「エレガントな左足」
”エレガントな左足”から繰り出される、人々を魅了するような放物線。
チャント(応援歌)の通り、「うわぁ〜!」という感嘆詞が出てしまうような美しいキックを見せてくれます。
レイソル育ちではあるものの、在籍年数には見合わないほどに愛されている選手。
4年半の時を経て、日立台に帰ってきました。
今回は、手塚康平のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
手塚康平ってどんな選手?
Embed from Getty Images- 名前:手塚康平(てづか こうへい)
- 生年月日:1996年4月6日
- 出身地:栃木県宇都宮市
- 所属チーム:柏レイソル
- ポジション:MF
- 背番号:37番
- 身長:176cm
- 体重:66kg
- 利き足:左
日本代表歴
- A代表:なし
- 世代別:U-15(2011年)〜U-16
柏ユース育ち
Embed from Getty Images中学生の頃に、柏レイソルの下部組織に入団。
プレミアリーグEASTで優勝した時(2014年)の主力選手で、トップチームでもゲームメーカーを任された選手。
「ゲームを支配している」という表現がしっくりくるような活躍でした。
しかし、2019年に再度就任したネルシーニョ監督の期待には応えられず・・・。
なかば、”出番を失う形”での退団でした。
あれから4年半がたち、再度レイソルの一員に。
柏サポーターのTL(タイムライン)は、「手塚」で溢れかえるほどの歓迎ぶりです。
逆輸入Jリーガー
Embed from Getty Images高校時代にはレイソルの二種登録選手にはなったものの、トップ昇格には至らず。
プロキャリアのスタートは、ニュージーランドでした。(参照:Jリーグ公式HP)
わずか1年の在籍ではありますが、「逆輸入Jリーガー」の1人です。
弟・手塚貴大
弟・手塚貴大もサッカー選手。
地元・栃木ユースで育ち、現在はシンガポールでプレー。
所属する「ゲイラン・インターナショナル」では、”4番・MF”。
上位争いをするクラブのレギュラーです。
手塚貴大の経歴
・ともぞうSC
・栃木SC Jr.ユース
・栃木SCユース
・筑波大学
・アルビレックス新潟シンガポール
・ゲイラン・インターナショナル
嫁が美人で、ネットがザワついた!
「奥さん美人!!」
手塚選手が結婚を発表した際に、ネットでは大賑わい!
”通算試合出場記録”の表彰がある際には、我々の元に登場してくれるかもしれません。
ちなみに、現在は”Jリーグ通算185試合出場”なので、節目になるのは200試合ですね。(2024年8月時点)
手塚康平のチャント(応援歌)
手塚康平の着用スパイク
メーカー:MIZUNO(ミズノ)
手塚選手はミズノの”モレリアⅡ”を着用しています。
軽く・柔軟性・素足感覚をバランス良く備えた天然皮革のスパイクです。
手塚康平のプレースタイル
Embed from Getty Images「ゲームメーカー」
- 視野の広さ・展開力
- 左足のキック精度
- ロングスロー
ポジションはボランチ。
ピッチの中央に構え、ゲームメーカーとして、攻撃のリズムを作り出します。
最大の強みは、”左足のキック精度”。
手塚康平の存在1つで、FK・CKの得点率は格段に跳ね上がります。
近年は、”ロングスロー”も習得。
手足ともに、”飛び道具”を有しています。
手塚康平の経歴
- ともぞうSC
- 柏レイソルU-15
- 柏レイソルU-18
- オネハンガスポーツ(ニュージーランド)
- 柏レイソル
- 横浜FC
- サガン鳥栖
- 柏レイソル
小学生時代
小学生時代は、ともぞうSCでプレーしています。
幼稚園の頃からサッカーを始め、7年間所属。(参照:ともぞうSC公式HP)
小学6年生の時には、全国大会にも出場しています。
当時の背番号は10番。
中学・高校生時代
☀️Welcome back KOHEI☀️#手塚康平 選手#ともぞうSC 出身#柏レイソル #NoREYSOLNoLIFE #柏レイソルアカデミー96年組 https://t.co/nG3PJIDatG pic.twitter.com/qVA0qA2h8z
