『欧州→日本のフライト時間・時差・渡航費用』
8大会連続でのW杯出場を決めたサッカー日本代表。
W杯のアジア予選で圧倒的な強さを見せた日本代表のメンバーは、いまや”欧州の強豪国”でプレーするばかり。
「史上最強」と呼ばれるのも、納得です。
ただ、そこで1つの疑問が浮かびました。
「欧州でプレーしている選手って、どのくらいの時間をかけて日本に帰ってきてるんだろう?」
日本で開始される試合では、スタジアムは青一色。
- 自分たちへの声援が飛びかう
- 慣れ親しんだ気候・食事
- OFFの時間も快適
まぎれもなく、”ホーム”と呼ぶに相応しい環境です。
しかし、”コンディション”はどうでしょうか?
自分の経験談で言えば、”3~4時間の移動”でさえ、やや身体が重かった記憶があります。
そんな中、代表選手たちはヨーロッパから移動している。
フライト時間はもちろん、時差もかなりキツいはず。
そして、”選手のコンディション”を考慮し、JFA(サッカー協会)もかなりの金額を投じているでしょう。
今回は、欧州から日本へのフライト時間と時差。
そして、移動にかかる費用。
おおよそ、「このくらいかな?」というものをまとめました。
サッカーに関する記事ですが、”純粋にフライト時間が気になる”という方も楽しんでみてください!
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初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。


欧州から日本へのフライト時間・時差
国名 (都市名) | フライト時間 | 時差 (日本の方が早い) |
---|---|---|
イギリス (ロンドン) | 約 11時間40分 | 9時間 |
ドイツ (デュッセルドルフ) | 約 13時間 | 7時間 |
オランダ (アムステルダム) | 約 13時間20分 | 7時間 |
フランス (パリ) | 約 13時間50分 | 7時間 |
フライト時間を調べてわかったのは、”半日間も飛行機に乗っている”ということ。
いくら質の良い席(シート)でも、足腰が痛くなったりするでしょう。
少し遡ると、高原直泰さん(元・日本代表)が飛行機での移動中に”エコノミークラス症候群”を患ったことがありました。(参照:朝日新聞デジタル)
それに加え、”時差”もあります。
上記の表を見ると、サッカーが盛んな”欧州の西の方”だと、7時間は時差があります。
日本と欧州の時差
・AM 7:00→AM 0:00
・PM 1:00→AM 6:00
・PM 9:00→PM 2:00
※左が日本時間、右が欧州の時間。
どれだけ規則正しい生活を続けていても、これは体内時計が狂ってしまいます。
わかっているつもりでした。
改めて数字に直すと、これはキツい・・・。
もしかしたら、サッカーの試合以上に体力が奪われているかもしれません。
それを言い訳にせず、”ハイパフォーマンス”を見せ続ける欧州組。
サッカーの実力はもちろんですが、体の丈夫さも化け物だ・・・。
もちろん、最大級の褒め言葉です。
欧州から日本までの費用
国名 (都市名) | エコノミークラス | ファーストクラス |
---|---|---|
イギリス (ロンドン) | 約 30万円 | 約 240万円 |
ドイツ (デュッセルドルフ) | 約 25万円 | 約 250万円 |
オランダ (アムステルダム) | 約 30万円 | 約 250万円 |
フランス (パリ) | 約 30万円 | 約 250万円 |
前の章にて、”移動の過酷さ”はよくわかりました。
その移動には、もちろん”お金”がかかります。
海外旅行をしたことがある方は経験したと思いますが、「けっこう費用が高い・・・」ってなりますよね。
それは、エコノミークラスであっても。
そして今回は、一般人ではなく、サッカー日本代表のお話。
”サッカー”という超・メジャーな競技における、日本の頂点にいる方々。
当然、”ファーストクラス”でしょう。
その場合・・・
費用は、『1人あたり約250万円』。
日本代表メンバー27名が全員ヨーロッパ組だと仮定すると、
250万×27=6,750万円!!!
もちろん、スポンサー様から費用を負担してもらっているかもしれませんが、
1回の帰国に、”凄まじいお金”がかかっているということがよくわかります。
チャーター機の費用
Embed from Getty Images2024年に、宮本恒靖氏がJFAの会長に就任。
元・日本代表キャプテン、元・海外組という実績があり、”選手の気持ち”をよく理解しています。
それもあって、就任直後から様々な改革を実行中。
その1つが、”チャーター機の手配”です。
選手のコンディションを考慮し、各選手の本拠地(試合会場)で複数人が乗り合わせて日本に帰国。
わざわざ”国際空港”に向かわなくても良いので、移動時間が劇的に減っていることでしょう。
これ、本当にスゴイことだと思います。
調べてみたところ、チャーター機にもいろいろな種類があるようです。
- 小型(約4~5人)
- 中型(約8~10人)
- 大型(約13人) など
今回はわかりやすくするために、”大型機”で計算してみます。
”大型機の欧州→日本の往復料金”が、おおよそ6,000万円。(1機あたり)
チャーター機は片道だと思うので、”1/2”の3,000万円。
27名乗るとなると、大型機×2なので、『3,000万×2=6,000万円』。
もちろん、この数字は私が「こんな感じかな?」で導き出した数字。
正確な金額ではありません。
スポンサー様からの支援があるかもしれないし、これ以上にかかっているかもしれません。
とはいえ、”大金をかけている”ということは事実です。
日本代表の強化は選手だけでなく、”見えない努力も山ほどある”ということですね。
チャーター機とは?
臨時便のこと。
本来であれば”乗り継ぎ”が必要な区間でも、お客さんの要望に合わせて目的地に”直行”するもの。
例えば、
”オランダ→カタール(乗り継ぎ)→日本”のように乗り必要な場合でも、
”オランダ→日本”に直行します。
まとめ
我々からすれば嬉しい”ホーム(日本)”での国際Aマッチ。
選手からしても、大歓声に包まれる喜びと、日本代表としての誇りを持っているでしょう。
その反面、”移動の過酷さ”も、よくわかりました。
この事実を知れたことで、ホームゲームの際はいつも以上に応援できる気がします。
また、大きなお金がかかっていることも同様です。
”グッズを買って貢献しようかなぁ〜”という気持ちが強くなりました。
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