオンズリーグ)ベスト4に輝いたこともある強豪クラブ。
しかし、2020-21シーズンに2部に降格。
板倉選手は”1年で1部復帰”のために獲得されました。
その期待に、結果で応えた板倉選手。
34試合に出場し、DFながらも4得点の大活躍。
シャルケはブンデスリーガ2部で優勝し、1年での1部復帰を果たしました。
シャルケは板倉選手を完全移籍での獲得を熱望。
しかし、マンチェスター・シティと金額面で折り合わず、シャルケは板倉選手の獲得を断念。
シャルケでの成績
・2021-22:31試合4ゴール(ドイツ2部)
板倉選手と入れ替わりで、吉田麻也選手が加入しました。
ボルシアMG
Embed from Getty Images2022年夏に、ボルシアMGに移籍します。
複数チームによる争奪戦の末、チームに加入した板倉選手。
CBのレギュラーとして、毎試合先発メンバーに名を連ねています。
ボルシアMGでの成績
・2022-23:24試合0ゴール
板倉選手の移籍先「ボルシアMG」について
板倉選手の所属するボルシアMGについて解説します。
- チーム名:ボルシア・メンヒェングラートバッハ
- ホームタウン:メンヒェングラートバッハ
- 創設:1900年
- チームカラー:緑・黒・白
- スタジアム:ボルシア・パルク(54,000人収容)
メンヒェングラートバッハについて
メンヒェングラートバッハはドイツの西側にある人口約26万人の街です。
すぐお隣にはオランダが位置しています。
多くの日本人が暮らす「デュッセルドルフ」にも近く、日本人も住みやすい街です。
ボルシアMGについて
Embed from Getty ImagesボルシアMGはドイツ・ブンデスリーガで5回の優勝を誇る古豪です。
近年は、上位と中位をいったりきたり。
しかし、サッカーファンを驚かすインパクトを残すことも。
- 2020-21シーズン:チャンピオンズリーグベスト16
- 2021-22シーズン:vsバイエルン・ミュンヘン 1勝1分
2011-12シーズンには、ロンドン五輪で大活躍した大津祐樹選手(現・ジュビロ磐田)も所属していました。
まとめ
日々たくましさを増す板倉選手。
彼がいるだけでDFラインに安定感をもたらし、チームに安心感を与えます。
「歴代日本人No.1 CB」と呼ばれる日は、もうすぐそこです。
2026年W杯に向けて、さらなるステップアップに注目です。
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