— 柏レイソルアカデミー (@kswacademy) August 5, 2024
中学・高校生時代は、柏レイソルの下部組織でプレーしています。
- 柏レイソルU-15
- 柏レイソルU-18
高校2年から主力に定着。
3年時には、高校最高峰の”プレミアEAST”で優勝。
2位に”勝ち点10差”をつけるという、圧倒的な強さでのタイトル獲得です。
・中谷進之介(1学年先輩)
・白井永地(1学年先輩)
・中山雄太(同期)
・上島拓巳(同期)
・松本健太(同期)
・伊藤達哉(1学年後輩)
・浮田健誠(1学年後輩)
・古賀太陽(2学年後輩) など
オネハンガスポーツ(ニュージーランド)
2015年にオネハンガスポーツに入団します。
在籍期間は1年間。
現在は、”オークランド・ユナイテッドFC”として活動中。(元・日本代表の高橋秀人が所属)
柏レイソル
Embed from Getty Images2016年に柏レイソルに移籍します。
加入2年目に頭角を表し、ボランチのレギュラーに定着。
新潟戦の直接FK、FC東京戦のロングシュートをキッカケに、サッカーファンからの知名度は鰻登り。
「新たなゲームメーカー」が誕生するも、右膝の全十字・半月板を負傷。
柏レイソルの歴史において、「あの怪我がなければ・・・」の代表格かもしれません。
柏での成績
・2016年:0試合0ゴール(J1)
・2017年:16試合2ゴール(J1)
・2018年:18試合1ゴール(J1)
・2019年:18試合0ゴール(J2)
柏時代のチームメイト
・大谷秀和
・栗澤僚一
・大津祐樹
・伊東純也
・瀬川祐輔
・クリスティアーノ
・D.オリヴェイラ
・キム ボギョン
・オルンガ
・マテウス サヴィオ
・中村航輔
・中谷進之介
・中山雄太
・古賀太陽
・山田雄士 など
横浜FC
Embed from Getty Images2020年に横浜FCに移籍します。
恩師・下平隆宏監督からのオファーに応え、横浜へ。(参照:サッカーダイジェスト)
ボランチやトップ下での出場を重ねるも、下平監督の退任後は”準レギュラー格”といった扱いに。
2021年には、自身2度目のJ2降格を経験しています。
ちなみに、同時期には、同じく左利きの中村俊輔(元・日本代表)も所属。
横浜FCでの成績
・2020年:28試合0ゴール(J1)
・2021年:15試合2ゴール(J1)
・2022年:22試合0ゴール(J2・途中退団)
横浜FC時代のチームメイト
・三浦和良
・中村俊輔
・南雄太
・松井大輔
・斉藤光毅
・松尾佑介
・瀬古樹
・小林友希
・猿田遥己
・レアンドロ ドミンゲス
・ジャーメイン 良 など
サガン鳥栖
Embed from Getty Images2022年7月にサガン鳥栖に移籍します。
”個人昇格”でJ1に復帰。
”走るチーム”への加入で、1試合における走行距離も格段にUP。
財政難に苦しむ鳥栖ですが、強豪相手にも互角以上の戦いを見せることも。
その要因として、”ボランチ・手塚康平”が高く評価されています。(参照:サッカーダイジェスト)
鳥栖での成績
・2022年:4試合0ゴール(J1・途中加入)
・2023年:22試合1ゴール(J1)
・2024年:20試合0ゴール(J1・途中退団)
鳥栖時代のチームメイト
・小野裕二
・島川俊郎
・河原創
・本田風智
・長沼洋一
・横山歩夢
・マルセロ ヒアン など
柏レイソル
2024年8月に柏レイソルに完全移籍します。
高嶺朋樹が海外移籍し、その穴を埋める形での柏への帰還。
プレースタイルは違えど、”エレガントな左足”で柏を魅了します。
まとめ
圧倒的な身体能力があるわけでも、毎試合のようにゴール決める選手でもありません。
どちらかと言えば、”凄さ”がわかりにくい選手。
でも、「サッカー通からの評価はすこぶる高い」。
今度こそ、”柏の心臓”になることを、全・柏サポーターが待ち望んでいます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
あなたが楽しめるような記事を、約500記事書いています。
ぜひ、気になる記事を読んでいってください。
サッカーをきっかけに、楽しい毎日を!!
コメント